2011/04/17 - 2011/04/18
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くまゆさん
高野山の二日目
朝の勤行~金剛峯寺~三鈷の松~霊宝館~金剛三昧院
金剛峯寺、金剛三昧院、色々な出会いがあり、いい思い出が出来ました。
表紙の写真は、三鈷の松の松葉です。
三鈷の松とは、なぜ弘法大師が高野山を開山したかのエピソードに出てくる松で、松の葉が3本葉です。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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朝の勤行
宿泊客は15人ぐらい。 -
本堂
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お勤め、ご苦労様でした。。
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勤行から戻ると、朝ごはんの準備が出来ています。
美味しいです♪
今回、一乗院を取るのに、随分苦労しましたが、この間4traで高野山をのぞいたら、一乗院の広告が載っていました。
ちょっとがっかりしましたが、皆さん、本当に美味しくて、お薦めですよ! -
昨日もお世話してくれたお坊さま。
世話してくださる方はたくさんいるのですが、髪がある人は手伝いの人で、本当のお坊さまは6人だそうです。
「私たちの写真を撮られる方もいらっしゃるんですよ」と言われ、撮っていいのだと分かり、お願いすると、照れながらポーズをとってくださいました。 -
一乗院のお庭
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大名が泊まったというお部屋
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右の屏風の影に武者隠しがあります。
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ここ
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きのう奥の院で、色々なところに紙を切り抜いたものが張ってあるのが気になりました。
「寿」のような字だったり、ウサギの親子だったり。
ここの床の間の前にも張ってありますね。
何種類ぐらいあるのかと伺ったら、とてもたくさんあるんだそうです。
ウサギは、今年の干支だからでしょうね。 -
部屋でお坊さまの写真が撮れたのに味をしめて、きのう最初に案内してくださり、美男ぶりに痺れていたお坊さまが、見送りにいらしたので、お願いしてみました。
やはり照れながらも、OKしていただきました。
こんないい男がなんで、お坊さまに。。 もったいない。。。 -
門の前の赤い桶は、馬が水を飲むためのものだそうです。
そして緑の枝は槇ではなく、杉だそうです。
お坊さんに教えてもらいました。
でも「どういう意味があるんですか?」と聞くと「知りません」
えっ、知らないんだ!!
どなたか、教えてください。 -
普賢院
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金剛峯寺の前には、たくさんの桶が。
馬がたくさん来たんでしょうか。。 -
金剛峯寺
空海の頃は、高野山全体を金剛峯寺と呼んでいたが、現在は、秀吉が母の菩提のために建てた青厳寺に真言宗の管長が住み、総本山になっているので、このお寺を金剛峯寺と呼んでいるのだそうです。
昔、比叡山・延暦寺/高野山・金剛峯寺 と覚えましたものね。 -
本殿 1863年再建
今度は、屋根の上の桶が気になって -
はしごで登る?
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天水桶(てんすいおけ)
屋根が桧皮葺で燃えやすいので、雨水をためておき、少しでも類焼を防ごうとしたものだそうです。
これで、効果があった?? -
鐘楼 :県重文 元は青厳寺の鐘楼 1864年再建
袴腰付入母屋造り(はかまごしつきいりもやづくり) -
高野山には竹ぼうきがないというけど、あるよ、という誰かのブログを読みました。
普通にありますよね。
何の話だっけ? -
ここにも音声ガイドが。
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高野杉
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柳の間
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この大きな石庭を見た後、新別殿でお茶とお菓子をいただいている時、女のお坊さまが来ていろいろお話をしてくださいました。
真言宗でいう即身成仏とは、死んでからではなく、生きているうちに仏の道に近づくことなのだそうです。
断食してそのまま死んで、ミイラになるのとは違うんだ!
