卒業旅行～中欧の旅④（ヴィエリチカ・クラクフ・ザコパネ）～2/28

2011/02/24 - 2011/03/15

今日は午前中にヴィエリチカ鉱山を見学し、昼からクラクフ市内散策、夕方にザコパネに向かいます。

ヴィエリチカ鉱山は当初は予定には入れてなかったのですが、どうしても行きたくなり、無理やりねじ込みました。そのあおりを受け、ザコパネは本当に寝るだけになってしまいました。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日と同じく、クラクフ中央駅から電車に乗ります。
レトロかつ非常に汚い電車で30分ぐらいで着きます。

終点のWieliczka Rynekより看板が出ています。
坂道を上って5分ほど歩くと到着します。

入口の門です。
受付の建物は奥の右側にあり、各言語のツアー出発時刻が掲示されています。

残念ながら日本語はないので、英語のツアーを選びます。入場料はカメラ撮影料を含めて78PLN。運よく着いてすぐに英語のツアーが出発するとのことで、待ち時間なしです。

まずは地下まで木で組んだ階段を下ります。
これが長い！

延々5分以上くるくる回りながら下りた気がします。

鉱山の中は様々な展示があります。
これも岩塩を彫ったものなのでしょうか？

ところどころでガイドさんが立ち止まって説明してくれます。
とにかく昔から彫られていたんだということくらいしか分かりませんでした…私の英語力はそんなもんです（笑）

塩の結晶でしょうか…

こういった展示もされています。
トロッコのレールは網の目のように張り巡らされているようです。

以前行った山形の尾去沢鉱山に似ています。

馬を使って地下水を揚水する設備のようです。

こちらは人力で。実際に回させてもらえます。

地下奥深くから水をくみ上げる施設がところどころにあります。

こういった水路も坑道の脇に設置されています。

やがて有名な礼拝堂に出ます。
地下にこんなに広いスペースがあるとは…

以外に人が多くてびっくりしました。

床も壁もピカピカとしています。
岩塩が磨かれて光沢が出たのでしょうか。

ここで少し休憩があります。

こういった地底湖もいくつかあります。

地下にはこういった売店や土産物屋もあります。
すこし場所にそぐわないかな…

エレベータも設置されています。

岩をくりぬいて上がっていくようです。
従業員用でしょうか。私たちは乗せてもらえませんでした。

偉い人が来たときはこういうトロッコに乗って見学していたようです。

当時の鉱夫はこのようにロープにつかまって上り下りしていたようです。
常に危険と隣り合わせの仕事ですね。

塩の結晶が美しく輝いています。
綺麗に模様になっていますが、メンテナンスとかしてるのでしょうか。

他にも地下にはレストラン、売店、土産物屋がそろっており、なんと、WiFiの電波もありました。（携帯は当然圏外）

ツアーは約3時間でかなり歩きましたが、見るものすべてかなり新鮮で良かったとおもいます。

さて、市内に戻り、街を歩きます。
クラクフのバルバカンは現存するものでは最大らしいです。

門をくぐると旧市街です。

旧市街はワルシャワとちがい、中世の時代から残っています。
ああ、ヨーロッパだなあ…と実感する街並みです。

中央市場広場と織物会館。
会館の中は土産物屋が並んでいます。

旧市街を南へ抜けるとヴァヴェル城です。
今回は時間の関係で中には入れませんでした。

トラムでホテルに戻り、荷物をピックアップして、バスに乗ります。
クラクフは本当に良い雰囲気の街で、もう少しゆっくり市内を周りたいと思いました。

まだまだ見どころは沢山見つけられる街だと思いました。

また来よう！

ザコパネには夜6時過ぎに到着です。バスだと2時間くらい。鉄道では3時間以上かかり、本数も少ないので、バスにしました。

泊まったのはSTARA POLANA Hostelです。着いたときは暗かったので、翌朝に撮ったのですが、木造の趣のある建物でした。

部屋は3人のドミトリーですがどうも今日の宿泊客は私一人だけのようで、部屋はおろか、トイレ、洗面所、風呂もすべて貸し切りです！

とくにここはシャワーだけでなく、バスタブがあったので有難い。昨日今日とかなり歩いたので、ゆっくりお湯に浸かって休みました。

この時点でほぼポーランドズロチは尽きていたのですが、カードが使えないとのことで、無理を言ってユーロで支払いました。12ユーロで貸し切り利用ができるとは！少し申し訳なく思いました。

明日は山を越えてスロバキアに入ります。