2011/05/05 - 2011/05/05
408位(同エリア645件中)
Krisflyerさん
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今回の旅行の最後の目的地ストラスブール、そのストラスブールという町の名前Strasbourgが示す通り、ここはドイツ語圏であった事を表している。
今でこそフランスのメンタリティーを持つアルザス地方であるが、その土地柄フランスとドイツの間で取ったり取られたりという憂き目に会っていた。それが有名な小説「最後の授業」へと現れている。
さて、そんなストラスブール、手のひらサイズならぬ徒歩サイズといううれしい街のサイズでありながら、街の中には街歩きだけでも1日中楽しんでいたい、なんとも情緒あふれる風景が広がっている。
大都会ながらもパリとは違った風景が広がるこの町、建築様式もパリの「これでもか!!」的な波状攻撃とは違いなんとなく穏やかな雰囲気。あまりにもフォトジェニックの為、写真を撮りすぎた。
なので、いくつかに分けてご案内。意外と日本人旅行者は少ない。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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イル川の中州として出来たグランディル。その中心となるのが大聖堂広場。ホテルはグランディルの外であったが、十分歩いて行ける距離だったので、まずはグランディルの中心地である大聖堂広場へと向かってみた。とりあえず大聖堂の西側からのアクセス。
ちょっと細い路地の向こうに高い尖塔が見えます。 -
●鹿薬局 Pharmacie du Carf
大聖堂広場に入る前にちょっと気になった建物。イギリスのチューダー様式にも似ているが、こちらはドイツ建築に近いアルザス独特のもの。鹿薬局はヨーロッパでも最古の薬局であるが、現在はもはや薬局ではなく、土産物屋が入っている。 -
いよいよ大聖堂です。とにかく尖塔が高いです。この尖塔は今でこそルーアンのものに追い抜かれたがフランスでも最高の高さをもっていた。その高さは142メートル。カメラを縦にしないと入りません。
外壁は砂岩によるもので、建造当初のロマネスク様式も一部に残っている。 -
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側廊の窓はすべて色とりどりのステンドグラスで覆われており、また天井は交差十字のルネッサンス様式となっている。教会の両サイドにこの様な側廊が設けられている。
ステンドグラスは14世紀のもの。こちらの北の側廊には一部もっと古い13世紀のものも残されている。 -
★オルガン
身廊の北側の高いところに有るパイプオルガン。普通の教会ではパイプオルガンはファサードの裏手の2階部分に設置されているが、ここのオルガンは身廊の高いところ2階部分にそれこそ張り付いているような感じで有る。外側は1385年と非常に年代物。そして装飾も普通のオルガンとは違う。 -
何枚か撮ったステンドグラスの写真の中で、これが一番いい出来でした。
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入口ファサードの裏にあるバラ窓。
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★クアイヤ
丸天井のフレスコ画に注目。正教会の様な雰囲気を出している。 -
祭壇の裏手、クワイヤの壁に沿って胸像が並んでいるが、これらは当初主祭壇に有ったもので1682年に取り外された十二使徒のもの。その時には主祭壇は壊された。
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左手に見えるのは1878年製のパイプオルガン。
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●カルメルゼルの家
大聖堂広場のファサード斜め向かいに建つドイツ・ルネッサンス様式の建築。カルメルゼル氏の家であったが、今ではそれを利用したレストランとなっている。朝早くからウェイターさんが椅子を並べて開店の準備をしてました。
1427年の建築。 -
●ローアン宮 Palais du Rohan
18世紀にロベール・ド・コットによって建てられたロアン家の宮殿。現在は、内部に考古学博物館Musée archéologique、美術館Musée des Beaux-arts(2/3階)、陶器などを集めた装飾美術館Musée des Arts décoratifs(1階)の3つのミュージアムを抱えている。建築様式はアルザスのバロック様式を踏襲している。 -
南側に有るPrince-Archbishopのウィング。両翼に位置するクラシックファサードによって幅が広くなっている。Prince Archbishopの部屋は当時のまま残されており、ヴェルサイユ宮殿の様にGrand AppartmentとPetit Appartmentに分かれている。両脇の部屋はダイニングホールと図書館になっており、図書館は小さな礼拝堂としても使われていた。
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