2010/07/19 - 2010/07/19
778位(同エリア1573件中)
まみさん
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2010/07/19月 午前:タリン観光3日目&午後、出国・ヘルシンキ経由
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・トームペアの丘の展望ポイントを回る
・民芸市場でショッピング
・市庁舎のトーマスおじさんの写真を撮る
・聖霊教会
【機内泊】
・帰りの機内で見た映画:ティム・バートン監督の「Alice in Wonderland」(日本語吹替えで)&「Clash of the Titan(邦題「タイタンの戦い」)(日本語吹替えで)&アニメ「ムーミン」
2010/07/20火 成田着
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トームペアの丘巡りほかに、最後のタリン観光は、本日行こうと目をつけていた民芸品マーケットと、それからあと1つくらい教会見学&撮影がしたくて、聖霊教会を見学しました。
最近の私の旅行暦が東欧ばかりな理由の一つに豪華な正教会もあり、バルト三国はその点では残念だとプラン中に思っていたのですが、改めて訪れたカトリックやルター派の教会はよいものだと思いました。
その中でも特に、タリンの古色蒼然とした、シンプルながら中世の雰囲気たっぷりの教会は気に入りました。
少なくとも昨日訪れたトームペアの大聖堂と、このバルト三国旅行の最後の見学場所である精霊教会はそうでした。
もとはもしかしたら白かったかもしれない壁がうっすら黄色がかっており、随所に見られる金箔の装飾は、黒ずんで飴色。
全体的に古い写真のような、セピア色の雰囲気がありました。
この旅行のプランニング中、ホテル探しをしていたとき、最後の滞在地のタリンでは、いくつかあった候補のホテルのうち、旧市街のど真ん中にあるという観光のしやすさはもとより、スタッフの愛想が良い、とクチコミにかかれていたことを決め手にしました。
というのも、2週間余りの一人旅も終わり近くで、もうすぐ帰国、ともなると、そろそろ里心がつくでしょうから、サービスは悪くなくてもスタッフが無愛想、というところでは、少しつらいかもしれない、と思ったからです。
そして、いよいよ午後にはタリンを去るという本日。
里心なんて全然ついてなくて、まだまだ旅行していたかったくらいでした。
午前中1時間半ほどとれた最後のタリン観光が調子よかったせいもあるでしょう。
帰りの空港で、機内で、成田に着いて、スカイライナーの車内で。
午前中にタリンの石畳を歩いた記憶がまだ体に残っていて、ここまでタリンの旧市街から瞬間移動してしまったのではないか、と思えたくらいです。
また、今回のバルト3国旅行でも、出かける前にはいろいろありました。
今年2010年の夏の旅行先は、もともとロシア旅行のつもりでした。その前の2009年のウクライナ旅行の帰りにトランジットでモスクワに寄ったことで、10年ぶりにロシアを再訪したくなったのです。
ところが、2010年3月末のモスクワ・テロで家族に大反対され、それを押し切ってまで行くべきではないと考え、ロシア行きは泣く泣く断念しました。
4月のアイスランド火山噴火とヨーロッパの空港の相次ぐ封鎖のときには、無事に旅行に出発できるのか、はらはらやきもきしました。
あの時は、ヨーロッパの空の便は半年くらい麻痺するのでは、という説まで飛び交っていました。
事態が落ち着いたあとも、またいつ、同じようなことになるか、と予断を許せませんでした。
だから、出発する前は、この旅行が無事にさっさと終わってくれないかと思ったものです。
17日間の旅行の間は本当に楽しかったし、じっくり楽しめたと思うけれど、振り返ればほんとにさっさと終わってしまいました。
2010年バルト3国旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2010年バルト3国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10481279/
詳細版「2010年バルト3国旅行の詳細旅程(写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/07/2010-ccbf.html
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聖ニコライ教会と、建物の間の細いリュートゥリ通り
ふつうに聖ニコライ教会を撮ったこちらの旅行記にあります。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22353968/
関連の旅行記
「2010年バルト3国旅行第15日目(1)タリン:ゴシック芸術の傑作の聖ニコラス教会とエストニアの山の手トームペアの丘とアダムソン・エリック博物館」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10575252 -
ニグリステ通り、すなわち聖ニコライ通り
ゆるい下り坂が続きます。
この通りの建物にインフォメーションがありました。 -
聖ニコライ教会の前にあった、インフォメーションのテント
仮設のインフォメーションだったのでしょうか。
「地球の歩き方」の情報通りの建物の中にも、ちゃんとインフォメーションはありました。すぐ目と鼻の先です。 -
クニンガ(Kuninga)通りあたりて出会った観光バス「トーマス号」
機関車トーマス?