そういう即身成仏なら、素敵な考え方だと思う。
朝早かったので一組いたグループが帰ったあと、私たちだけになり、御詠歌を聞かせてくださいました。
その歌詞の内容が、東北の震災の悲しみに重なり、清らかに響く鈴の音と相まって、なんとも心に沁みて、姉と二人泣いてしまいました。
私たちが感動しているのを見て、お坊さまも涙ぐんでいらっしゃいました。
鈴の鳴らし方などを教えてもらっているうちに他の見物客が来たので、失礼することにしました。(1時間ぐらいたっていました)
ツアーでは味わえない至福の時間を過ごすことができ、しばし感動からさめやらぬ思いでした。(感動しすぎて、部屋の写真すらない!) -
○○の間 : すみません。分かりません。
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こういう空間、たまりませんね。
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真然廟(しんぜんびょう):県重文 1640年建立
高野山二世真然大徳の廟所 以前は真然堂と呼ばれていたが、1988年の解体修理で納骨器が発見され、それ以来、真然廟、伝燈国師廟と呼ばれるようになったそうです。 -
台所: 県指定文化財だそうです。
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「ネズミ落とし」の説明 さすが、字がお上手。
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紙の上を歩いてくると、滑って落ちて、下の棚には行けない。
なるほど。。。 -
釜は二石釜で、3つで2000人分、炊けるそうです。
昭和50年代までは使っていたそうです。
上には台所の神様がまつってあります。
台所には、それはそれは綺麗な♪ 違うって。 -
なぜ籠があんな上に??
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もう一度、鐘楼
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お遍路の方が
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これは、何ていうんでしょう??
ご存知の方、教えてください。 -
保育園、という標識を見つけて曲がると、確かに園庭らしい場所はありますが、誰もいない。。
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明らかに使ってない。 なぜだ???
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きのう本を読んで研究したら、三鈷の松というのがあると分かった。
道理で、きのう御影堂の前の期のそばで、木の葉を探している人たちがいた。
知らなかった。。(知らないというのは、恐ろしいものです。)
で、また壇上伽藍に行きました。
この写真、不動堂って書いてある! じゃ、不動堂見たんだ。
でも、昨日のと同じ建物?(まだ国宝の自覚がない。。無知とは。。。) -
三鈷の松
弘法大師が中国から帰国する時、密教を広めるのにふさわしい地に行くようにという願いを込めて、仏具三鈷杵(さんこしょう)を東の空に投げました。
帰国後その三鈷杵を探すと、高野山の松にかかっているのが分かり、ここに真言密教の道場を開くことになったのだそうです。
飛行三鈷杵(ひぎょうさんこしょう)は、白河上皇に献上して(1088年)、1253年まで帰ってこなかったので、今では厳重に封印されていて、よほどの機会がないと見せないとか。
本当はあげたくなかったんでしょうね。。
三鈷の松の葉は3本で、それを持っていると縁起がいいと言われています。 -
それは、是非見つけなくちゃ!
探し始めると、すぐに大きいのが一つ見つかりました。
でも、その後いくら探しても、ない。。
ま、一つでもないよりはいいか、と記念撮影。
表紙の写真です。 -
その後、霊宝館に行きましたが、国宝・重文は何一つ展示されていない。
「主な収蔵品」の写真を載せたパンフレットに「下記の収蔵品は常時陳列いたしておりません」と書いてあるけど、一つもないのは、詐欺じゃない?
それで600円は高い!!
と悪口をいっぱい書きましたが、他の方のブログを見たら、お宝ものがたくさん陳列されていたそうです。
単に運が悪かっただけかも。 でも、お宝なしで600円は高い。。 まだ言ってる。
(霊宝館の写真もありません。。。) -
がっかりしたあと、世界遺産 金剛三昧院に行きました。
頼朝の菩提を弔うために、北条政子が創建した寺 -
こうやくんがお出迎えしてくれます。
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すごい杉が!
