2011年夏　南ドイツとザルツブルク　その⑩　ニュルンベルク編

2011/07/07 - 2011/07/15

ドイツ最終日のフライトはフランクフルト空港を２１時過ぎに出発だったので、ローテンブルクからフランクフルトに戻るまでにニュルンベルクに立ち寄りました。
古城街道にあり、オレンジ色の屋根が続く中世の雰囲気を保ちながら今は活気がある大都市として君臨している町、デューラーの過ごした町、カイザーブルクという居城がある町、最後にお買い物もできるかも・・という理由からです。

想像以上に見どころが多く、ドイツの良さを感じることができた町でした。セール中のビレロイ＆ボッホでお買い物ができたのもうれしかったし・・。

□7/ 7（木）　フランクフルト空港夕刻着（泊）
□7/ 8（金）　フランクフルト　→　ケルン　→　フランクフルト　 　→　ビュルツブルク（泊）　
□7/ 9（土）　ビュルツブルク　→　バンベルク　→　ミュンヘン　　（泊）
□7/10（日）　ミュンヘン滞在（泊）
□7/11（月）　ミュンヘン　→　ザルツブルグ（泊）
□7/12（火）　ザルツブルグ滞在（泊）
□7/13（水）　ザルツブルグ　→　ミュンヘン　→　ヨーロッパバス　でローテンブルク（泊）
■7/14（木）　ローテンブルク　→　ニュルンベルク　→　フランク　フルト（機中泊）

エリア ニュルンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

ローテンブルクから２回乗り換えましたが、1 時間１０分ほどでニュルンベルク中央駅に着きました。駅の地下にコインロッカーがあり大型のスーツケースも入ります。４ユーロ（小さいロッカーは２ユーロ）
ここで４時間ぐらい自由時間があります。
時間がない時は、駅前すぐに「職人広場」という小路があり、そこでニュルンベルクの手工芸品を売っていたり、名物の焼ソーセージが食べられたりするので雰囲気だけなら味わえます。

駅の地下通路からケーニヒ通りに出てまっすぐ進みます。

道路沿いにヴィレロイ＆ボッホのお店がありました。
セールやってます！！！
ワクワク！！！
けど、ワレモノだし重いから帰りにしようっと。

ベグニッツ川が見えてきました。
正面左に見えているのは、聖養老院の建物。
１３３１年に社会福祉施設として建てられたそうです。

ムゼウム橋を渡ってさらにまっすぐ進むと中央広場が見えてきます。
クリスマスマーケットはここで開かれるんですよね。
今は夏だけど、ちょっとした露店なんかも出ていて地元の人もたくさんいます。

「美しの泉」という繊細な建物。
中央広場にあります。

人がいっぱい集まっている理由は・・
この建物の周りの鉄柵にはめてあるリングを３回廻して、その間に願いごとを唱え、誰にも言わないと願いが叶うという言い伝えがあるからです。

もちろんやってみました！

何気ない建物に描いてある壁画も目をひきます。

中央広場からブルク通り側に見えているのは聖セバルドゥス教会ですが、時間の関係でここには立ち寄らず、さらにカイザーブルク目指して登って行きます。

カイザーブルクのジンヴェル塔がちょっと見えてきました。

ジンヴェル塔

振り返るとこんな感じ。

この門をくぐると広場があって、急に見晴らしがよくなります。

オレンジ色の町

表紙にした写真です。
カイザーブルクから眺めるニュルンベルクの町はとってもステキなので、是非ここまで上がってくることをオススメします。

景色を堪能した後は、デューラーの住居兼仕事場だった家を見に行きました。
オーディオガイドで日本語の説明が聞けます。
さらにその解説者は、なんとデューラーの妻っていう設定になっていて笑えます。

１階にキッチンや土間があり、階上に上がると客間や仕事場があります。

自画像がありますが、コピーですよね。
だって本物はミュンヘンのアルテピナコテークで見てきたばかりだし。

デューラーの家の窓から眺めた景色。
こんな景色の中で暮らしていたんですね。
うん、芸術家になれそうな気がする・・・。

エッチングの印刷機

印刷機全景

仕事場の一部

ニュルンベルクで行きたかったカイザーブルクとデューラーハウスに行けたので、帰りがてら聖ローレンツ教会にも入ってみました。

ここは「受胎告知」のレリーフが有名です。
写真中央に丸く下がっているのがそれ。

お買い物もして満足！！
せっかくだからニュルンベルクソーセージを食べようと思い、駅前の「ブラートヴルストハウス」に入りました。
ここは有名な「ブラートヴルストホイスレ」のカジュアル版。
カウンターとちょっとした座席の可愛いお店です。
付け合わせにザワークラウトかポテトサラダを選ぶところは本店と同じシステム。

こっちはローテンブルクで気にいったレバーケーゼ。
付け合わせはソーセージの方をザワークラウトにしたのでこっちはポテトサラダ。

ちょっと見上げる構図だけどお店の看板です。
駅からも近いし、サクっと食べられるからオススメ。

ニュルンベルクを１５時発のＩＣＥに乗ってフランクフルト空港には１７時２２分に着きました。フライトの時間には少し早いのですが、免税手続きやショッピングにも時間がかかるし、早目に空港に着くにこしたことはありません。
この日も山のように買い物をした中国人の団体と重なってしまい、予想以上に免税申告に時間がかかってしまいました。

これで南ドイツとフランクフルトの旅は終わりですが、まだまだ見足りないところがたくさんあるので、いつかまた来たいな。