![ストラスブールはフランスとドイツの国境にあり、かつて歴史の中でドイツ、フランスと揺れ動いた町。おかげで宗教も両国の影響を大きく受けており、カトリック、プロテスタントと双方の教会が街中に存在している。そして面白いことにもともとカトリックでその後プロテスタントに変更された教会なども存在している。<br /><br />それぞれの教会は宗派や作られた時代を大きく反映しており、シンプルな作りから豪華なものまで数々揃う。外側だけでなく内装の一つ一つも見もの。それぞれの細かい部分をゆっくりと見ていくと大変面白い。そんなストラスブールの教会を巡ってみた。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/57/06/650x_10570622.jpg?updated_at=1314022842)
2011/05/05 - 2011/05/06
554位(同エリア647件中)
Krisflyerさん
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ストラスブールはフランスとドイツの国境にあり、かつて歴史の中でドイツ、フランスと揺れ動いた町。おかげで宗教も両国の影響を大きく受けており、カトリック、プロテスタントと双方の教会が街中に存在している。そして面白いことにもともとカトリックでその後プロテスタントに変更された教会なども存在している。
それぞれの教会は宗派や作られた時代を大きく反映しており、シンプルな作りから豪華なものまで数々揃う。外側だけでなく内装の一つ一つも見もの。それぞれの細かい部分をゆっくりと見ていくと大変面白い。そんなストラスブールの教会を巡ってみた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 株式会社IACEトラベル
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●Eglise Saint-Pierre-le-Vieux / 旧サンピエール教会
駅の方からアクセスすると2つの尖塔が目に飛び込んできます。これはサンピエール教会と呼ばれる教会であるが、この街には新旧2つのサンピエール教会が有り、こちらは旧の方。
実はこの教会もプロテスタントとカトリックの2つの教会から構成されている。カトリックは1382年に完成、プロテスタントの追加は1529年。 -
こちらはカトリック側、東側の建物。
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こちらはプロテスタント側。西側の部分。
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●新経堂 / Temple Neuf
ルテラノ会の教会。1870年に普仏戦争の時に破壊され、新ロマネスク様式で、再建された。現在はコンサート等のイベントの際に使用されており、普段はほとんど閉じられている。 -
●Eglise Saint-Thomas / 聖トーマス教会
元々9世紀に建てられた教会であったが、幾度の火災に会い、現在のものは1196年に建築を開始し、はるか先の1521年に完成したものである。現在のものは後期ゴシック様式となっている。またアルザス地方では唯一のホール教会である。
大聖堂が後にカトリックとなった為、この教会がこの町のプロテスタント教会の主教座となっている。 -
教会のファサードはプロテスタントらしく、カトリックで見られるような荘厳な彫刻物は見られず、レンガ造りのシンプルな構造となっている。作りも非常にフラットなイメージを受ける。それがかえってこの教会の重厚さを際立たせているとも言える。
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★第二オルガン
こちらは1905年製のアルベルト・シュヴァイツァーによるもの。 -
★モーリス・ド・サックの廟
1777年製で、ジャン・バプティスト・ピガールによる作品。後期バロック様式。中央聖壇の奥に位置している。 -
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★アデロクのサルコファガス
サルコファガスとは石棺の事。こちらは聖壇の右手の小部屋に置かれているもので、この部屋にはほかにもいくつかの石棺がみられる。こちらは1150年製でこの教会の歴史を物語る古さである。 -
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★オルガン
この教会のメインオルガンとして使われている。1741年製のヨハン・シーベルマンによる由緒あるオルガンで、モーツァルトもここで演奏したという歴史を持つ。 -
★聖ミカエル(サン・ミッシェル)のフレスコ画
中央聖壇の右側に位置する聖壇の上に残っている。フランスでも最大級のサンミッシェルのフレスコ画である。 -
●ストラスブール・ブクレア改革派教会 / Eglise Reformee Strasbourg Bouclier
1790年の建築。 -
●シオン寺院/Temple de Sion
情報がかなり不明な教会。メソジスト会のプロテスタント教会で有ることだけは判明。 -
●The protestant Church of Saint-Pierre-le-Jeune
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身廊の真ん中に聖歌隊席が置かれている。その向こうには聖壇が有る。
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11世紀から残されているフレスコ画も見もの。
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★ヨハンシーベルマンのオルガン
1762年に設置されたもの。1848年に修理されている。 -
★聖歌隊席
聖歌隊席段の透かし彫りはアルザス地方独特のもの。 -
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