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 <br />2011年6月16日(木)<br /><br /><br />そろそろ日本時間では、29時過ぎではなかろうか。<br /><br />翌朝の5時過ぎである。<br /><br />ほとんど眠らないままの疲労は、極度に達しているだろう。<br /><br /><br />しかし、目指すホテルの灯を遠くに見ながら、足取りは軽かった。<br /><br />重い筈のトランクも、不思議に重くなかった。<br /><br /><br />「ついに目的地にやって来た」という達成感が、心を活気づけているようだ。<br /><br />ジュネーヴ空港に着いてからの、4時間の苦闘が、こんなに大きな喜びを生んでいるのだ。<br /><br />このような喜びは、団体旅行で味わうことのできないものだろう。<br /><br /><br />ブッキング・ドット・コムで見たこのホテルは、ヒマワリ畑の真ん中に建っていた。<br /><br />そのヒマワリがないのをいぶかりながらも、ホテルの壁に描かれた照明付きの看板には「コテ・シュド(南側)」の字を、はっきり読むことが出来た。<br /><br />このホテルの名前は「オテル・コテ・シュド・レマン」なのだ。<br /><br /><br />ホテルの建物は新しくてきれいだったが、木造を思わせる、落ち着きのあるものだった。<br /><br />屋根つきの五階建てで、温かいもてなしの雰囲気が、外部に向かってもほの見える。<br /><br /><br />道からホテル玄関までのゆるい坂を登りながら、どんな人が迎えてくれるだろうと、楽しみにする。<br /><br />夜が遅いので、ホテルの一階は、もう灯りを落とし始めていた。<br /><br />外から見えるバーにも、人影がまばらである。<br /><br /><br />「ボン・ソワール」<br /><br />ホテルの玄関に入ると、恰幅のいい表情の穏やかな赤ら顔のおじさんが、奥から出てきた。<br /><br />「到着が遅れた片瀬ですが」<br /><br />と言ったら、この人はバーで飲んでいた客だったらしく「奥に取り次ぐからチョッと待て」とホテルの人に連絡してくれ、玄関から外に消えて行く。<br /><br /><br />レセプションにやってきたおねえさんは、「二晩ですね」とだけ言いながら、サッと鍵を渡してくれる。<br /><br />実に飾りや無駄のない対応で、それでいて旅人の心をほのぼのと温めてくれる何かがある。<br /><br /><br />日本のサービスは表面的なものを重視する。<br /><br />だがここのサービスは、内面の温かさをタップリ感じさせる。<br /><br /><br />このようなサービスを磨くには、どんな修練をすればいいのだろうか。<br /><br /><br />添付の写真は翌日6月17日夕方、ジュネーヴ空港から新しい車を受け取った帰り道で、トノンから10キロほど手前の「イヴォアール」で撮影した。<br /><br />この街には、中世風の街並みが大切に保存され、「花のまちコンクール」で、最上級の「四つ花」をとっている。<br /><br /><br />読み易い「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。<br /><br />「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、この記事に関連した写真があります。<br /><br /><br />(2011.7.9 片瀬貴文)<br />

モンブランドライブ【A08】日本時間午前5時感動のホテル着そしてレセプショニストの心温まる対応

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2011/06/16 - 2011/06/16

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ソフィ

ソフィさん


2011年6月16日(木)


そろそろ日本時間では、29時過ぎではなかろうか。

翌朝の5時過ぎである。

ほとんど眠らないままの疲労は、極度に達しているだろう。


しかし、目指すホテルの灯を遠くに見ながら、足取りは軽かった。

重い筈のトランクも、不思議に重くなかった。


「ついに目的地にやって来た」という達成感が、心を活気づけているようだ。

ジュネーヴ空港に着いてからの、4時間の苦闘が、こんなに大きな喜びを生んでいるのだ。

このような喜びは、団体旅行で味わうことのできないものだろう。


ブッキング・ドット・コムで見たこのホテルは、ヒマワリ畑の真ん中に建っていた。

そのヒマワリがないのをいぶかりながらも、ホテルの壁に描かれた照明付きの看板には「コテ・シュド(南側)」の字を、はっきり読むことが出来た。

このホテルの名前は「オテル・コテ・シュド・レマン」なのだ。


ホテルの建物は新しくてきれいだったが、木造を思わせる、落ち着きのあるものだった。

屋根つきの五階建てで、温かいもてなしの雰囲気が、外部に向かってもほの見える。


道からホテル玄関までのゆるい坂を登りながら、どんな人が迎えてくれるだろうと、楽しみにする。

夜が遅いので、ホテルの一階は、もう灯りを落とし始めていた。

外から見えるバーにも、人影がまばらである。


「ボン・ソワール」

ホテルの玄関に入ると、恰幅のいい表情の穏やかな赤ら顔のおじさんが、奥から出てきた。

「到着が遅れた片瀬ですが」

と言ったら、この人はバーで飲んでいた客だったらしく「奥に取り次ぐからチョッと待て」とホテルの人に連絡してくれ、玄関から外に消えて行く。


レセプションにやってきたおねえさんは、「二晩ですね」とだけ言いながら、サッと鍵を渡してくれる。

実に飾りや無駄のない対応で、それでいて旅人の心をほのぼのと温めてくれる何かがある。


日本のサービスは表面的なものを重視する。

だがここのサービスは、内面の温かさをタップリ感じさせる。


このようなサービスを磨くには、どんな修練をすればいいのだろうか。


添付の写真は翌日6月17日夕方、ジュネーヴ空港から新しい車を受け取った帰り道で、トノンから10キロほど手前の「イヴォアール」で撮影した。

この街には、中世風の街並みが大切に保存され、「花のまちコンクール」で、最上級の「四つ花」をとっている。


読み易い「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。

「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、この記事に関連した写真があります。


(2011.7.9 片瀬貴文)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー
航空会社
フィンランド航空
旅行の手配内容
個別手配
  • イヴォアールの尖塔<br />(6月17日撮影)

    イヴォアールの尖塔
    (6月17日撮影)

  • 花のまち<br />イヴォアール<br />花の動物が出迎えてくれた

    花のまち
    イヴォアール
    花の動物が出迎えてくれた

  • 花のまちイヴォアールでは<br />どの家も花にあふれている

    花のまちイヴォアールでは
    どの家も花にあふれている

  • イヴォアールの町には<br />中世の風情がいっぱいだ

    イヴォアールの町には
    中世の風情がいっぱいだ

  • イヴォアールの<br />緑いっぱいの風景

    イヴォアールの
    緑いっぱいの風景

  • イヴォアールの街角は<br />花また花

    イヴォアールの街角は
    花また花

  • イヴォアールは<br />よほどの花好きが<br />揃っている

    イヴォアールは
    よほどの花好きが
    揃っている

  • イヴォアールの花には<br />冴えもある

    イヴォアールの花には
    冴えもある

  • イヴォアールの<br />ランプ店

    イヴォアールの
    ランプ店

  • どの家も<br />緑の<br />イヴォアール

    どの家も
    緑の
    イヴォアール

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