2011/08/04 - 2011/08/09
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ドラ息子Rさん
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シンガポールを発着点に、詩人・金子光晴ゆかりのバトゥ・パハ、世界遺産の街マラッカ、熱気あふれるコスモポリタン・クアラルンプールと、マレー半島南部を回りました。クアラルンプールからシンガポールへの帰路は、憧れのマレー鉄道に乗りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月6日
目が覚めると、激しいスコール。
雨具は何も持ってきていなかったので焦ったが、1時間もすると止んでくれた。 -
宿の主人が教えてくれた中華料理屋で朝食。
お粥が食べたくて、ノートにわざわざ「粥」と書いて注文したのに、出てきたのがこれ。まあ、美味かったから良しとしよう。 -
マラッカ観光の出発点は、オランダ広場。赤褐色に塗られた建物が印象的だ。
マラッカ キリスト教会 寺院・教会
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ムラカ・キリスト教会
マラッカ キリスト教会 寺院・教会
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建物間にはちょっとした屋台街も。
マラッカ キリスト教会 寺院・教会
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オランダ広場で客待ちをするトライショー。造花などで着飾っている。
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ステレオ付きのトライショーも。これでマイケル・ジャクソンなどの音楽をガンガンかけて走り回る。ムードも何もない(苦笑)。
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オランダ統治時代の総督の住居「スタダイス」。
スタダイス 建造物
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オランダ広場から丘を登っていくと、てっぺんにセント・ポール教会がそびえる。
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内部の壁には、墓石のような石がいくつも立てかけてあった。
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セント・ポール教会から望むマラッカ海峡。
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教会のある丘の辺りには、なぜか猫が多かった
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教会の丘を下ったところにあるサンチャゴ砦。
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昔の建物を再利用したムラカ・イスラム博物館。
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マラッカに苦言を呈すなら、車の多さ。歴史的な街並みを散策するのに、途切れない車の列を気にしないといけないのは残念。地元の人には不便になるかも知れないが、歴史地区への進入を規制するなど、もう少し静かに風情を感じられる形にできないものか。
トライショーの大音量音楽もそうだが、そもそも文化財の味わい方についての意識が、日本人とは異なるのかもしれない。そうだとすれば、あまり声高にこちらの意見を述べるのもでしゃばり過ぎかと思うが…。 -
チャイナタウン近くで見つけた金ぴかの像。後ろの建物に入るフィットネスクラブの創立者らしい。それにしても台座の言葉、ここまでヨイショする?
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ミナレットが目立つカンポン・フル・モスク。マレーシア最古のイスラム寺院らしい。
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街中を流れるマラッカ川。クルーズ船が頻繁にやって来る。
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昼食は「海南鶏飯粒」。蒸したチキンと団子のように丸めたご飯のセット。オランダ広場からチャイナタウンへの入り口にある「海南鶏飯団」という店が美味いと聞いたが、すごい行列だったので回避。チャイナタウンの外れの「金門餐館」で食べた。
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先ほど橋から見たクルーズ船に乗る。操舵手が草の陰にワニを見つけ、サービスで船を近づけてくれた。分かるかな?
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かつて東西の交易の要衝として栄華を誇ったマラッカ海峡。ぜひ間近で見なければと、海岸へ向かう。しかし、「泳ぐ」目的の海ではないせいか、地図を見ても静かに潮風を感じられるような場所は見当たらない。
だいたいの見当で歩き、「Holiday Inn」というホテルの近くにちょっとした砂浜を発見。自分のほかは、観光客らしき姿は皆無。近くにインド系の若者が10人ほどたむろしていて、何となく嫌な雰囲気だったので、写真を撮って早々に引き返した。 -
海岸近くの街並み。このあたりは「タマン・ムラカ・ラヤ」といって、安宿の多い地域だ。初めはこの辺りに宿を取ろうかと考えたが、オランダ広場などのマラッカ中心部から少し歩くのでやめた。碁盤の目のように区画された通りの両側に、同じ様式の建物が整然と並ぶ光景は圧巻。
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宿で一休みしてから、マラッカ海峡に沈む夕陽を見に再びセント・ポール教会の丘に登る。猫がお出迎え。
