2011/03/21 - 2011/03/22
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パルファンさん
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城壁に囲まれた旧市街、なだらかな丘の中心にはルネッサンス期の
景観をもつドゥカーレ宮殿。
宮殿を取り囲む整然とした館。静かな芸術の町と言われるウルビーノ。
ドライブコースを決めるに当たり、この地に行くのは
単純往復になり、アペニン山脈越えもありということで見合わせようかと・・
だが、「理想の都市」「イタリアの光」等と言われたウルビーノに
あらがうことは出来なく、アッシジ、ぺルージアに続く目的地に。
-
ペルージアからグッピオを通ってウルビーノには
イタリアの尾根、アペニン山脈越えが必要。
このルート(SP3)は比較的
アップダウンがない。
SP = スーパーストラーダ(幹線国道) -
アペニン山脈は全長1,200キロで
ほぼイタリア半島を縦貫する背骨。
残雪をみながら、未知の町に向かって
ひたすら走る・・ -
ウルビーノのホテル
勿論駐車場はなく、車は城壁外に。
その昔は、神学校であったという建物〜 -
ホテルの部屋の窓から。
見えるのは、サン・フランチェスコ教会。
部屋の窓からの景色優先で予約したのだが、
まあ、こんなものかなと・・ -
こちらは、身体を乗り出し、
ドゥカーレ宮殿を望んで・・
屋根瓦は、まるで手にとるよう〜
屋根つたいに町の中を移動できそうですね! -
ホテルを確認したので、荷物を取りに.。
駐車場に向かう道から振り返って・・
丘の町であることがよくわかる〜 -
路地から ドゥカーレ宮殿のアップ
-
町を守るアルボルノツ要塞跡から
夕陽を受けたドゥカーレ宮殿。
力強く凛とした宮殿、
でもその中に優美さも感じる・・ -
要塞横の広場はすっかり暮れはじめて・・
木々にはまだ緑がないけれど
ふわ〜とした枝ぶりをみると・・
もうすぐ春♪ -
大学があり、若者、学生の町と言われるが・・
バスが出た事もあり、閑散と。
灯火が入った静かなレパブリック広場。 -
ルネッサンス時代からの
町の基盤が残っているという旧市街。
奥深いこの地に綿々と続く・・
ちょっと感傷的になる時間かな・ -
ウルビーノの朝♪
窓からは、
はや屋根瓦を修復している職人の姿・・
ここも、ロマネスク様式の屋根瓦だそう〜
これだけの町の瓦を焼く場所って当然
昔からあるのでしょうねー -
ホテルからラファエロ通りに向かって・・
朝から早や洗濯物がでている〜 -
ラファエロ通りにある、
ラファエロの生家。
残念かな、まだ開いていない。
1483年に生まれたラファエロ。
父は宮廷画家。 -
こんな通路も・・
骨組みになる部分の梁がみごと! -
爽やかな朝にふさわしい光景
-
ラファエロ通りを上りきると
ラファエロの銅像が中心にあるローマ広場。
父親の工房でデッサン、絵画の初歩を学び、
ドゥカーレ宮殿の芸術コレクションに
身近に触れた少年期・・
ラファエロ形成の礎になったといわれる。 -
駐車場から車を出し、
町を一望できる場所を求めて・・
その名も、ストラーダ パノラミーカ
たま〜に、ジョッギングしてる人が
通るだけの道 -
ドゥカーレ宮殿の下の駐車場に車を置き
エレベーターで上のレベルに。
ドゥカーレ宮殿を囲む館の回廊 -
ドゥーモ、ドミニコ教会、大学などがある
リナシメント広場に出てきて・・
18世紀前半、ローマから持ってきたという
オベリスクが手前に。 -
ドミニコ教会そばのホテル。
由緒ありげな建物・・
中も覗いてみたくなりますね! -
18世紀後半、ネオクラシック様式に
建て替えられたというドゥオーモ。 -
ドゥカーレ宮殿内は現在、
国立マルケ美術館。
各部屋には彫刻、フレスコ画、調度品など
数々の逸品が・・ -
予めチェクしていた部屋を回って・・
ラファエロの「黙っている女」
ピエロ・デッラ・フランチェスカの
「理想都市」「キリストの磔刑」など・・ -
ラファエロが下絵を描いたという
荘重なタペストリーの間 -
美術館を出て、中庭の回廊に。
装飾も控えめで端整・・ -
ウルビーノはローマ以前の町で
紀元前2,3世紀にはローマの支配下に。
12世紀には神聖ローマ帝国の
代理として部族が統治。 -
15世紀、この部族モンテフェルトロ家の
傭兵隊長のフェデリコが登場。
武勇に優れ 同時に、芸術保護・振興に
力を注いだそう。理想の君主として、
多くの芸術家が慕い、集まり
ルネサンスの花がこの地で開いたという。 -
東側の丘から町を望む。
フェデリコに続きその息子、夫人は
宮廷サロン文化を展開し、
更に全ヨーロッパに
ウルビーノの存在を知らしめた。 -
<サン・ベルナルディーノ教会>
モンテフェルトロ家の墓所
フェデリコ、息子もここに・・
かぎ鼻のフェデリコの肖像画は、
ほとんど横顔。
武芸試合で顔に怪我をしているためと
言われているが・・ -
イタリアの辺境とも言える地に
何故ルネサンス文化が開花した町が
存在するのか?
