2011/07/02 - 2011/07/03
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vegemaruさん
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子供連れで宿を探す時の条件に「和室」をチェックするとかなり絞り込まれてしまいます。
しかも、豪華な旅館ばかり・・・。
リーズナブルで和室はないものか、と探したところヒットしたのが今回の宿の「西木屋町仏光寺上る」、これが宿の名前。
流行り?の京町家を借り切って泊まれる宿。
祇園から近いし、夜の散歩も面白そう。
わが子は1歳にして京都を満喫したようです。
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝、出発時間になっても起きないので、寝たまま車に乗せ、駅に着いたらベビーカーに乗りかえて、さらに電車に乗りかえて、その間ずっと寝ていたコドモ。
電車が湖西線に入って琵琶湖が見え、そろそろ京都に近づいた所でようやく目を覚まして朝ごはんです。
時間の使い方のうまいヤツ。 -
京都駅に着いて、電車を見て興奮していました。
動きそうになかったので、ツレにコドモを預けてその間に私はキャリーサービスを申し込んできました。
片道750円で、夕方に宿に荷物を届けてくれるサービスです。
コインロッカーよりも高いのですが、荷物を取りに戻る必要がないのがポイント。行き先、戻り先を気にせず観光できます。
ようやくホームを出て、次はバスターミナルでバスに興奮。コドモはすでに旅行を満喫したようです。 -
バスで向かった先は東福寺。
京都駅から東福寺へは208系の市バスに乗りますが。時計回りの乗り場はD2。でも逆方向のC1から乗りました。
半時計周りに回るので東福寺までは、3倍くらい遠回りです。
単に分からず乗ったのですが、コドモがバスに乗ってうれしそうだったので、これでいいかな、と。 -
東福寺の仁王門と北門のそばにある付属幼稚園。
この日は園庭開放日で子供がたくさん遊んでいました。ウチもちょっとお邪魔。
園バスに釘付けになるコドモ。乗りたがっていました。 -
境内に入る前に臥雲橋を渡りました。
ここから紅葉で有名な通天橋が見えます。
1歳10ヶ月のコドモもこの景色を見て「うわー」と声をあげていました。 -
橋の欄干をくぐろうとするので、止めるのに必死・・・
危ねぇ。
下まで数メートルはあります。 -
橋を渡った所で、コドモが喜んだトラック。
ウサギのマークがよかったよう。
通天橋の景色と喜ぶ程度が同じかも・・・ -
境内に入った正面に法堂。
実はバス停から境内まで思った以上の距離があった上、幼稚園の園庭で遊んだり、同聚院とか○○院とかココロ惹かれる建物に寄り道していたので、ここに来るまでにちょっとお疲れモード。 -
一休みを兼ねて、方丈庭園を拝観します。
君の方丈はそれ? -
方丈庭園。
コドモにとっては大きな砂場です。下ろしてくれと指差していました。 -
縁側でゴロリン。
気持ちよさそうね。親も真似をしたいけど仏目と人目があるのでムリです。 -
北庭。市松模様がかわいい。
梅雨の時期で苔がしっとり・・・を期待したのですが、思った以上に暑い日が続いていて、苔も枯れ枯れ。 -
法堂の向こうに三門が見えたので、近寄ってみました。
これは立派。
国宝でした。
上っている人はいなかったので入れないようです。 -
通天橋も行ってみました。
すごい高度感。
紅葉の時は、橋の入場規制をしてそう。 -
先ほどの方丈がこんな風に見えます。
紅葉の時期はここが一面真っ赤になるそう。
紅葉も最高だけど人出も最高・・・子連れが大変でない時期になるまではおあずけです。
この後、境内に停まっていたタクシーで三十三間堂近くまで移動。
暑くてバテバテになっていたので、涼しいタクシーの中で生き返りました。 -
お昼ごはんは三十三間堂の近くの七条甘春堂の且坐喫茶。
名前の通り、和菓子のお店です。ぜんざいの御膳とか和菓子の御膳の中に、数少ない食事メニューを見つけ、手ごろな値段だったこともあり入りました。
古い建物の座敷をそのまま使ったようなお店で、京都らしいとワクワク。
一人一人、写真のような御膳に用意されます。
うどんと和菓子の御膳を注文。
コドモがお腹が空いていたので、写真を撮る暇もなくかぶりつき、和菓子だけになった写真のみです。
ここのうどんは京都風のやわやわでなく、コシのあるうどんでした。
おいしかった〜
修学旅行の子供たちが10数人大型タクシーで来ていました。
