バンコクのタクシーで怖いめに会いました

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タイには20回近く行ってます。タイ語も日常会話程度は出来ます。
バンコクのタクシーでは、以前にふっかけられたり、遠回りされたり、何度か嫌な思いをしたこともあり、タクシーの乗り方にも注意して心得ていたつもりです。
タクシーでの事件も多数聞いていたのですが、まさか自分の身に降りかかるとは！
今回初めてタクシーでとても怖い目に会いました。

ﾁｮﾉﾝｼｰのホテルを19時半に出て、ホテル近くのソイを走ってるタクシーを止め行き先（ｽﾜﾝﾅﾌﾞｰﾑ）を告げると、３台立て続けに400〜500バーツの値段交渉を迫ってきたので乗車を拒否し、４台目のタクシーがＯＫと言ったので乗り込むと、座席に座ってから500バーツと言ってきた。
タイ語で“いいえ、メーターを使ってくれ”と言ったら、“ＯＫ”と言ってメーターをつけたのでそのまま乗車。
ところが、いつも空港へ向かう時に乗る高速の入口には向かわずに、別の道を走っているので、“道が違う”と言うと、“渋滞があるからこっちの道の方が早い”と運転手が言うのでしばらく乗っていたら高速へ入りました。
しかし、空港とは逆の方向へ。
バンコク市内の高速をグルッと一周してからスワンナブーム方向へ向かったと思ったら、空港まではそのまま直進の筈が、今度は途中からチョンブリー方向への分岐路に入ってしまい、とんでもなく遠回りして、やっと９時過ぎに空港へ着きました。
結局、料金は430バーツ。高速代を入れると500バーツ、最初の言値と同じ金額に。
空港で下車する時に運転手が空港職員と合図を交わしていたので、どうも一部の空港職員もグルのようです。
出発時刻が迫っていたので通報する時間もありませんでした。

勿論、走ってる途中で“道がちがう”“今すぐ高速から降りろ”と何度もタイ語と英語でまくしたてましたが、早口のタイ語で訳の分らぬことを言って一向にこちらの言う事を聞かないので一時は本当に身の危険を感じました。
高速ではタクシーを止めさせることも出来ず、猛スピートで走ってるので飛び降りることもできません。最後に空港へ着いたからよかったものの、このまま何処か人気の無い所へ連れ込まれるのではと、本当に怖い思いをしました。

バンコクの地理は大体把握してますし、タイ語もある程度出来るし、タイは慣れている筈でもこの有様です。中には料金の派数を切捨ててくれたり親切なドライバーもいますが、近距離以外のタクシー利用には皆さん本当に気をつけて下さい。


教訓
　・タクシーは大通りで流してるのを拾う。（ホテル前やソイを走ってる空車は避ける）
　・乗り込む前にメーターを使うか確認。メーターでＯＫと言っても最初からメーターの電源を抜いているようなタクシーには乗らない。
　・タクシーの助手席側にある運転者証の写真が運転手本人か確認。（タクシーごと他人に貸出しているケースも多い、私の乗ったタクシー運転者証の番号は192、しかし写真の顔は実際の運転者とは全くの別人であったことに途中で気づきました）
　・少しでも怪しいと思ったら躊躇せず直ぐに停めさせて下車する。高速に入ってからでは手遅れです。（その際、罵倒したりせずに適当な言い訳をして降りる。口論の末、発砲・殺傷などの事件も有ります。）
　・酷い目にあったら、バンコクの悪徳タクシーを少しでも減らすため、時間があればタクシーセンターやツーリストポリスに通報しましょう。