ドタバタ　長岡花火大会鑑賞　２０１１

2011/08/03 - 2011/08/03

人に笑われるほど、実は花火好きな私。
今年の長岡花火大会は、夫と私の予定が合わなかったので、当初は行かないつもりでした。
でも、諸般の事情で、３日夜にあるはずの夫の飲み会が中止になり、
夫の職場の女性は、倹約家だけど毎年「新幹線を使って日帰りで花火見に行く」とのことで、
「長岡の花火を見たら、新潟市の花火なんてしょぼく感じますよ」とも言われたらしく、
じゃあうちも新幹線で行ってみるかと、その日の夫の昼休みにメールで相談して「今夜花火に行く」ことに決定。

実は私は３日の昼頃、大阪での用事を終えて、新潟に飛行機で戻ってきたところ。
機内には、長岡の花火大会に行くと思われる高齢者のツアーの方々も。

新潟に近づくと、機内から見る越後平野は先日の豪雨で河川はまだ茶色く濁って川幅も広がってました。
この長岡の信濃川沿いも、大変だったそうで、花火大会のために急ピッチで会場整備されたそうです。

昼間に新潟駅で、Sきっぷという一人２９２０円のお得な新潟ー長岡往復切符を買いました。
ちょうど券売機の前に案内の女性が居て、「長岡の花火を見に行く方はいらっしゃいますか？」と
案内されていたので、「はーい」とその女性からSきっぷの買い方を教えて貰いました。
Sきっぷだと、新幹線自由席も乗れます。

日本三大花火大会だと言われてる花火大会らしいですが、個人的には諏訪湖の花火大会の方が良かったかも。
尺玉の大きさとか、派手さはあるんですが、スポンサー紹介のアナウンスが花火の前に長々と行われ、それが興ざめでした。
もっと淡々と、スポンサー名、花火名ぐらいだと良いのですが、
スポンサーがどういう企業で・・・とか紹介が長すぎるのと、
アナウンスのテンションが高すぎでした。
確かに、スポンサーの方々のおかげて花火が楽しめるわけですが、そういうのって、「秘すれば花」ですよね。

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

夫の仕事が終了後、１８時１３分の新潟発の新幹線に乗りました。
２階建てのMaxときだったのですが、初めて２階席に座ることができました。

１７時５０分頃、新潟駅に着くと、１８時０５分発の新幹線もあるため、
一番先頭に並ぶことができ、余裕で座れました。

発車間際に来た方は、空席がなく立ってます。
長岡まで２５分ぐらいなので、座れなくてもなんとかなりそう。

夫(自称神戸出身のシティーボーイ）によれば、新潟ー長岡だと、
関西の西明石ー京都と同じぐらいの距離で、
「関西人はそんな距離で、絶対に新幹線なんて乗らへんやろ？」と言ってます。
確かに、私も関西人ですが、祇園祭の宵山見に行くのに、西明石から新幹線って有り得ないですね。
しかも、往復新幹線を使ってトータル２９２０円って値段は関西では有り得ない。
関西だともっと高い。

弥彦山に沈む夕陽。田んぼの稲もすくすく育って、緑のじゅうたんがきれいでした。

１８時３８分長岡駅着。長岡駅で下車する人が多かったです。
でも、首都圏のラッシュに比べると、たいした混み具合ではないです。

夫の職場の人から「長生橋をめざせば良い」と聞いていたので、そちらへ向かいます。

一応、先月号の新潟タウン情報誌の花火特集は買っていたので、
それに載っていた長岡花火大会マップは持っていましたが。

徒歩で、約１時間弱かかり、花火は始まってました。

長岡駅のタクシー乗り場は長蛇の列で、タクシーで長生橋のたもとまで行く人もいました。

信濃川右岸の長生橋の上流側にしか行けなかったのですが、
ここだと、花火が橋にかかることもあるので、あまり良い見学場所とは言えないかも。

でも、ドタバタ決めた花火鑑賞だったので、贅沢は言えませんね。
みなさん、１４時頃の無料観覧席開場から場所取りされてるようですし。

ただ、１６時頃は家で雨雲レーダーなど見ていたら、長岡は雨が降ってたようです。なんとか花火の頃は雨があがっていたのでよかったです。

この花火、実は最初に上がった形はキティーちゃんなんです。
その後、被さるように大きな花火が上がってよくわかりませんが。
左上にキティちゃんのひげが３本でてますよね。