ではなくて、きっと旧市庁舎の風見のトーマスおじさんにちなんだ名前でしょう。 -
中世の恰好をした兄ちゃんのいる屋台
レストラン「オルデ・ハンザ」のすぐ前でした。
こういう格好の人々があちこちにいたので(遭遇率が高かったのは、滞在ホテル目の前の「オルデ・ハンザ」からヴィル門のあたり)、中世に迷い込んだ気分になれます。 -
花屋さんが並ぶヴィル門のすぐ外・その1
旧市街の外にある民芸品マーケットに向かう途中です。
このすぐ近くに、ミネラルウォーターやトラムの切符を調達したキオスクもありました。 -
花屋さんが並ぶヴィル門のすぐ外・その2
カフェがいくつも並んでいました。
そしてこの後、民芸品マーケットでお土産を買い足しました。
民芸品マーケットの入口の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20044452/
民芸品マーケットの屋台の一つ
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20044453/
ゲットしたもの:甥っ子姪っ子のための毛糸の帽子
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20044454/
ゲットしたもの:母のためのリネン製のショール
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20044455/
関連の旅行記
「2010年バルト3国旅行ハイライトその16:ゲットしたものゲットしたところなど(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10488479/ -
城壁のすぐ外のヴィル通りで見つけたVANA TALLINN=Old Tallinnの地図の壁画
旧市街に戻ってきたときに見つけました。 -
可愛い子ネコちゃんが琥珀ペンダントを身に着けた、琥珀ジュエリー店のポスター
おお、ステキなジュエリーがありそうなお店ですが……すでにヴィリニュスとリガで琥珀ジュエリーを買っているので、これ以上は買いすぎです。
欲にはほんと、キリがないです。
そもそもタリンはバルト3ヶ国の中で一番物価が高いというので、ヴィリニュスやリガで買ったんですもの、ここは我慢我慢! -
ラエコヤ広場の旧市庁舎のトーマスおじさん
聖霊教会に向かう途中で、ラエコヤ広場を突っ切りました。
デジタルズーム最大56倍でやっとの大きさに撮れました。
おじさんは、真っ青な空に金色に光っていました。 -
旧市庁舎と、豆粒にしか見えれないトーマスおじさん
肉眼では、トーマスおじさんらしき風見があるなぁ、というくらいしかわからなかったです。
カメラのデジタルズームは望遠鏡代わりになります。
オリジナルのトーマスおじさんが見られる旧市庁舎内博物館の写真はこちらの旅行記です。
「2010年バルト3国旅行第13日目(1)タリン:チャーミングな旧市街のド真ん中にホテルをとって」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10569903 -
窮屈そうに建っていた聖霊教会
逆光の空模様が、あたかも聖霊が降臨したように撮れた!?
