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ビジネスでもなく観光でもなく、でもちょっと用があってマレーシア、クアラルンプールに1泊した。マレーシアに行くのは12年ぶり。この12年間の変貌ぶりはかなりのものがある。クアラルンプールが何だか香港のようになった感じがした。都市インフラが発達し、車に乗せてもらって移動しているとあちこちが高速道路なのでどこをどう移動しているのか全然わからなかった。以前はプドゥラヤバスターミナル辺りが町の中心だったような気がするんだが、今はKLCC?ブキビタンプラザは今も変わらずシャビイなカオスショッピングセンターの香りを漂わせている一方ですぐ近くにパビリオンというバンコクのサイアムパラゴンのような高級で洗練されたショッピングゾーンが開発され、郊外にはコミュニティモールが展開していた。20年以上前にマレーシアに住んでいたことがあるが、人口はその頃に比べて2倍以上に増え、経済成長もめざましいから、市民の購買力もさぞかし強力になったことだろう。

久しぶりのマレーシア、クアラルンプール

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2011/08/13 - 2011/08/14

5017位(同エリア6065件中)

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南風の少年

南風の少年さん

ビジネスでもなく観光でもなく、でもちょっと用があってマレーシア、クアラルンプールに1泊した。マレーシアに行くのは12年ぶり。この12年間の変貌ぶりはかなりのものがある。クアラルンプールが何だか香港のようになった感じがした。都市インフラが発達し、車に乗せてもらって移動しているとあちこちが高速道路なのでどこをどう移動しているのか全然わからなかった。以前はプドゥラヤバスターミナル辺りが町の中心だったような気がするんだが、今はKLCC?ブキビタンプラザは今も変わらずシャビイなカオスショッピングセンターの香りを漂わせている一方ですぐ近くにパビリオンというバンコクのサイアムパラゴンのような高級で洗練されたショッピングゾーンが開発され、郊外にはコミュニティモールが展開していた。20年以上前にマレーシアに住んでいたことがあるが、人口はその頃に比べて2倍以上に増え、経済成長もめざましいから、市民の購買力もさぞかし強力になったことだろう。

旅行の満足度
4.0
観光
3.0
ホテル
1.5
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
鉄道 自転車
航空会社
エアアジアX
旅行の手配内容
個別手配
  • クアラルンプール国際空港に着陸する直前に撮ったニュータウンの風景。おそらく新首都プトラジャヤの近くだろう。明らかに計画された都市の区割りが見てとれた。

    クアラルンプール国際空港に着陸する直前に撮ったニュータウンの風景。おそらく新首都プトラジャヤの近くだろう。明らかに計画された都市の区割りが見てとれた。

  • こちらはKILA周辺のパームのプランテーション。初めてマレーシアにたどり着いた24年前にはスバン空港の周辺ではゴムの木を切ってパームを植え始めた頃だったので、禿山にぽつぽつと低い小ぶりのパーム椰子の木が見渡す限りに植えられている風景が記憶に残っている。デジカメの写真で見るとただの森にも見えるが、しっかり枝(?)を張ったパームの森。世界的にCO2削減と原油価格の高騰によるバイオディーゼルの導入によりパームは植えれば植えただけ儲かる木になった。もうマレーシアではパーム以外の木は見れないのではないかというほどパーム植林が進んでいる。

    こちらはKILA周辺のパームのプランテーション。初めてマレーシアにたどり着いた24年前にはスバン空港の周辺ではゴムの木を切ってパームを植え始めた頃だったので、禿山にぽつぽつと低い小ぶりのパーム椰子の木が見渡す限りに植えられている風景が記憶に残っている。デジカメの写真で見るとただの森にも見えるが、しっかり枝(?)を張ったパームの森。世界的にCO2削減と原油価格の高騰によるバイオディーゼルの導入によりパームは植えれば植えただけ儲かる木になった。もうマレーシアではパーム以外の木は見れないのではないかというほどパーム植林が進んでいる。

  • マレーシアはちょうど断食月。デパートはどこもハリラヤ(断食明け)前の大売出しでモダンなデパートのディスプレイもなぜかトラッドなマレーの民族衣装。写真はスバンジャヤのショッピングモール。

    マレーシアはちょうど断食月。デパートはどこもハリラヤ(断食明け)前の大売出しでモダンなデパートのディスプレイもなぜかトラッドなマレーの民族衣装。写真はスバンジャヤのショッピングモール。