気候、自然、地の利が良かったか、
と言うと そうでもないし・・
ひとえに秀でたモンテフェルトロ家の
フェデリコが輩出したせいなのか・・
<パノラマ通りから小道に入ってスケッチ> -
ウルビーノの町を昼過ぎには出て
次ぎに目指すは、サンセポルクロの町。
順調にいくとウルビーノから、1時間半弱。 -
素朴な 村の教会〜
この辺までは気持ちのよい道・・
でも、これから山道。
アペニン山脈越えが
待ってるのですから〜 -
どんどん山道を進んで。
ほら、ほら両脇には残雪が・・
対向車が来たら嫌だなぁと思いながら
走るのだが、一台も来ない! -
峠に出てきたら・・
ジャン! 道が封鎖!?
そうなんです!!
どうも、冬季間通行止めの道だったみたい。
なす術なく引き返し・・
ガーミンには、冬季通行止めなんて
捉えられない! -
結局、サンセポルクロの町は諦め
次ぎのコルトーナを
ガーミン(GPSナビ)のお気に入りから
選択し目的地に設定し、再スタート。
軽くランチをとり、ナビに従って走行。
<ランチをした街道のバー、付近> -
そろそろ夕方の陽射し・・
選択した道は??
最短の道らしいが、
ジグザグの舗装もされてない山道。
この後のアップ・ダウンには閉口〜 -
すっかり夕陽
やっと見かけた家・・
色んな種類の犬を飼っている。
農家もしているのでしょうが・・ -
桜かな?
やっと、目的地のコルトーナが
地図上に現れて・・
でも、そこから更に1時間!
お天気がよく、風景を楽しめたとは
いうものの、半日費やした移動〜
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この旅行記へのコメント (2)
-
- pedaruさん 2012/07/28 05:40:56
- やはりスケッチ
- バルファンさん
いつも羨ましい旅をなさってますね。3月のイタリア、暖かい日差しの中で描くスケッチ、最高ですね。
あの空の表現力、雲と空とが馴染んでいますね。遠くの丘の若い緑の表情、建物の幾つもの窓、こんな絵を見ると私の絵心に火が付きます。いつも不完全燃焼ですが・・・・
pedaru
- パルファンさん からの返信 2012/07/29 13:35:47
- RE: やはりスケッチ
- pedaruさん
暑い日々が続いてますね。何をするのも気力が無くなるような・・
でも、こう言っていられるのは、ありがたいことなんでしょうね。
この絵の町、ウルビーノは、描かれた絵をみて是非にと行程に無理していれた町・・
確かに期待上回るものがありました。
スケッチタイムもとって、スケッチポイントも前日下見をしておいて、描くぞって〜〜
絵は褒めて頂くような出来栄えではないのですが、
描いている時の充実感は今でもありありと思い出せます。
一度大きな絵にしてみたいなぁと思っているのですが・・・
pedaruさんの絵のアップもお待ちしてますネ!
パルファン
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