2011/04/28 - 2011/05/06
13502位(同エリア17459件中)
ちゃおさん
僕は言語学者でもなく、日本語とインドネシア語の共通点などはさっぱり分からないが、インドネシア語でただ一つだけこの「キンタマーニ―」という地名は、以前から興味を引いていた。そっくりの日本語「金玉」と随分似通った名前で、この地名のお蔭でインドネシアにはどことなく親しみを感じ、日本との共通項を感ずるようにもなっていた。
さて、バトゥ―ル湖畔のホテルからこの峠の国道までは僅か1キロちょっとの距離であるが、今朝、山から下りてきたばかりの足では、この急坂を歩いて登ることも出来ず、5万Rでバイクタクシーを使ったが、どうも田舎の人ほど旅行者の足元を見て、値段をふっかけて良くない。
先ずホテルをチェックアウトする時、近くでぶらぶらしていた男(こういう人間は都会でも田舎でも人口が多く仕事の少ないインドネシアではあちこちにいる)に、キンタマーニ―までの借り上げ料金を聞いたら15万と言ってくる。ウソだろー、直ぐそこに見える町なのに! ではキンタマーニ―立ち寄りのブサキ寺院まで幾らか、と聞いたところ、25万Rと言う。全くバカにしなさんな!
一昨日のクタからこのバトゥ―ル湖を往復でも40万R,片道だったら30万Rで行ってくれると言っていたのに、ここではその僅か五分の一の距離なのに25万とはちと酷い。足の無い旅行者の足元を見たぶっかけ商売だ。で結局昨日雨具を買った店の前でバイクを拾い峠の上まで来たのだが、国道とは言っても、路線バス等の公共交通機関がある訳ではない。そうした町と町の間の公共バスが無いと言うのは、この国道に出て初めて分かった。
峠の上のこの付近は「プヌロカン展望台」と言って、ウブドから上がって来てキンタマーニ―に抜ける国道、東に向かってブサキに行く道路、坂を下ってバトゥ―ル湖畔に向かう坂道、と言わば変則の十字路に当たるところえ、見晴らしの良い場所にはリゾート風のホテルがあったり、崖の上から湖を見下ろすレストランがあったり、と少しばかり賑やかな街路になっている。そんな中にタクシー置き場のような一角もあって、向こうからどこへ行くのか!と声をかけてきたので、「ブサキ!」と答えると、「20万!」と言ってくる。「もっと負けろ!」と言ってもそれ以上負ける気配もなく、諦め、国道を通るタクシーを拾うことにする。
一般にインドネシア人は中国人のように値段交渉を粘るようなことはしない。1−2回の交渉で、折り合いが付かなければ、それであっさり諦める。交渉不成立で損しようが得しようが一向にお構いない。縁が無かったもの、と諦めの風情。もうそうなったら、こちら側から再度交渉を持ちかけても相手にしてくれない。そうした国民性があるようだ。タイ人はどちらかと言うと中国人に似たところがあり、こうした違いを見ていると民族の文化度、練れ度の違いのようなものも見えてきて、案外面白い。
そうしたことを考えながら国道の道をキンタマーニ―に向かって歩いていると、レモが1台後ろからやってきて、「乗らないか!」と言ってくる。見ると空ではなく、乗客も3−4人乗っている。「これからキンタマーニ―に行くところだ」という。それは丁度良い。「キンタマーニ―に行って、その後、ブサキまでは幾らか?」と聞いたところ、「15万」だと言う。「では10万にしてくれ!」、乗客を乗せたまま、高いの安いの値段交渉。「Last Price 12万!」と言ったので「OK」とそのレモに乗り込む。
「レモ」とは小型の軽トラックを改造し、後部座席に乗客を乗せ、短い区間を行ったり来たり、コースを外れて自宅前まで送ってくれたりもする便利な乗合タクシーのようなものであり、通常区間であれば、大体2000Rから5000R位の料金で運んでもらえるインドネシア独特の乗り物であるが、その「レモ」を12万Rで貸し切ることにした。「Last Price!」が気に入った。これはインド人独特の言い回しであり、こんな言葉をインドネシア人も使っているとは、ヒンドウ文化もあながみ無視できない。
この峠から凡そ15分、順繰りに乗客を下し、キンタマーニ―の町の中心部、マーケットの辺りまで行く。普通の田舎町。タイでもベトナムの田舎で見たような、町の中に中心の通りが1本走っていて、マーケットを中心に町が広がり、その道路に沿って小学校、警察署、商店、雑貨店、電気店などが並んでいる。まだ銀行とか保険のレベルの事務所までは進出していないようだ。
マーケット自体も小さく、レモを降りて歩くほどのこともなく、車内から写真を撮って、次に、この北部の州ではブサキに次いで格式の高いバトゥ―ル寺院を眺め、この国道をさっと往復し、キンタマーニ―の町は通り過ぎるだけにして、次のブサキに向かうことにした。
- 旅行の満足度
- 4.0
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峠の上のプヌロカン展望台から車で約15分、キンタマーニ―の町にやってきた。
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町の中心には小学校とか警察の公共施設などが建っている。
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人口3−4万か5−6万程度の小さな町。マーケットも小ぶりだ。
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マーケットの外で売られている果物等は南国だけあって豊富だ。
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ここは小学校と思ったが・・。
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この地方でブサキ寺院に次ぐ格式の高いバトゥ―ル寺院だ。
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この寺院の正式名は「Pura Taluk Biyu Batur」と言う。
「Pura」はタイ語の「プラ」と同じで「僧侶、仏像、高貴な、聖地」などの尊称言葉である。 -
インドネシア風のあでやかな装飾に彩られている。
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猿は仏の使い。タイでも同じだった。
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この国の人々の信仰心の篤さには圧倒される。
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