2010/12/24 - 2011/01/08
2260位(同エリア2333件中)
ちゃおさん
飛行機が出るまでの午前の時間、この町にあるチャム彫刻博物館を訪問する。チャム王国、チャム文化と言っても日本人には余り馴染みがないが、古い時代にこの地に栄えた王国で、マレー半島の方からタイランド湾を横切って、ここへやって来た種族の末裔らしい。だから文化面ではヒンドウ様式が色濃く残されていると言われる。
ダナン近郊には現在世界遺産となっているミーソン(My Son)遺跡があり、ここは嘗てのチャンパ族のヒンドウ教の聖地であり、数々の彫刻が出土されている。その彫刻品を一挙に集めてあるのがここ「チャム彫刻博物館」(Bao Tang Cham=Danang Museum of Cham Sculpture)であり、一見の価値ありと思った。
サムロに乗って10分内外、再びハン河畔に出て、小奇麗に刈り込まれた公園風の中にある彫刻博物館に入る。年末のシーズンオフなのか普段からこんな感じなのか、参観者は誰も居ない。当方一人ではもったいない限りだが、静かにゆっくり拝観することができた。
全体に鼻が高く、顔立ちの深い顔付はどうみてもアジア的ではなく、インド的。インド人がそのままここへやってきて、偶像として祭られた、そんな感じの彫刻群だった。以前どこかで見たような印象を受けたが、それはカンボジアのクメール彫刻に違いない。この二つはタイの仏教的な彫刻と違って、どことなく共通項があると思われる。
2階のテラスに出て、目の前を流れるハン川を眺める。1000年の歴史を見続けてきたハン川。クメール、明・清との争奪戦。近年のベトナム戦争。今又中国との再びの騒乱。ベトナムという国の宿命なのか・・・、平和は一時のことなのか・・、
この川も、又端正な顔立ちの石造も、黙って見続けていた。
- 旅行の満足度
- 4.0
-
チャム彫刻博物館は、小公園のような綺麗な庭園の中にある。
-
ベトナム語で「Bao Tang」と書いてある。その下の英語を見るとどうも「Museum」の意味のようだ。
-
館内には数々の彫刻品、骨董品が展示されている。
-
チャム王国の有名な王様か神様に違いない。
-
腰のひねり、像の配置など、どう見てもヒンドウ様式だ。
-
ヒンドウの好きな巨大なオギとヨニの石造も展示されていた。
-
女性のトイレは「Nu」と言うらしい。タイ語の「ヌー」はネズミとか、卑。地位の低い女性など指す。
-
見る人が見れば、その芸術性の高さを評価するだろう。
-
インド的混沌というか曼荼羅の世界。圧倒的な数の多さにややげんなりする。
-
2階のテラスから眺めるハン川。ゆったり、滔々と流れている。
-
その下の南国の花。日本にもあるような・・。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
ダナン(ベトナム) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
11