樹齢800年、6本立ちの天狗杉 -
本堂
本尊は愛染明王で、脇には源頼朝、北条政子、足利尊氏らの位牌が安置してあるそうです。 -
第十七番札所 結願所
西国愛染明王霊場 -
ここ、宿坊として泊まることもできるんです。 いいな。。
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経蔵
重文 鎌倉時代建立 (1223年) -
校倉造で、屋根は桧皮葺
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中には、「高野版」と呼ばれる経典が書かれた版木が、500枚以上収められているそうです。
そちらも重文です。 -
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その前の御神木
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石楠花(しゃくなげ): 天然記念物
もともとは信者の寄進が始まりで、一番古いものは樹齢450年とも言われているそうです。 -
四所明神社本殿: 重文 室町時代(1552年)建立
神仏を習合した、四か所の明神様を祀っているそうです。
<金剛三昧院HP>
一宮 丹生明神…胎蔵界の大日如来を祭っている
二宮 高野明神…金剛界の大日如来を祭っている ・・・
ということで、神仏習合…
なんだか、よく分からない。。 -
多宝塔 : 国宝 1223年
現在高野山に残っている、最も古い建造物
多宝塔としても、滋賀県大津市石山寺に次いで、二番目に古い
能書きはともかく、きれいです! -
中には、運慶作と伝えられ、重文に指定されている秘仏、五智如来が安置されている。
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多宝塔の下 空間が広い。
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右側の建物は、今屋根の修理中
重文の「客殿及び台所」の建物なのかな?
桧皮を集めるの、大変だろうなぁ。 -
工事中の建物を眺めていたら、工事をしているおじさんが、話しかけてくださって、いろいろお話しました。
この建物の修理は、2・3年かかるらしい。
おじさんは高野山で30年働いているとか。 重機の担当。
15年前に奥さまがなくなったそうで、寂しそう。
杉の根を磨いていると、見せてくれる。
木の根と一緒に写真をお願いした。
いろいろ話してくれるのだが、分からない部分もあって申し訳ない。 -
おじさん、何かくれると言って、門の外へ。
帰ってきて(一生懸命歩いてくる人がおじさんです)、三鈷の松の松葉をたくさんくれた!
私も昨日拾ったのを見せると、財布に入れるには小さい方がいいと言われた。確かに。。
大風が吹いた後に行くと、たくさん拾えるのだそうだ。
柵の中にも入れるので、たくさん拾って、お土産にあげているのだとか。 -
地元の人との思いがけない触れ合いに、心温まり、またまた個人旅行の良さをかみしめる。
金剛三昧院、私たちのほかに誰も来ませんでした。
ちょっと中心から外れているけど、とっても素敵ですよ。
国宝の多宝塔だけでなく、面白いものがいろいろあったし。
是非行って、おじさんの話聞いてあげてください。 -
高野山大学に向かって裏道を歩いていると、さっきのおじさんが自転車で来て、「どこ行くの?」
「小学校に行こうと思ってるんです」というと、道を教えてくれて、走り去る。
よっぽど退屈しているのかしら。
これは、大学 -
人口3000人という高野山に小学生は何人ぐらいいるのかと姉と話していたが、小学校はとても大きい!
何人いるんだろう。
小中高大、全部あります。
もちろん、保育園も違うところにあるようです。 -
きのうお昼を食べた食堂で、3歳ぐらいの女の子をおんぶして働いていたおばさんがいたので、保育園がないのかと心配したんですが、今日行ったらおんぶしていませんでした。
考えたら、きのうは日曜日で、保育園は休みだったんですね。
なんとなくほっとした私たちでした。 -
これで高野山ともお別れです。
帰りのケーブルカーが来ます。 -
車窓から
-
途中の駅、頑張っているのは分かるんですが、花の選択をもうちょっと考えてくれると…
-
きのう、車中から果物の木がたくさんあるのを見て、でも何の木か分かりませんでした。
今日、分かりました。
柿の木です。
このへんの名産だそうです。 -
高野山、本当に素敵なところです。
今度はハイキングに挑戦したいです。
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