本日快晴、ラマンチャの風景

2011/01/01 - 2011/01/01

赤い土が広がる荒野、ラマンチャ。
真夏は厳しい気候なのだと思うけれど、
冬のラマンチャは、うららかな感じ。

昨日、スペイン東部のエストラマドゥーラ地方をあとにして、
山脈を横断し、ラマンチャ地方へ。

エリア コンスエグラ(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー

コンスエグラは、７基の風車が並ぶ丘の麓の町。
スペインを縦貫してマドリッドへ続く高速道路からも
壮観な姿を眺めることができる。

ラマンチャは、ドンキホーテの舞台。

ドンキホーテって、実在の人物かと思っていたら、
連続ドラマの主人公だった。

風車を怪物と間違えて、
決闘をいどんだという、まっすぐな人。

風車以外、何もない。

赤い土の原っぱ。

空が大きく見える。

昨日、メリダを出発して、
シウダッド・レアル（王様の砦）という町まで
N430号線を、４時間弱、ひた走った。
山を越えるときは、多少くねくね道だったけれど、
それ以外は、見事にまっすぐ。

旅行計画時は、季節がら、
雪で道路の閉鎖があるのでは？
山道はスリップしないか？
と、いろいろ心配した。

今年は雪が少ないらしい。
幸い通行止めもなく、でも、信号さえない、
寂しい寂しい一本道だった。

コンスエグラ村を出る。
途中、旅籠風のドライブインで小休止。
この辺りは、ドンキホーテ一色。

左の縦長の写真は、25年前のお正月の写真。
右の２枚は、今回の写真。
再訪するなんて、夢にも思っていなかった。

風車もラマンチャの風景も何も変わっていませんでした。

シウダッドレアルの町外れで、
やっと、レストランを見つける。

英語のメニューがない、、
ポヨとか、コチージョとか、カタコトスパニッシュと
身振り手振りで、なんとかチキン（ポヨ）にありつく。

侮るなかれ、田舎のレストランのポヨ、おいしい！

ライスサラダもさっぱり。Good Choiceでした。

ラマンチャ地方の有名なチーズは、
ケソ・マンチェゴ　（ケソはチーズ）

優しい味です。

今回はクリスマスシーズンだったからか、
どこへ行ってもお菓子が一杯。

行きのAVE（高速鉄道）でも
ホテルのラウンジでも、よく出たのが、
アーモンドローストの粉と小麦粉とラードを混ぜて固めて
焼いたお菓子。

青い包みのポルボロン（Ppolvoron）は、
粉砂糖がかかっている。
赤い包みマンテカド（Mantecado）は、
胡麻がのっている。

両方ともアンダルシアの、エステパ村のが有名

左上の涙形、もなかのような○○、、
菓子名失念。

右上、アーモンドのローストの蜂蜜漬け
食べ出すと止まらなくなる。

そして、香ばしい松の実たっぷりのマジパン、
ピニュナーダ

トレドでは、愛嬌のある竜の顔のお菓子も
よく見かけた。
Roscones というお菓子に似ているけれど。菓子名不明