2011/07/03 - 2011/07/03
160位(同エリア241件中)
まみさん
塗装がはげたり一部が引っ込んだり、ぶつけた跡が残ったまま走っている車は、海外……少なくとも私がここ数年旅行してきた東欧ではよく見かけましたが、日本で見かけることは、まずないです。
でも、外壁の塗装がはげたり、しみがあったり、汚れている家屋や建物なら、日本でも別にふつうに見かけます。
だから、「グルジアの」「ひなびた街角」と言っても、いちゃもんつけているわけではありません。
むしろ、全体の雰囲気とそのときの気分にもよりますが、そういう家屋や建物がある街角を、風情あるとか、被写体として面白いとか、ポジティブに捉えることは、よくあることです。
とりわけ異国情緒に浸って気分が高揚している海外旅行先では。
と言っても、この状態でもふつうに人が住んでいるんだ!?───と驚かされるようなレベルのものは、日本では覚えはなく、海外旅行先でのみです。
この旅行記では、そんな風にポジティブな興味を抱いてカメラを向けた、「ひなびた」街角の写真を集めました。
ただ、それがグルジアの写真ばかりになってしまったけど、だからといってコーカサス3カ国の中でグルジアが一番ひなびていた、と言いたいわけではありません。
ひょっとしたらそうかもしれなくても、その証拠固めをしたかったわけではありません。
アゼルバイジャンやアルメニアでは、単にそういう「ひなびた」街角撮影チャンスがあまりなかっただけにすぎません。
というのも、アゼルバイジャンでは、首都バクー市内でもきれいに整備されたところばかり回ったから。
そしてアルメニアでは、首都エレヴァン以外はほとんどガイドと一緒に行動していたので、観光ターゲット以外にカメラを向けている余裕があまりなかったせいと、エレヴァンは旧市街がないせいもあって街角撮影に対するテンションが低くなっていたからにすぎません。
いや、バクーの場合、敢えて言うなら旧市街にとったホテルの近くがそうだったのですが、ホテル編のハイライトですでにアップしています。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22682357/
関連の旅行記
「2011年コーカサス3カ国旅行ハイライトその1:ホテルと朝食編<アゼルバイジャンのバクー編>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10586287/
※2011年コーカサス3カ国旅行の旅程一覧とルートマップはこちら。
簡易版「2011年コーカサス3カ国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10584724
詳細版「2011年コーカサス3カ国旅行の詳細旅程(写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/07/2011-1ab0.html
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夕暮れ時の日没直後くらいのトビリシ旧市街にて
7月の日没は20時30分くらいでしたが、すでにホテル最寄りまで来ていたので、女1人の夜歩きは、ほとんどしないですみました。
7月5日、グルジアの首都トビリシのアラヴェルディ地区にて撮影。 -
さわやかな青空と崩れた家
これを目にしたときには、こんな状態でも人が住んでいるなんて、住人、根性ある!
と思ったのですが、いまにして思うと、もしかしたら空き家だったのかもしれません。
7月7日、グルジアの首都トビリシの旧市街にて撮影。 -
半裸の子供たちが元気に遊んでいた街角
7月7日、グルジアの首都トビリシの旧市街にて撮影。 -
ひなびて風情が増した(!?)、凝ったテラスのある古いグルジアの民家
7月7日、グルジアの首都トビリシの旧市街にて撮影。 -
どこかアラブチックな出窓がひしめく路地
7月7日、グルジアの首都トビリシの旧市街にて撮影。 -
トビリシ旧市街のメインストリートを示す標識と
7月7日、グルジアの首都トビリシの旧市街にて撮影。 -
あーれー、テラスがひしゃげて崩れているし、窓が割れている!?