修学旅行クーポンと言う物が存在し、それが使えるお店のようです。 -
七条河原町の交差点にある公衆トイレでオムツ交換をしました。
きれいで使いやすかったです。
祇園までバスに乗って、宿に向かいます。
八坂神社前から花街をナナメに横切って行きます。
花見小路は車も通れるので、ベビーカーではちょっと歩くのが大変かも。 -
横道に逸れると・・・いい感じの街並みが続きます。
-
賀茂川に到着。
お店は夕方からの川床の準備中でした。 -
賀茂川を渡ってすぐ、グーグルマップを最大に拡大して持ってきた地図で何とか到着です。
入り口に木の棒で看板が立てられていました。
「ここだ!」と声を上げると、二階の窓から声をかけられました。
チェックイン、チェックアウトの時間に合わせて、女将さんが来てくれます。2階の準備をしていた所だったようです。 -
茶の間でチェックインの手続きです。
誰かの家に遊びに来たような感覚です。
ちゃぶ台の上には阿者梨餅。
うれしい! -
電子レンジ、ポット、お茶セットが用意されていました。
たくさんの種類のお茶が入っていて嬉しいです。
イノダコーヒー店のインスタントコーヒーも置いてあり、2日間でいっぱい飲ませていただきました。 -
玄関の引き戸の幅は50cmくらい。体を横にして通ります。
昔は左に土間が続いていたのかな?
台所があった場所かも。
現在、キッチンはありません。 -
茶の間の奥は廊下、左側に洗面台、右側はトイレとお風呂の入り口です。
窓の外は高瀬川。
川風が涼しい。
川の向こうは木屋町、飲み屋街です。 -
お風呂。
1畳もあるかどうか。
湯船が深いので、あまり気になりませんでした。
お風呂屋さんに行くのもいいようです。 -
トイレ(右の扉)は狭小と聞いていましたが、本当に狭かった・・・
人が立つ場所がないので、扉を開けて使っていました。 -
こちらは玄関を入った所にある二畳の前室。
荷物置き場として使っていました。
実際の生活では、お客さんの目に付くところだから物を広げておくことは難しそうです。
冷蔵庫はなくてトロ箱に保冷剤が用意されていました。
朝ごはんを冷蔵庫に入れたい時は預かって朝に届けてくれるそう。
保冷剤が足りなかったり、他に用事があったりしたら携帯に連絡すると、女将さんが近所から来てくれます。
ウチは栓抜きがなくて持ってきてもらいました。
隣のカゴは銭湯に行く時用のカゴです。 -
パジャマとタオルは2階に用意されていました。
-
二階の窓から外を歩く人を眺められます。
団扇を持ってくればよかった。 -
二階の反対側は高瀬川に面した廊下とベランダ。
ベランダは強度の関係で1人までだそうです。
サッシロックが付いているので、子供が勝手に出ないようにできます。
通り側と川側の窓を開け放すと、風が通り抜けて気持ちがよかったです。 -
お茶を飲んで一息ついてから夕飯の買出しに出かけました。
四条河原町の高島屋やマルイまで歩いて3分ほど。
今日の夕飯はデパ地下です。
会社帰りに寄れるデパ地下がないので、こんな時こそ!と張り切って物色。コドモ以上にキョロキョロしていました。 -
上、あと村の季節弁当(大)、高島屋に問い合わせて事前予約しました。
下、美濃吉の宵町御膳。
右下、鱧の切り落とし、半端分の盛り合わせかも(安かった)
他に、ビールとワイン、わらび餅、ロールケーキ。
食後の飲み物は宿にあったイノダコーヒーです。 -
夕飯後、近所の散歩に出かけました。
少し薄暗くなって、雰囲気が出てきました。
これは宿の前の通り。 -
夕飯に食べたお弁当のお店は宿からすぐの木屋町にありました。
だんだんコドモの怪獣化が進み、お店での食事が難しくなっています。
お弁当にしてよかった。 -
土曜の夜、川床はどのお店もいっぱいでにぎやかでした。
-
賀茂川を渡って
-
宮川筋を適当に散歩します。
お茶屋さんが多くて、いい感じ。
賀茂川の団栗橋を渡って南に移動、次の橋まで歩いて戻ってきました。
途中、コドモが寝てしまって大変・・・ -
朝の賀茂川です。
朝のジョギングしている人もいれば、まだ夜モードでつぶれている人もいます。まだ営業している飲み屋もあります。
宿も飲み屋街のそばなので、一晩中にぎやかでした。
爽やかなのか爽やかでないのか難しいエリアです。 -
高瀬川に鴨がいました。
-
宿と同じ造りをした家が3件並んでいました。
昔は通り全てがこんな感じだったのかもしれません。 -
宿にあった「朝ごはんマップ」で三条河原町の六曜社に向かうことにしました。
他に朝ごはんを食べられそうなお店は、四条河原町のエクセルシオール位かな?
