2011/06/17 - 2011/06/17
420位(同エリア799件中)
ソフィさん
2011年6月17日(金)
イヴォアール港の小さな広場に面する、可愛いカフェ。
ガラス棚に、手作りらしい美味しそうなケーキが並んでいたので、どれにしようかと迷っていたら、あるじらしい人が勧めてくれたのは、「タルトタタン」だ
った。
私が「タルトタタン」という名前を知らなかったので「どんなものか?」と訊ねると「アップルパイのようなものだ」と答えが返ってきた。
「タタン」というフランスのある田舎のホテルで、アップルパイを作っているとき失敗して、リンゴを焦がしてしまった。
それが「タルトタタン」の始まりだそうだ。
温めて出された「タルトタタン」は、キツネ色に深く焼けていて、とても美味しそうだ。
皿の脇に盛られたクレーム・シャンティーイ(生クリーム)の大きな山は、ケーキの美味しさを一層引き立てている。
「ゴクッ!」思わず喉が鳴りそうだ。
カフェは、エスプレッソ。
すると私の直ぐ前の席に、小学校生らしい坊やが、黙って座った。
カウンターのあるじと、ニコニコ話しながら、アイスクリームを頼んでいる。
「?〜??」
カフェに子供がやってくる、都会では出会うことのないだろう不思議な光景をいぶかりながら訊ねてみると「あれは僕の伯父さん。毎日来るんだよ」とのことだった。
彼は、見慣れぬ私にも、平気で接してくれる。
道を隔てて大きく聳えているホテルの入口が、突然賑やかになった。
新婚の披露宴が明けたらしく、花嫁姿の白いヴェールの人が、玄関まで客を送っている。
客を迎えに来た車が二〜三台、港の小さな広場を埋めている。
客が帰った後、付近一帯に静寂が残った。
広場に残された大きめの黒い車は、新婚旅行用らしい。
白いリボンが、あちこちに結び付けられている。
こんなところに駐車するとは、きっと警察の特別許可を取ったに違いない。
あるいは、新婚旅行用と判っているので、誰も文句を言わないのだろうか。
カフェのあるじや、客たちに、別れを告げながら道に出たら、まだ僅かに雨が残っていた。
帰途の坂を登りながら、夕方になって観光客の途絶えた静かな中世の街並みを、静かに味わう。
読み易い「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。
「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、この記事に関連した写真があります。
(2011.7.25 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イヴォアールの街
尖塔 -
シャモニーの「エデンホテル」から見た
グランドジョラス
(6月21日撮影) -
シャモニーの「エデンホテル」から見た
グランドジョラス
(6月21日撮影) -
シャモニーの「エデンホテル」から見た
グランドジョラス
(6月21日撮影) -
グランドジョラスの頂上が
雲に隠れた
(6月21日シャモニーにて) -
グランドジョラスの頂上Lが
すっかり雲に隠れた
(6月21日シャモニーにて) -
アルプスの山は
アッと思う間に
雲に取り囲まれた
(6月21日シャモニーにて) -
雲がかかったアルプス
(6月21日シャモニーにて) -
雲の中にひっそりと
グランドジョラスの裾が見える
(6月21日シャモニーにて) -
雲の中のグランドジョラスは
大きく見える
(6月21日シャモニーにて)
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