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華人らしき若者の集団が、セント・ポール教会の窓に座って長い間おしゃべりしていた。日本人の感覚からしたら、信じられない行為だ。だからと言って日本人の価値観を押し付けるつもりは毛頭ないが、こういう光景を見ると、歴史的建造物に対する意識や感性は、国や民族によって異なるということを思い知らされる。マイケル・ジャクソンの曲を大音量でかけながら世界遺産の街を疾走するトライショーの「サービス」も、そうした差異の象徴と言えるのではないか。
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丘の上で待つこと1時間超。ようやく太陽がオレンジ色の光を帯びてきた。
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学生時代に読んだ「深夜特急」で、若き沢木耕太郎がついに見られなかったマラッカの夕陽。
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まるで線香花火の火球のように、赤く燃えて落ちてゆく。
居合わせた日本人の若者が「マラッカで見る夕陽は、日本で見るのとも上海で見るのとも違う」と感心していた。自分も同感だ。しかし、それは太陽そのものの変化というより、それを見る人間が踏みしめる土地の持つ空気が影響しているからではないか。太陽そのものの色彩や輝きは、もしかすると日本海に沈むときと同じなのかも知れない。しかし、それを日本海の海岸で見るか、マラッカの教会の丘から見るかで、解釈が変わるのだ。 -
暮れゆく太陽の光に染まるセント・ポール教会。ほどなく、茜色の空にムスリムの礼拝の時間を告げる「アザーン」の声が響く。異なる人種、文化、宗教が出会うマラッカ、そしてマレーシアを感じた。
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マラッカの夕陽を拝み、もうこの地に未練はない。
満ち足りた気持ちで夜のジョンカー・ストリートを歩く。
マラッカ最後の夕食は、ニョニャ料理で。野外ステージ近くの「小娘惹賓館」に入る。オーダーしたのは「娘惹馬鈴薯醤油鶏」という料理。中国語でニョニャは「娘惹」と書くらしい。文字通り、ジャガイモとチキンを煮込んだもので、結構美味かった。
フルーツジュース(今回はパイナップル)は、もう定番です。 -
昨夜の宿は一晩しか部屋を抑えられなかったため、2日目の夜は同じ通りにある「ババ・ハウス(僑生客桟)」へ移る。こちらもプラナカン様式の建物だが、当時の装飾や調度品がそのまま残されている。あいにく窓のない部屋しかなく、シングル1泊71RM。しかし、雰囲気を味わうだけでも泊まる価値はあると思った。
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ババ・ハウスは朝食付き。久しぶりに飲んだコーヒーが美味かった。
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マラッカに別れを告げ、バスでクアラルンプールへ。着いた場所は、最近オープンしたという近代的な「TBC」バスステーション。KTMコミューター、KTMトランジットという近郊鉄道線の駅が併設されていて、中央駅のKLセントラルまで行ける。
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繁華街のブキッ・ビンタンに宿を取り、すぐ出かける。
まずは腹ごしらえ。
ずっと華人の多いエリアを旅してきたので、今度はマレー人社会にも触れたいと、マレー人街のあるトゥンク・アブドゥル・ラーマン通りを目指す。ブキッ・ビンタンからKLモノレールとLRTを乗り継ぎ、「バンダラヤ」で下車。
レトロな雰囲気の「コロシアム・カフェ」で、マレー料理の「Fried Mamme」をいただく。Mammeとは、麺のこと?具にでっかいエビが入っていて、そこそこ美味かった。 -
腹が満たされたところで、観光開始。
LRT「マスジット・ジャメ」で下り、ムルデカ・スクエア(独立広場)へ。ガイドブックによると、この国旗掲揚塔の高さは100メートルあり、世界一だとか。たしかに、言われてみれば高い。北京の天安門広場にある国旗掲揚塔も高かったが、こちらは掲揚するのに国歌を2回繰り返す必要があるのではないかと思うほどだ。ムルデカ広場 広場・公園
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イギリス統治時代の西洋風建築が目立つエリア。そうした歴史的建造物はもちろん、周辺のオフィスビルにもマレーシア国旗がはためく。
ムルデカ広場 広場・公園
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LRTで「KLCC」下車。
おなじみのペトロナス・ツイン・タワーを拝む。
間近で見上げると、表面のごつごつした質感が恐竜の皮膚のようにも感じられる。周辺は緑地で、市民の憩いの場。
このツインタワー下のショッピングモールで、ちょっと感動的な光景に遭遇。この時期はちょうどイスラム教のラマダン(断食月)。フードコートには、日没後の食事を取るためにイスラム教徒の家族連れが大勢いた。みんな、食べる前に両手のひらを上に向けてお祈りをする。その表情は、水さえも飲めないつらい時間を乗り切った解放感からか、一様に明るかった。何気ない暮らしの一場面に、異文化の香りが混ざっている。そうした光景を目の当りにできたのは、幸運だった。ペトロナスツインタワー 現代・近代建築
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さて、こちらも日没後の楽しい食事。
ホテル近くのアロー通りの屋台街で、マラッカでも食べた「海南鶏飯」をオーダー。ご飯は団子状ではなく、チャーハンだった。
この旅で初めて、ビールを飲む。美味い!!アロー通り 露店・屋台
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8月8日
憧れのマレー鉄道でシンガポールへ向かう。