ホテルで朝食付きが多いから?
朝からあいているお店は少ないようです。 -
木屋町は段差が多く、車も通るのでベビーカーを押すのは一苦労・・・
途中から先斗町を通り抜けました。
ここは車が通らないし、道に段差がないので、ベビーカーを押して歩くのが楽チンでした。
朝、すでに打ち水をしてありました。 -
先斗町を通り抜けると、スタバを発見。
朝ごはんはここに決めました。 -
川床はまだ準備中、こんな感じです。
このお店では、気軽に床を楽しめるので、人気だそうです。 -
朝ごはんの腹ごなしに先斗町公園で遊びました。
お山に登ったり、シーソーをしたり、忙しいね。
宿に戻ってチェックアウトの11時まで部屋でゆっくり過ごしました。 -
2日目は、特に予定を考えていなかったので、近場の祇園をぶらぶらしました。ついでによさそうなお店を見つけたらランチにしようかな、と考えながら混んでいる道を逸れて横道に入りました。
横道に入ると、歩いている人も少ないのですが、看板のあがっていないお店ばかりになって、入れそうな店がなかなか見つかりません。
その中で見つけたのは「富月」。
夜は一見さんお断りのお店だそうです。お昼は一般の人も入れるカフェをしています。
この日の私達の他のお客さんは、普段着(着物)の芸妓さんやおなじみさん達ばかり。
玄関の横のカウンターの部屋には、芸妓さんや舞妓さんの名刺団扇が飾られ(しかも相当な数)、「お姐さん、○○」とか聞こえてきました。 -
お店の人がタオルケットと電車のおもちゃを貸してくれました。
1歳2ヶ月の男の子がいるそうです。
カフェのオーナーさんは、なかなか華やかな人でした。もしかしたら芸妓さんなのかな?
1歳の子供がいるので現在育休中、その間カフェをしてるとか。あくまで妄想です・・・
カフェメニューが多いのですが、ここでも数少ない食事メニューを注文しました。ネバネバ丼とベーグルセット。どちらも当たりでおいしかったです。
800円と安かったので、量は女性向きかと思ったら、かなりのボリューム。満足。 -
「すくすく子育て」の好き嫌いについての回で、なぜ子供は緑色の野菜を嫌がるのかについて解説していました。
緑色の食べ物は、毒を持っていることが多く、苦味やえぐ味が強くて本能的に避けているからなんだそう。
抹茶たっぷりの豆腐チーズケーキには顔を背けています。
替わりに大人がいただきました。 -
今日の観光は花見小路の突き当たりの建仁寺を拝観しました。
地下鉄の駅方向から、明らかに観光客とは異なる人の流れが・・・
30〜70歳の男の人ばかり、お寺の駐車場の向かいの建物に次々と入っていきます。手には新聞。
中をのぞいてみると「JRA」の文字、場外馬券売り場でした。
そろそろ最終レースの時間だしね。
警備員が多いな〜。観光地だからだね。と思っていましたが、どうも馬券売り場に配置されているようです。 -
中庭の潮音庭。
観光で疲れた人が庭を眺めながら寛いでいました。
風が通り抜けて涼しく、寝転びたい衝動に・・・ -
こちらのお寺の所有の「風神雷神」
デジタル複製画が展示されています。
後日、お寺のURLを見ましたが、なかなかITチックに力を入れている様子が感じられました。
新しい技術も取り入れるあたり、お寺って元教育機関だなぁと思います。
ちなみにウチの近所のお寺の跡取りは勉強(研究とかでなく、受身onlyの)ばかりして仕事していません・・・社会に還元しろよ。と言いたくなります。 -
方丈は修復中。
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法堂。
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法堂には方丈からスリッパを履き替えて移動します。電子ロックの柵が設置されていました。
天井の双龍図。圧巻です。
この後、京都駅に戻りお土産タイム。
毎回、帰りに京都伊勢丹によると、現金の持ち合わせの限りお土産を買ってしまいます。なぜか京都だけはタガが外れる・・・
今回、買うことができてうれしかったのは、出町ふたばの豆餅、はつだの焼肉弁当です。
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西木屋町仏光寺上る
3.01
二条・烏丸・河原町(京都) の旅行記
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