とある日本の夏休み（長岡花火編）

2011/08/03 - 2011/08/05

　今年の夏休みは、新潟旅行です。

　地元の花火大会があえなく中止になってしまったので、長岡花火を見てみようというのがメインテーマ。

　新発田にある嫁さんの実家にも寄ろうと思うのですが、なにせ新潟県というのは横に広い。長岡のある中越と新発田のある下越とは意外と遠いことが、移動方法を調べていての実感。

　ちなみに私（Mr）は、スノボで越後湯沢に頻繁に言っていたため新潟＝越後湯沢なイメージしかなかったりします。

日程
　１日目　東京→（新幹線）→長岡→（新幹線）→新潟（新潟泊）
　２日目　新潟→（在来線）→寺泊→（在来線）→弥彦（弥彦泊）
　３日目　弥彦→（在来線）→新発田

　お宿
　　新潟：ホテルレオパレス新潟
　　　お値段も安いし、清潔。朝食バイキングもなかなかおいしい。　　必要十分なお宿。
　　（http://www.leopalacehotels.jp/niigata/index.php）

　　弥彦：四季の宿
　　　一番お安いプランでしたが、食事もおいしいし、スタッフも明るいし、感じのいいお宿でした。
　　（http://www.minoya.net/）　　

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

　東京駅１０時３２発のとき３６１号の自由席に乗り、長岡駅に１２時１４分に到着。

　せっかく新潟まで来たので、お昼ごはんは長岡小島屋で新潟名物へぎそばを食べましょう。

　駅から５分ちょっとの本店まで行ってみると、１時間待ちの大行列。

　仕方がないので駅前ビルのCoCoLoの中にある視点に入店。

　店内には長岡花火の絵が飾ってあります。

　ちょっと豪勢に祭りセット（名前違うかも）を注文。

　キス、なす、穴子、海老の他に、長岡独特の野菜「糸うり」の天ぷらがついています。この糸うり、口に入れると、糸のようにほぐれます。味は瓜の味。変わった食感。初めて食べました。

　へぎそばはつなぎに海藻をつかったおそば。もともと十日町や小千谷の方の名物らしく、新発田出身の嫁さんは知らなかったようです。
　
　海藻をつなぎにしているせいか、独特のこし、食感で、そばの香りを楽しむ感じではないものの、これはこれでなかなか美味しい。

　祭りで盛り上がる大通りをまっすぐ３０分弱。会場の信濃川河川敷に到着。有料席は取っていないので、無料席ゾーンへ。

　無事席をとって、しばらくすると、突然の大雨。大手橋の下で雨宿りします。

　私たちが行った８月３日の少し前、７月２９日から続いた豪雨災害で三条市などを中心に大きな被害が出てしまったとのことで、花火大会自体も開催が危ぶまれたようです。

　この日の雨もかなり激しい雨。最近の集中豪雨はまるで東南アジアのスコールのよう・・・。

　１時間ほどで雨が止んだ（ちなみに新潟では「はれた」というらしい）ので席に戻って調達した食料を食べながらのんびり過ごします。

　ちなみに河川敷の近くにスーパーウオロクがあり、そこで食料調達可能です。

　席は、大手橋の少し下流側。本当は長生橋と大手橋の間がよかったんだけど、すでに満員でした。

　きれいな夕焼け。晴れてほんとによかった・・・。

　いよいよ、花火大会開始。

　最初に、震災で亡くなった方へのメッセージとともに花火が打ち上げられ、すこしじ〜んときてしまった。

　花火には鎮魂の意味もあるんだなあ。

　桜と同じで、はかなく散ってしまうところに、日本人の感じるところがあるんじゃないかなあ。

　ナイアガラ花火は大手橋と長生橋、２回やったけど、残念ながら私たちの所からは裏側しか見えなかった。
　
　でも、目の前に上がる花火もあって、大迫力！

　なんか、下が爆発してるように見える・・・。

「天地人花火」だったかな？絢爛豪華。

　長岡花火の名物、正３尺玉は、長生橋付近から２発上がります。

　ちょっと私たちの所からは遠かったけど、その大きさは十分わかります。

　さすがにこの大きさだと、真ん丸にはならないのね。

　最後の「フェニックス花火」はまさに圧巻！

　川上から川下まで、目の前全てが花火のカーテン！嫁さんも私もあほみたいに「あ〜〜」とあっけにとられて見ていました。

　すごかったなあ。多分今まで見た花火大会の中で一番良かったかも。

　この後、余韻に浸りつつ新幹線で新潟へ。駅までの誘導も本当にスムーズで、１１時過ぎには新潟に到着できました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く