2011/01/23 - 2011/01/24
320位(同エリア888件中)
harihariさん
- harihariさんTOP
- 旅行記161冊
- クチコミ0件
- Q&A回答1件
- 524,933アクセス
- フォロワー18人
2011年1月、三井記念美術館での「室町三井家の名品」展を見たくて東京に行きました。
東京へはつい日帰りが多くなってしまうのですが、今回は休みの都合がうまくついたので、1泊してゆっくりと東京観光。神田の古書店街を物色しながら、界隈の近代建築を探して行ったり来たり。
つくづく、東京はまだまだ面白い町だ、と。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝8:00頃に新大阪を出発して、10:30頃に東京駅に到着。
目的の三井記念美術館までは徒歩で。
日本橋を渡るのは、初めて。 -
かつての江戸の中心地。
広重の錦絵にも描かれた、有名なあの日本橋。 -
青銅の装飾は見事だけれど、頭上の高速道路が不粋だなぁ、と。
-
日本橋からほど近い三越本店。
昭和2年に竣工した東京都選定歴史的建造物。
正面玄関の2体のライオン像はあまりにも有名。 -
昭和4年竣工の三井本館。国指定の重要文化財。
巨大なコリント式の列柱が、圧倒的な存在感を出しています。 -
そして、三井本館の中にある三井記念美術館。
目当ての「室町三井家の名品」展が開催中。
国宝の名茶碗「卯花墻(うのはながき)」ほか、重要文化財の黒楽茶碗「俊寛」など、茶道具を中心とした室町三井家が所蔵する美術品を数多く展示していました。 -
展覧会を堪能した後は、少し一休み。
天保5年創業の千疋屋総本店。日本一有名な果物屋さん。 -
遅い昼食にフルーツサンドを注文。
フルーツ専門店だから、美味しくないわけがない。 -
このあたり、歩いていると面白い建物がたくさんあります。
丸石ビルディング(旧大洋商会ビルディング)。
昭和6年竣工の国登録有形文化財。
1階部分は石貼りで、2階より上はスクラッチタイル貼り。 -
アーチの連なる開口部の傍らには、2体のライオン像。
非常に華麗なロマネスク様式のビルです。 -
柱頭には梟と栗鼠がかわいく彫られていて。
-
年老いた風貌のライオンも、建物にしっくりと馴染んでいます。
-
昭和初期を留めたままの看板建築。
戦災やバブル期の建て替えを逃れた建物ですから、大切に残して欲しいですね。 -
神田淡路町まで歩いて、鳥すきの老舗「ぼたん」。
この界隈、老舗の名店が並びます。 -
昭和5年創業、甘味処「竹むら」。
-
天保元年創業、あんこう鍋「いせ源」。
いずれも東京都選定歴史的建造物です。
どの店にも入りたいのですが、今回はあえてどれも選ばずに… -
今回食べようと決めていたのは、神田藪蕎麦。明治13年創業。
-
夕食に差し支えない程度の量を、という事で「せいろうそば」1枚ずつ。
周りを見ると、僕たちのような観光客に混じって、昼間から、かまぼこや鴨ロースなどの酒菜で熱燗をやってる常連っぽいお客さん。
いいなぁ。 -
山本歯科医院。昭和3年築の登録有形文化財。
3階建ての看板建築。 -
昭和3年築のカトリック神田教会。登録有形文化財。
西日本ではあまり馴染みのない、石造りの教会です。
外観を見学した後は、内部にも入られていただけるので、ゆっくりと見学できます。 -
旧研数学館。昭和4年築。
予備校・研数学館は1897年に開設され、2000年に閉鎖。
現在は大正大学が使用しているようです。 -
研数学館別館。昭和4年築。
かつての学び舎も、時を経て居酒屋になったのか… -
昭和3年築の学士会館。登録有形文化財。
-
関東大震災後の大正15年から3年をかけて建てられた、地上4階地下1階の学士会館は、スクラッチタイルの外壁を持つ近代建築。
-
そして、本日の宿泊はここで。
-
入って早々、天井の装飾や照明にも目を奪われて。
-
地下1階へと向かう大理石の階段。
-
二・二六事件の際には、第14師団東京警備隊司令部が置かれ、戦後はGHQにも摂取され、数十年の歴史の中で幾千人もが押し開けた扉。
-
目に華やぎを与えるステンドグラス。
-
細かいタイルを貼り付けたマントルピース。
-
エレベーターもありますが、あえて階段を上って…
-
430号室。今夜の僕たちの部屋。
-
室内は十分広く、快適に過ごせます。
-
1966年Victor製の8石トランジスターラジオ。
今でもちゃんと聴けました。 -
そもそも学士会館とは、現在の東京大、京都大、大阪大、名古屋大、九州大、北海道大、東北大、そして旧京城帝国大、台北帝国大の学士や教授、卒業生を会員とする学士会の社交の場として建設されたもの。
かつては、限られた人のみしか利用できなかった場所ですが、近年、僕たちのような一般人でも気軽に使える宿泊施設となりました。 -
設計は日本橋高島屋や帝国ホテルを設計した高橋貞太郎。
-
館内をくまなく見学して回って…
-
そして、今晩の夕食は学士会館の中のフレンチレストラン「Latin」を予約。
-
シェフ自慢のおまかせコース、6,800円
アミューズ、サーモンと人参と玉葱のマリネ。 -
フォアグラのポアレ トリュフソース。
僕は白ワイン、奥さんは赤ワインで。 -
学士会館伝統の特製とうもろこしのスープ。
-
スズキのロティー 生ウニと百合根のソース。
-
牛フィレ肉のグリエ モリーユソース。
お肉はしっかり加減に焼いてもらいます。 -
デザート。
