上海★お茶しに静かなおしゃれスポット「思南公館」へ

2011/07/24 - 2011/07/24

日曜日の午後は、地下鉄で新天地駅まで移動して、
歩いて思南公館へ。

以前は友人と来ましたが今回はひとりで。
思南公館は1930年代に建てられた歴史建築を
カフェやレストラン、スパ、ホテルなどに利用した
おしゃれスポットです。

まだ内装準備中のところもあり、少し閑散としていますが、
田子坊、新天地、孫中山故居、周公館などが集まる地域にあり、
これからどんどん注目が集まるのではないかと思われます。

さあ静かなおしゃれスポット「思南公館」へ。

初めは建物を見たり、ところどころに置いてある
芸術作品（？）を見たりしていたのですが、
お腹がすいてきたのでカフェへ。
カフェで1時間ほどまったりしました。

カフェで休憩していると雨が降りだしたので、
思南公館の敷地内にある周公館にも行ってみました。



★★　思南公館について　★★

思南公館は1920〜30年代に建てられた約50棟の歴史建築から成るエリア。上海で花園住宅が最も集中しているエリアのひとつであり、周恩来、孫文、柳亜子、梅蘭芳ら著名人がこの地に住んでいました。

現在はレストラン、バー、カフェ、スパ、ホテルなどが集まるおしゃれスポットに生まれ変わっています。歴史建築を利用したおしゃれスポットは最近結構見かけますが、ここはかなり高級なお店が集まっています。ホテルは思南公館酒店という名前で、お部屋は全て一戸建ての洋館、一泊一律3万8000元という驚きの値段です。


★★　周公館（中国共産党代表団駐滬障Q事処）について　★★

中国共産党代表団駐滬障Q事処は1946年9月、つまり戦後の国共交渉期間に成立した、中国共産党代表団が上海に設立した事務所です。当時は国民党の取り締まりが厳しかったため、対外的には周恩来将軍寓所（周公館）と呼ばれていました。事務所設立後、周恩来、董必武らがこの地で各界著名人や中国内外の記者に会いました。

建物自体は地下1階、地上3階建ての花園洋館で、1920年代に建てられたものです。1979年に修復され、記念館となりました。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄10号線の新天地駅で下車。

地下鉄の構内には、周恩来の上海での活躍に関する展示がありました。

これをさらっと見て、駅の外へ。

今年は中国共産党成立90年ということで、共産党にまつわる旅行が流行っています。

新天地駅周辺は、中共一大会址、孫中山故居、周公館などがあり、共産党にまつわる駅（「紅色経典」駅）と大きく書いてありました。

中共一大会址と孫中山故居には行ったことがありますが、周公館には行ったことが無かったので、思南公館でぶらぶらしたあと、周公館に行ってみることに。

○　諸聖堂
住所：盧湾区復興中路425号

アメリカ聖公会によって建てられた基督教新教教堂。

おしゃれなレストラン。

並木道なので思ったよりも暑くなかったです。

○　重慶公寓

○　思南公館

案内人？

前回は夕方やってきたので、建物があまりよく見えませんでした。昼間の思南公館もなかなかいい感じです。

お上品な建物が沢山ありました。

敷地内にはホテルもあります。家を一棟ずつ貸し出しています。そのお値段なんと1泊3万8000元！驚きのお値段です。

レストランやカフェ、スパなどがありますが、どれもとても高級です。

バーかな？

待ち合わせ中？

どこも高いので、The Coffee Beanに入ることにしました。

お腹が空いていたので、サンドイッチも頼みました。

あとはネットをしたり、本を読んだりしてのんびり過ごしました。

外は突然天気が変わって雨に。

さてどこに行こうかな？

せっかくなので周公館に行くことにしました。

○　周公館（中国共産党代表団駐滬障Q事処）

入場料は無料です。

中国共産党代表団駐上海事務所（中国共産党代表団駐滬障Q事処）でしたが、外部向けには周公館（周恩来住居）としていました。

向かいの建物は、国民党の特務機関が見張りのために使っていた建物。通りをはさんでお互いがよく見えます。

国民党に見張られながら、共産党事務所として機能していただけあって、中の展示から緊迫した雰囲気が伝わってきました。

1階には周恩来の御用車が展示されています。

最後に向かいの国民党特務機関が使用していた建物の外観を見てから、田子坊に移動しました。