甘粛省・山西省から武漢へ、鉄分補給と古鎮を歩く（第４日目 夏河・蘭州）

2010/07/10 - 2010/07/24

手近なチベット族の街を手始めに、火車を利用し世界遺産を訪問して来ました。日本と違い毎年発展を続ける火車、乗り鉄にはたまりません。
ビザ無し１５日間の旅行です。

※航空券はマイレージ特典を利用しています。

第４日目 ７月１３日（火）：夏河→臨夏→蘭州

※写真の無断転載厳禁

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 1.5
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きると昨日とはうってかわった青空でした。
標高が高いので空も青いですね。
７時に宿を出発、コルラします。

昨日も見かけたお二人です。
「五体投地」です。

「マニ車」を回しながら・・・

旧国鉄の荷物車両のことではありませんよ（笑）

生活の中に信仰が根付いているのは素晴らしいことです

朝日に輝いています

信仰に時間を割くということは、一番エコな暮らし方ではないでしょうか？
朝から晩まで、体が動いている間はずっと経済発展という美辞麗句に踊らされ、何でもかんでも拡大再生産、エネルギー消費など、地球にも人間個々人にも良いはずないです。

僧坊を覗いてみました

朝のお勤めの時間でしょうか？
人気がありませんでした

日本人の衣装とは、民族衣装とは何でしょうか？
着物とは呉服、呉服の「呉」は中国の国家名です。
中国ではとっくに無くなった着物が日本に残っているとはおもしろいですね。

「グルタン・チョルテン」に入場１０元也

屋上から望遠レンズでパチリ

ＴＯＰ　ＯＦ　ＴＨＥ　ＷＯＲＬＤ

南西をのぞみます。
タンカ台の方向です。

北西をのぞみます。
新しい寺院（別院？）、規模の大きな宿泊施設もあります。

北東をのぞみます。
「ラプラン寺」中心部です。

南東をのぞみます。
とあるガイドブックによると、この丘からの眺めが素晴らしいと・・・。

時計回りに歩け歩け
気持ちよくひなたぼっこ

風格がありますね

多数のお坊さんがそこここで朝のお勤めをしていますので、読経の音が聞こえてきます。
歩いていると入場券を買うようにと強く言われました。

旅の印象は天気に左右されますね

巡礼者に紛れて・・・

歩きながら決まった箇所でお経を唱えます。
そこでは建物に頭（額）を押しつけるので、その部分がへこんでいます。

日本なら赤＝ベンガラとなるのですが、どういう建築資材なのかなと思いました。

門前は広い広場です。駐車場も兼ねていました。

門前にはお店がありました

素晴らしい色遣いです

昨日同様、僧坊街を歩きます

お坊さんの学校発見

コルラ道から望遠でパチリ

数珠つなぎの巡礼者

コルラ道から本堂が望めるポイントがあります

そこでは熱心なお祈りが

「五体投地」も

お孫さんを背負われているのでしょうね

自分がこの年齢に達したとき、何をしているんだろうかと不安になりました。

眺望が良いと書かれた丘を目指します

丘へ登る入り口を探すのに手間取り、何度か行きつ戻りつしながら分け入ったのは良かったのですが・・・。
とんでもない道、獣道と言っても良いでしょう。
両手両足で踏ん張りながら登りました。

丘から北西をのぞみます。
眺望が開けました。
奥が寺域、手前は街です。

ズーミングして
夕陽も欲しいですね

１１時３０分宿をチェックアウト。
「マネージャーが１日で帰るのかい？」と残念そうに押金を返しました。

バスターミナルへの道すがら、民族衣装に身を包んだ女性を発見しました。

正装というものを知りませんが、かなり素晴らしいと感じました。

１２時５０分発「臨夏」行きに乗車します。
２０元也

ここ「夏河」の手前には、こういうアーチがいくつもありました。

濁っていても水辺は絵になります
バスの車窓から

１５時５分「臨夏」に到着、まちを散策するか迷っていたのですが、着くなり「蘭州行きバスが出るよ、切符はここで」との呼び込みに負けてしまい、１５時１０分発のバスに乗り込みました。
２９．５元也

写真は駐車場内の切符売り場です。

「臨夏」バスターミナル駐車場です。
建物には入らずです。

１８時１０分「蘭州汽車南站」到着、１２９路バスで「蘭州飯店」に１元也、荷物をピックアップ、駅前の「蘭州 HuaLian Hotel」に投宿します。
駅を背にして左側にあります。
私がチェックインしている間にもどんどん宿泊客が来ていました。
日本人問題なし、１１８元也

夕食は焼飯とビール１１元也
その他下着を買ったり、自宅に電話したり、メロンを買ったりしました。
この１７元もしたメロン、大失敗でした。