何種類かの中から、3種類を好みで選べます。 -
奥さんのチョイス。
料理、デザートともに美味しくて、大満足。 -
店内の様子。
落ち着いた大人の雰囲気で、食事を楽しめます。 -
夜も8時を過ぎると、館内はひっそりとして。
-
明日も朝早くから出歩くので、この日は早めに就寝。
-
2日目。7時に起床。
夜はバーになる朝食スペース。 -
朝食のメニューは、バターロール、クロワッサン、ベーコン、オムレツ、サラダ、ヨーグルト、コーンフレーク、オレンジジュース、ブラックコーヒー。
-
窓の外は靖国通り。
通勤通学の人たちを眺めながらの、贅沢な朝食。 -
チェックアウト前に、昨日は催事で使用されていたために入れなかったのですが、クラシカルな気品が漂う大広間へ。
-
学士会館全景。
角の丸まった部分や、4階に連なる円形の出窓が、重要な中にも華やかさを際立たせているように思えます。 -
看板建築。
鶴谷洋服店。どうやら洋服店としての歴史は終わっているようで、今は雑貨や古本・古レコードの店になっているようです。 -
鰻屋さんの「今荘」。
ビルの谷間にあって、ひと際存在感を示す歴史的な建物。 -
Asian Gallery 季節風。
昭和3年に建てられた、典型的な木造3階の看板建築。
元は澤書店。 -
こちらも昭和3年築の書店。
2つの書店が入っているのが不思議ですが、神田神保町にあって古書店街の雰囲気を一番醸し出している建物です。 -
神田神保町で半世紀以上も営業している、喫茶「さぼうる」。
-
人気メニューの生イチゴジュース。
想像していたよりも大きなグラスで出てきたのと、苺の量に驚き。
もう一杯だっていけそう。 -
さぼうるを出る頃には、ランチタイム。
大正時代創業のスマトラカレーの店、共栄堂。 -
スマトラカレーって?…と思いながら、チキンカレーを注文。
驚きのライスの量。普通の店の大盛り以上。味の方は、辛さと苦みのある独特の美味しさ。
ただし、ご飯残り半分のところでルーが終了。 -
食事も済んで、再び古書店めぐり。
自分なりの掘り出し物を探して、行ったり来たり。 -
大正11年に竣工した文房具の店、文房堂ビル。
竣工の翌年に発生した関東大震災で内部は焼失したものの、建物は倒壊を免れました。 -
神田から山の手に上って、重要文化財の日本ハリストス正教会・東京復活大聖堂。いわゆるニコライ堂にやってきました。
-
明治24年に竣工した、日本最大のビザンチン式建造物。
外観の迫力に圧倒され、内部に入るとまた荘厳さに圧倒されます。 -
細かい部分にいたるまで、一日中でも意匠を見ていたくなる程です。
グリーンの屋根が目を引く塔屋最上部。あんなところにもドリス式のオーダーが。 -
再び神田神保町に戻って、古書店めぐり。昨日から今日にかけて、候補としてチェックしておいた沢山の本の中から、何冊かの本や雑誌をまとめて購入。そして、細い路地を入った場所にある喫茶「ミロンガ」で一休み。
-
タンゴが流れる店内は、とても落ち着いた雰囲気。
お気に入りの本を買い、珈琲を飲みながらページをめくる、最高の休日を過ごすお客さんが何人か。 -
それでは、我々も。
美味しく珈琲を飲みながら。 -
ミロンガの筋向かいには、同じく古くからある喫茶「ラドリオ」。
ここも気になるお店です。 -
夕方、帰る前に創業元禄15年「笹巻けぬき寿司」をお持ち帰り。
江戸時代、三大名物として名を馳せ、唯一現在まで受け継がれている寿司店。
東京にあるなかで、最も古いお寿司屋の一つ。 -
店内の様子。
帰りの新幹線で食べるために、お持ち帰りを購入。 -
新幹線の中で、先ほどのお寿司を開けて。
本物の笹で巻かれてあるお寿司は、鯖や海老、かんぴょう、玉子。
少し酢が効いた、昔ながらの美味しさ。
三井記念美術館から古書店めぐり、学士会館に泊まって美味しいものを食べ歩いて。
自分なりの、楽しい東京巡りができました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- belleduneさん 2013/06/10 09:24:15
- 神田界隈は面白そうですね
- harihariさん、神田は最近歩いていませんが、まだまだ古い建築が残っていますね。行ってみようと思います。
学士会館も泊まらないと部屋の中まで見ることが出来ないので、harihariさんの旅行記で見ることが出来ました。ありがとうございました。
古い建物を耐震化する工事は費用が掛るので、この先、何年位こういう建物が残っているのか分かりませんね。東京に大地震が来る前に、見ておきましょう。
またお邪魔します。
- harihariさん からの返信 2013/07/10 22:49:15
- belleduneさん、返事が遅くなりました。
- 神田、いいですよ〜。
学士会館は、神田界隈を散策するにはとても便利がよく、重宝してます。
もう一つ、九段会館がもう泊まれなくなってしまったのが残念ですが...
東京は、少しずつ知ってみると、まだまだ古いものが残っているように思うのですが、どうなんでしょうか...
大阪在住なので、たまの東京遊びで泊まりになるときは、ホテルも食事もついこだわってみたくなります。
これからじっくりと、belleduneさんのブログを鑑賞させていただいて、コメントも入れさせていただきますね。
では。
harihari
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
73