入場利用は15EEK約1ユーロでした。写真撮影可@
(旅行前に調べた2010年6月30日現在の換算レート:1.00エストニア・クローン(EEK)=6.91円)
「聖霊教会(Puhavaimu Kirik)
市庁舎および聖霊教団救貧院の礼拝堂として、14世紀の初めに記録が残されている古い教会。14世紀の半ばには、塔をともなう現在の姿がほぼ整った。
教会内には、宗教改革の破壊を逃れた貴重な文物が収められている。特にベルント・ノトケ(Bernt Notke)(1435〜1508)による15世紀の祭壇は、彩色された木彫りの彫像で有名。素朴でにぎやかな「聖霊の降誕」が再現されている。
タリンのほかの教会がおもに貿易商人たちの信仰で成り立っていたのに比べ、聖霊教会は下層の人々、つまりエストニア人の教区として彼らの生活に重要な役割を果たしていた。桟敷に描かれた57枚の新旧聖書は“貧者の聖書”と呼ばれ、文字の読めない人々の教化にも使われた。宗教改革後は礼拝もエストニア語で行われ、現存する最古のエストニア語の本(公教要理集)は1535年にここで翻訳された。
ピック通りに面した大時計は1684年製、タリンで最初に取り付けられた公衆時計である。四隅には福音記者の彫像が彫られている。
余談だが、教会は2002年に火災に遭い、その消火作業中に17世紀の古文書が入った箱が発見されるということがあった。タリンの歴史の奥深さを知らしめるようなできごとだ。」
(「‘09〜’10年版 地球の歩き方 バルトの国々 エストニア・ラトヴィア・リトアニア」より) -
外壁の古めかしい時計はまだまだ現役!
ただいま10時22分なり。私の腕時計が示す時刻と同じです。
四隅に福音書記者が彫られています。 -
奥の美しいステンドグラスと、2階席の手すり
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主祭壇を望む
「(前略)(聖霊)教会は内部がすばらしい。1483年に製作された彫刻が施された祈りたたみ式の祭壇、ずらりと並ぶ16世紀の木製ベンチ、17世紀の手すり、17世紀の彫刻と彩色が施された説教壇など造作が見事である。オルガンは1927年のエストニア人の製作だから比較的に新しい。この教会は最初からエストニア人のための教会だった。エストニア後での初めての本であるルター派の教理問答集が印刷されたのもこの教会で1525年のことだった。なお、エストニア語での完全な形での聖書ができたのは1739年である。宗教改革で従来からあったドイツ人とエストニア人の緊張は一挙に高まり、エストニア人はドイツ人を汚い名前で呼び、ドイツ人はエストニア人にイヌをけしかけた。ドイツ人はエストニア人に与えていた仕事を取り上げて、本国から呼び寄せたドイツ人の使用人にさせる。こうした状況を完全しようと市参事会は宗教文書をエストニア語で発表したのだ。現在はルター派の教会である。(後略)」
(「バルト三国歴史紀行 エストニア」(原翔・著/彩流社/2007年発行)より引用) -
古色蒼然とした内部
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入口の方にあるパイプオルガン
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ステンドグラスからの光が、オルガンのある手すりをうっすらテラス
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奥のステンドグラスを、シャンデリアの影と
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2階席の手すりに描かれた聖書と、1階席の手すりの一部がドラゴン?
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2階席の手すりに描かれた聖書の場面
こちらは旧約聖書で、右はイサクを生け贄にするヤコブ、左はエジプトの王女に拾われるモーセ。
登場人物の服装は、当時の中世のエストニア人のものかもしれません。 -
2階席の手すりに描かれた聖書の場面
こちらは新約聖書でのキリストの生涯です。
左はたぶん、キリストがペテロとアンドレ(漁師の兄弟)を弟子にしたところ、右は湖の上を歩くイエス。 -
説教台の上部を少しななめから
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主祭壇とシャンデリアの影
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鍵を持つペテロの後ろ姿とステンドグラス
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正面から見た、説教台の上の鍵を持つペテロ
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主祭壇の中心「聖霊の降誕」
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つくづく豪華な説教台の上部
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2階へ上がる螺旋階段
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上から見たガーゴイルの燭台
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上から見たライオンの燭台
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ステンドグラスの一部が開いている……!