乗る列車は、午前9時クアラルンプール発の「EKSPRESS SINARAN SELATAN」。万全を期して、午前7時半ごろにはクアラルンプールの中央駅「KL Sentral」(誤植ではなく、現地表記ではこうなる)に到着。時間がないので世界共通ファストフードに逃げようかとも考えたが、マレーシアの思い出にもう一度マレー料理を食べようと、構内を物色する。とあるカフェを覗くと、みんなおにぎりのような物を食べている。マレーっぽかったので、それと同じ物を注文する。KLセントラル駅 駅
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料理の名前は「ナシ・ルマ」。包み紙(生の葉っぱではなかった)を開くと、唐辛子系のペーストで味付けされたご飯に、ピーナツや小魚の干物が混ぜられ、ゆで卵が添えられている。自分でほど良い辛さに調節すれば、なかなかイケる一品。スーツを着こなしたキャリアウーマン風の女性もこれを食べていた。マレーシア人(あるいはマレー人)にとって、地元のファストフードという位置づけなのかも知れない。
KLセントラル駅 駅
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列車は、ほぼ定刻に出発。発車時刻ぎりぎりにならないとホームが開放されないので、車両をカメラに収めることができなかった。
日本から、1等車の座席番号3Aを予約した。ネットの情報で、1等車は座席によって目の前に窓枠が来てしまう席があると知ったので、きちんと車窓を楽しめる席を調べたのだ。結果、ワイドな窓に映り行く景色とともに、8時間の長旅を過ごすことができた。
マレー鉄道の1等車でシンガポールへ向かう人は、3Aのように奇数番号の座席を確保しましょう。偶数番号だと、車両の内装を見ながら移動する羽目になります。
ところで、写真の説明がまだでした。1等車に乗ると、お菓子とミネラルウオーターが配られます。もちろん、無料です。 -
シンガポールのMRTのドア横にあった警告表示。マナーを守らないと、とんでもなく高い罰金を取られます。
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City Hall駅で下車。
道路の案内表示を頼りに、ラッフルズ・ホテルに到着。
ロビーに入っていきたかったが、紳士淑女から冷ややかな視線を浴びそうだったので、パス(笑)。ラッフルズ ホテル シンガポール ホテル
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おなじみマーライオン。「世界3大がっかり」なんて言われているが、高層ビル群の夜景をバックにライトアップされた姿はなかなか美しかった。都市国家シンガポールの象徴が鎮座する場所として、最高の演出なのではないか。
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こちらもおなじみの建物。「マリーナ・ベイ・サンズ」というより、「某携帯電話会社のCMに登場したビル」といった方が通りがいいのでは。
マリーナ ベイ サンズ ホテル
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マーライオンの後ろ姿。きちんとライトアップされてます。
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すぐ近くには、チビマーライオンも。こちらは人気が少なくて、ちょっと寂しそう。
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思えば、マレー鉄道の車内でお菓子を食べて以来、食事を取っていない。マーライオン・パークからシンガポール川に沿って歩いていると、川に沿っていくつものレストランが軒を並べるエリアを発見。あとでガイドブックを調べると、「ボート・キー」という人気スポットだった。
ひと通り見て回り、日本語で話しかけてきた可愛いお姉さんに釣られて海鮮中華の店に入る。シンガポール名物だと薦められた海鮮炒飯とタイガー・ビール、フルーツの盛り合わせを注文。炒飯はエビがぷりぷりで、味付けもあっさりとして最高。学生時代に中国を旅したとき、どんな粗末な店でも炒飯を頼んでおけば失敗はないと学んだ。この店が粗末だというわけではないが、炒飯は今回も期待を裏切らなかった。
腹も満たされ、ビールでほろ酔い気分になってふと隣の席を見ると、白人の若い女性2人が、ピンク色の液体の入ったグラスを持って記念撮影をしている。その瞬間、しまった!と思った。シンガポールではシンガポール・スリングを飲もうと、旅を計画しているときから考えていたのだ。肝心の場面で喉の渇きに惑わされ、うっかりビールを頼んでしまった。
しかし、後の祭り。追加注文して飲むには、既にアルコールに対する体の許容量が足りなかった。このミッションは、次にシンガポールを訪れるまで取っておくことにしよう。 -
ボート・キー周辺から見たシンガポール川とビル群の夜景。この景色を見ながらシンガポール・スリングを飲めるのは、いつになるのかな。
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日本へのフライトは、翌9日の午前6時テイクオフ。この晩は空港で明かすことにしていた。
空港に向かうMRTの終電まで少し時間があったので、チャイナタウンへ足を運ぶ。
この旅では、行く先々で華人の隆盛ぶりを見せ付けられた。ただ、自分も背格好や肌の色があまり変わらない彼らの中にいると、気分が落ち着いた。マレー人はまだしも、背が高くて肌の褐色がより濃いインド系の人々と対峙すると、か弱いモンゴロイドはちょっぴり萎縮せざるを得ない。
チャイナタウンには、シンガポール最古のヒンドゥー寺院「スリ・マリアマン寺院」がある。ガイドブックによると、以前はインド人が多く住んでいたエリアだったそうだ。異文化が「共存」というより「併存」する国、マレーシアとシンガポール。何気なしに訪れた場所だったが、この旅の締めくくりがこの寺院だったことは、何か因縁めいていて面白い。
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