これも上のフロアはひょっとしたら空き屋だったかもしれません。
下のフロアにちゃんと営業中の店があるからといって、上のフロアが空き家ではないとは言い切れないことに、現地ではついぞ思いつきませんでした。
7月9日、グルジア第二の都市クタイシのカズベギ通りにて撮影。 -
坂道沿いの住宅地の石垣
本当は、この分かりやすい住所表示の証拠として撮った写真でした。
首都のトビリシよりも第二の都市クタイシの方がよっぽど、住所表示がしっかりしていて、分かりやすかったぞ〜と。
だけどもちろん、この周辺の風情にも惹かれたからこそ、カメラを構えたんです。
そして石垣は、幾何学的にはかっちりしていなくてガタガタに見えるけれど、実はよく見るとほころびなど見られず、しっかりしていました。 -
カズベギ通り6番地
7月9日、グルジア第二の都市クタイシのカズベギ通りにて撮影。 -
古い石畳の道を行く
古代ローマとかそれ以前からある石畳の道……といわれても、きっとおかしくないでしょう。
もともとクタイシの中でも古いエリアだそうですから。
7月9日、グルジア第二の都市クタイシのカズベギ通りにて撮影。 -
門はところどころ新しいのもあり
7月9日、グルジア第二の都市クタイシのカズベギ通りにて撮影。 -
豊かな緑のカーテンのある家
クタイシの古いエリアの長い長いカズベギ通りでは、このように豊かな緑のカーテンのある家が並んでいました。
一見、野放図に見えるくらい@
7月9日、グルジア第二の都市クタイシのガズベキ通りにて撮影。 -
古めかしい石門のある家
門の向こうの屋敷は、実はとってもきれいでおしゃれでした。
7月9日、グルジア第二の都市クタイシのカズベギ通りにて撮影。 -
今にも崩れそうに見えて仕方がなかった石壁
でも、もしかしたら案外とっても丈夫なのかもしれません。
7月11日、グルジアの首都トビリシのアラヴェルディ地区にて撮影。 -
漆喰が剥げて、崩れかかった壁のある街角
7月11日、グルジアの首都トビリシのアラヴェルディ地区にて撮影。
ひなびた街角写真は以上です。
コーカサス旅行記ハイライト、次は旅先でゲットしたものとゲットしたところがテーマです。
要するに買い物編です@
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この旅行記へのコメント (4)
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- worldspanさん 2011/08/11 23:03:10
- レバノンのベイルートを思い出しました
- まみさん、
こんばんは。
トビリシやクタイシの廃墟となった建物を見るとベイルートの建物を思い出しました。ベイルートの旧市街に近い建物も同じような廃墟の建物が多かったのですが、いくらはボロボロになったとはいえ、その面影は残っており、おそらく戦後間もない頃の「中東の金融都市」として名を馳せていた時代にはきっと美しい街並みだったのだろうな、と感じました。
トビリシやクタイシも同様で、まみさんが撮影された家々の美しい木製の柱やテラスを見ていると、ソ連の平和な時代にはきっとその姿はカフカスで最も美しい街並みを残していたのでは?と思えてなりません。グルジアは南オセチアやアブハジア、一時はアジャリア共和国の独立運動もあるいっぽうで、グルジア自身が民族主義に走り、アブハジア人やオセット人を追い詰めた経緯があり、グルジア人が蒔いた種により内戦に発展し、疲弊の一途を辿ってしまったことが残念でなりません。
- まみさん からの返信 2011/08/12 22:03:01
- RE: レバノンのベイルートを思い出しました
- worldspanさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
古びてたり一部崩れていてもたくましく住んでいる人がいることから、廃墟っぽくても風情がある……と感じたのですが、紛争の爪痕かもしれないと思ったら、私も実は、とこかで見たベイルートの写真を思い出してしまいました……。
トビリシもクタイシもきれいに整備されて美しい町といえるところもたくさんあります。
しかし先にこういう写真をアップしてしまって……印象暗くしたかしらと心配です。
でもworldspanさんがおっしゃる戦後まもない頃は、もっともっと美しかったのかもしれませんね。
アルメニアとアゼルバイジャン、それからグルジアでの民族紛争については、これまで漠然としか知りませんでした。いや全然知りませんでした。
今回のコーカサス旅行をきっかけにやっと少し調べたんですよ。。
遠い国の遠い出来事というだけでなく、やはり足を踏み入れるとなると、うっかり紛争地帯に紛れ込んではいけないので、自分のことのように必死に調べることになりますから。。。
-
- crossさん 2011/08/10 18:35:45
- これでも首都か〜
- まみさん、こんにちは♪
グルジアの旅行記頑張ってますねぇ。
いろいろ見てますが、凄い所に旅行されるまみさんが凄いですぅ〜♪
この写真はただ壁が剥がれ落ちたという訳ではなく、
砲撃された感じがありますが...どうなんでしょう?
ひなびた街角の写真だけをまとめられたからだと思いますが、
何か物騒な臭いが漂ってきてます...。
cross
- まみさん からの返信 2011/08/11 08:49:32
- RE: これでも首都か〜
- crossさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
グルジアの首都トビリシ、先にひなびた写真ばかり集めたので、首都とは思えないような印象を与えてしまいましたね〜。
きれいなところや、首都らしいところもありましたよ。
がんばってそちらもなるべく急いで作成したいと思います〜。
あるいは他の方のトビリシ旅行記は、きれいなところもたくさん写っています。
もっとも私は最初は前世紀的な旧市街から歩き始めたので、これでも首都か〜と思いながら歩いていたのは確かです。
コメントくださった写真。
確かに、言われてみると、砲撃のあとなのかも。
ロシアとの戦争は、たったの3年前の出来事ですものね。短かったとはいえ。
歩いている分には別に物騒なかんじを受けずに全く平気でした。
この崩れ具合はちょっと度を越していたにしても、こぎれいなだけでない街角だったので、違和感は少なかったんです。
単に私が鈍いだけ!?
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