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2階から見たステンドグラス
これも聖書の場面だと思います。 -
同じステンドグラスを1階から見たところ
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パッチワークの旗
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中世の恰好の女性たちが売り子をしている屋台
タリン・カードはインフォメーションやホテルや旅行代理店だけでなく、旧市街のこういう街角でも買えるらしいです。
「地球の歩き方」によると、市内のほとんど博物館や観光ツアーが無料になったり、公共交通機関も乗り放題で、カフェやレストランの割引もあります。
でもおそらく、「地球の歩き方」にあるとおり、1日券ではもとをとるのは難しいけれど、3日券くらい買って、相当アクティブに動き回るのであれば、かなりお得になるだろうと思います。
ちなみに私は、こういう割引チケットのもとをとれるような回り方をしないので、買うことは考えませんでした。
だって、一つの観光ポイントになるべくじっくり回りたいし、昨日訪れたカドリオルク地区のクム美術館を除けば、観光は徒歩圏内の見どころだけでも盛りだくさんで回りきれないだろうと思ったし、実際写真を撮りながらの町歩きは意外に時間がかかるし、それに郊外の徒歩では厳しいところはすでにタリン初日の自転車郊外ツアーで回ったから(プラン中にもそちらの方を当てにしていました)。 -
インフォメーションのショーウィンドウに可愛い人形たち
最後にぷらっとインフォメーションに寄りました。これらを目当てに。 -
インフォメーションのショーウィンドウに可愛い人形たちと帽子
結局、買い物はせず、写真を撮るだけにしてしまいました。 -
綿菓子のような雲がどーんと浮かぶ空の下のフィンランド航空
いよいよタリン出国です。
実は、14時45分発のヘルシンキ行きのフィンランド航空は、タリンからヘルシンキまで1時間もかからないのに30分も遅れました(苦笑)。
ゲート前のカウンターには、乗継便に遅れそうな乗客が押し寄せていました。
係員の女性はそんな乗客に1人1人対応して、何度も説明していました───ここでは何も手を打てないこと、乗継ぎは待ってくれることもあるし、代替便を探す努力はしてくれるはずであること、とにかくヘルシンキのカウンターに行かなくては何も対処できないこと。
そうやって一生懸命、あせる乗客をなだめていましたが、まだカウンター前に行列ができているのに、途中で係員は、ぷいっといなくなってしまいました。
きりがなくて、逃げたのかな(笑)。なんてネ@
幸い私は、ヘルシンキでの乗継は1時間50分ありました。
往路は55分で乗り継いだので、1時間以内の遅延ならあわてることもないと構えていることができました。
ヘルシンキからやっと到着した便は、乗客を下ろすとすぐに私たちを乗せて折り返しました。
だから仕方がないのですが、座席にはお菓子やパンくずが残っていました(苦笑)。
ヘルシンキまでのフライトは、ほんとうにあっという間でした。
離陸後、ベルト着用サインが消えると同時にすぐにトイレに飛び込んだら、席に戻ったときにはもう機体は着陸の準備に入っていました(苦笑)。
乗継時間が30分も短くなったせいで、ヘルシンキ空港でゆっくり買い物はできませんでした。
職場や近所に配るおみやげとして、往路で目につけていたムーミン・チョコを買うのがせいいっぱいでした。
でも、機内販売に頼るよりましでした。
関連の旅行記
「2010年バルト3国旅行第1日目:初めてのヘルシンキ空港で帰りのおみやげを物色する」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10498272
エストニアもフィンランドもシェンゲン協定国なので、出国審査はシェンゲン協定国を出るヘルシンキで行われます。
つまり、もともとヘルシンキにいて出国する人も、ヘルシンキを乗継にする人も等しくヘルシンキで出国審査を受けるわけで、時間帯のせいもあるかもしれませんが、出国審査前は大混雑でした。
搭乗ゲート前に着いたときには、もう搭乗を開始していました。
ただ、日本に向かうジャンボ機のエコノミークラスの搭乗には30分は軽くかかります。
搭乗が始まったばかりだったので、あわてる必要はありませんでした。
帰りのフライトでは、もう旅行が終わってしまうなんて信じられない!───とさびしい気持ちになる一方で、機内映画には好みのものがいくつもあったので夢中になってしまい、あんまり感傷に浸っているヒマはありませんでした@
むしろ、成田に着いてから日暮里に向かうスカイライナーの車窓からとても日本らしい田園風景を見たときに、一番感傷的になりました。
──2010年バルト3国旅行記・完──
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