  • ではマレーシアご自慢の新交通システム(ライトトラム)に乗ってみよう。12年前は一部開通していたものの経営が不明瞭で運行されていなかった。今回のKL訪問では是非乗ってみたいと思っていたのがこれ。基本的には東京のゆりかもめ、バンコクのBTSと同じようなものらしい。運転はコントロールセンターで行い、電車に運転手は乗っていない。この線(ラピドKL クラナ・ジャヤ線)はwずか2両編成。乗降口の入り口に電車メーカー「ボンバルディア」のネームプレートがあった。

    ではマレーシアご自慢の新交通システム(ライトトラム)に乗ってみよう。12年前は一部開通していたものの経営が不明瞭で運行されていなかった。今回のKL訪問では是非乗ってみたいと思っていたのがこれ。基本的には東京のゆりかもめ、バンコクのBTSと同じようなものらしい。運転はコントロールセンターで行い、電車に運転手は乗っていない。この線(ラピドKL クラナ・ジャヤ線)はwずか2両編成。乗降口の入り口に電車メーカー「ボンバルディア」のネームプレートがあった。

  • LRT(電車)の切符の自動販売機。右が自動販売機で左は電子マネー“Touchn Go”の販売課金機。Touchn Goは香港のオクトパスカードど同様のマルチ利用の非接触型電子マネー。鉄道の他、バス、高速道路、一部の駐車場の精算などにも使えるすぐれもの。面白いのは高速道路での利用法。ETCカードみたいに専用の読み取り機に装着してノンストップで料金所を通過する方法と無人の料金所で窓を開けてカードを改札機にピッとタッチして行く方法の2つがあります。

    LRT(電車)の切符の自動販売機。右が自動販売機で左は電子マネー“Touchn Go”の販売課金機。Touchn Goは香港のオクトパスカードど同様のマルチ利用の非接触型電子マネー。鉄道の他、バス、高速道路、一部の駐車場の精算などにも使えるすぐれもの。面白いのは高速道路での利用法。ETCカードみたいに専用の読み取り機に装着してノンストップで料金所を通過する方法と無人の料金所で窓を開けてカードを改札機にピッとタッチして行く方法の2つがあります。

  • クラナ・ジャヤ線は一部が地下鉄になっている。写真はKLCC駅。バンコクの地下鉄同様ホームはガラスの防護壁で線路と分けられている。電光掲示板に後どのぐらいで電車が来るか表示される。

    クラナ・ジャヤ線は一部が地下鉄になっている。写真はKLCC駅。バンコクの地下鉄同様ホームはガラスの防護壁で線路と分けられている。電光掲示板に後どのぐらいで電車が来るか表示される。

  • チャイナタウンのジャランペタリン。この辺りはあまり変わっていないが、チャイナタウンのメインストリートはアーケードの商店街になっていた。かつては名物の干肉のお店が並んでいたのだが、今回行くとすっかり数が少なくなっていた。この辺りは安宿が多いせいか外国人の姿を多数みかけた。

    チャイナタウンのジャランペタリン。この辺りはあまり変わっていないが、チャイナタウンのメインストリートはアーケードの商店街になっていた。かつては名物の干肉のお店が並んでいたのだが、今回行くとすっかり数が少なくなっていた。この辺りは安宿が多いせいか外国人の姿を多数みかけた。

  • 香港の女人街みたいに屋台が出るらしく朝早くから屋台の設営に忙しい人が多い。

    香港の女人街みたいに屋台が出るらしく朝早くから屋台の設営に忙しい人が多い。

  • バス会社も政府により整理され日本で見るような小奇麗でエアコンの入ったバスしか走らなくなった。小回りの効いたBAS MINIはなくなったらしい。道路の整備が進んでいるせいか、20年前のように激しい渋滞はない。この点、同じ20年でもバンコクとはずいぶんと様相が違うようになったものだ。乗用車は相変わらずプロトン社製とプロドゥア社製が多く、そこに第3の国産車メーカー、ナザの車をよく見かけた。もう一つよく目にしたのがインドネシア製トヨタAVANZA。タイでも登場時は一番安いトヨタ車として数多く流通していた車種だ。

    バス会社も政府により整理され日本で見るような小奇麗でエアコンの入ったバスしか走らなくなった。小回りの効いたBAS MINIはなくなったらしい。道路の整備が進んでいるせいか、20年前のように激しい渋滞はない。この点、同じ20年でもバンコクとはずいぶんと様相が違うようになったものだ。乗用車は相変わらずプロトン社製とプロドゥア社製が多く、そこに第3の国産車メーカー、ナザの車をよく見かけた。もう一つよく目にしたのがインドネシア製トヨタAVANZA。タイでも登場時は一番安いトヨタ車として数多く流通していた車種だ。

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