個人的には、こういうデザイン花火はあまりきれいに形が出ないし、
一瞬なので、そこまでしなくても・・・って思います。
技術的にはすごいことなんでしょうけれど、その割に見映えはぱっとしないし。

あと、写真には撮れませんでしたが、ラブハート花火というのもあって、
ハート型の花火がいくつか出てきました。
これも、個人的にはいまひとつ。

こういう低い花火は、橋にかかって見えづらかったです。

カラフルにいろいろな色の花火が飛び出してきて、
どんどん上空に上がっていきます。

先ほどの色とりどりの花火が、どんどん上空に上がっていきます。

朱鷺をイメージしているような色合いと羽根のような花火。
これは、私がそう見えただけかもしれませんが。

夫は土星じゃないの・・・との意見。
そういえば、実物は土星みたいだったかも。
写真だと朱鷺に見えるだけ？

この辺りの花火が大河ドラマ「天地人」をイメージした花火で、バックミュージックに天地人のテーマ曲が流れて、それに合わせて花火が打ち上がります。

盛り上がりはするんですが、個人的には花火は打ち上げの音や余韻を楽しみたいタイプなので、BGMは要らないんですが。

松葉のようなイメージの花火。

ナイアガラなんですが、長生橋の下流側から出ているので、上流側からはあまり良く見えません。
有料観覧席などは、下流側にあるので、やはり長生橋の上流側というのは良い見学場所ではないですね。

でも、ギリギリに来たら、この辺しか空いてないんですよね。

スポーツ用品メーカーヨネックスがスポンサーの花火。
ヨネックスのマークのようにも見えますね。

ヨネックスの花火も華やかでした。

長岡の花火は正三尺玉というドデカい花火が特徴なんですが、
それは、あまりに大きかったのと、打ち上げ場所も違うので、写真は撮れなかったです。
２回ほど打ち上げられてました。
ちょうど打ち上げ場所は、長生橋の上流側でした。

21時頃から、フェニックス(不死鳥）の花火が打ち上がりました。

最後まで見ていたかったんですが、新幹線の時刻も心配なので、コレで帰りました。
ちょうど帰ろうと思ったら、フェニックスがはじまりました。
それだけは見ていったのですが、それが終わったタイミングで
席を立つ人が多かったです。

新潟タウン雑誌の花火特集に載っていた情報によれば、花火終了のときに、
花火師さんへの感謝を込めて、ペンライトのように懐中電灯の光を揺らすそうです。
ほんとはそこまで居たかったのですが、土手が少しぬかるんでいて、座っているときに滑らないように足で踏ん張っていると、足首もお尻も痛くなったのもあり、21時頃が限界でした。

実際、長岡駅でも改札制限があったので、最後まで居たら、乗り損ねる可能性もあったかも。
なんとか２１時５５分発の新幹線に乗れましたが、改札で私の後ろに居た方は、２１時４６分の新幹線を予約していたらしいですが、私が改札を通った時刻が２１時４６分だったので、乗れなかったのかも。

もし来年見る機会があれば、今度は有料観覧席で見たいです。
って、有料観覧席のゲットの仕方もわからないですが。

でも、ドタバタで当日直前に決めて見に行った割には、ちゃんと座って見られたんで良かったです。
昔、横浜の山下公園の花火大会は、石川町駅に着いたのに、改札が混んでいて、改札閉鎖されたようで、電車から降りないでくださいと言われて見に行けなかったので。