2011/04/28 - 2011/05/06
13098位(同エリア17056件中)
ちゃおさん
デンパサールはバリ島最大の都市で、行政経済の中心地。人口は50万人を越えていて、この町の南にはデンパサール国際空港もあり、タクシーで30分も掛らずに行ける距離にある。
ドライバーには町の中心ププタン広場で降ろしてもらい、ここから数分のところにある市場まで歩く。デンパサールの意味するところは、「北」の「デン」と「市場」の「パサール」(バザールから由来)から名付けられているものであり、この町に泊まるかどうかは別にして、一度は市場を見ておきたかった。それにもう既にお昼を過ぎていて、市場の周辺でお昼ご飯も食べたかったのだ。
緑濃く、良く手入れされた中央公園。オランダ植民地時代から続いている良き伝統なのかも知れない。しかしこの公園名、ププタンはインドネシア語で「行進」を意味し、日本が太平洋戦争で負けた後、スカルノを中心とする独立運動がいよいよ激しくなり、この公園に集まった群衆数万人が、独立を求め「行進」したことに由来している。
公園内には国立博物館もあるが、そこは後回しにして、先ずは中央市場に向かう。小奇麗なアーケード付の商店街が市場まで凡そ500−600m続いているが、どこか植民地風の趣も残されているが、そこにはビトン、エルメスなどの高級ブテックはないものの、この国の人に取っては、高嶺の花の瀟洒な小売店が続いていた。
市場は大体がどこの国でも雰囲気で分かる。人と物の出入りが賑やかになり、雑多な空気も漂ってくる。デンパサールもそんな風な感じの雰囲気で、市場構内の外には多くのサムロ、レモ、タクシーなどが客待ちをしている。構内に入ると、どこからともなく日本語の出来る中年のおばさんがやってきて、「何を買いたいか?」と聞いてくる。当方、お腹が空いていたので、「食事をしたい。」と言うと、市場の建物の2階の奥の方まで案内してくれ、「ここが美味しいよ。」と。
何かタイか沖縄にもあるような屋台風の小さな店で、お婆さん一人でやっている。よし、ここに決めた。ガラスケースの中の料理を幾つか選び、皿に盛ってもらい、案内おばさんも「お腹が空いている」と腹を凹ませて言うので、適当に選んでもらい、ビールもどこかから持ってきてもらい、ゆっくりと、異国の地での市場の食堂で食事した。良い思い出にもなるし、旅の気分を味わえた。
- 旅行の満足度
- 4.0
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ブサキから送ってもらったドライバーに下ろされたのは、デンパサールの中央公園。
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公園の前にはププタンの記念碑が立っている。独立の行進「ププタン」がここから始まった。
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街を走る貨物バイク。
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メインの通りは田舎町ではあるが、綺麗に整備されていた。
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そろそろ市場が近くなってきたか。駐車車両が多くなってきた。
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漸く市場にやってきた。
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野菜、果物も豊富だ。
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東南アジアはどこの国でも物が豊富で、豊かだ。
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仏様に飾る花もいっぱい売られている。
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こんな風にワンセットにして売られている。
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さて市場の2階の食堂に案内される。
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お婆さんが一人で切り盛りしている店には、海ブドウが豊富に皿盛りされていた。
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暗い場所で写真写りは良くないが・・
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さてお腹も満ちた。この町には泊まらずに今日はこれからサヌールまで行くことにしよう。
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