2010/12/24 - 2011/01/02
79位(同エリア125件中)
なもさん
【4日目】12月27日
この日は午前中がエドフの「ホルス神殿」観光、
その後コム・オンボへ向かい「コム・オンボ神殿」を観光。
昼食後の午後はアスワンへ。
ファルーカでナイル川遊覧を楽しんだ後は夕食まで自由行動!
ここで自由行動になるとは思わなかったので大喜び!
アスワンのスークへgo!
-
2泊連続宿泊のピラミサイシスルクソールで迎える朝。
毎日帰りが遅く、ホテルの記憶があんまりないけど・・・
ここのお部屋からは窓からナイル河が見えた。
今日の予定は8時にホテルを出発してエドフへ向かう。
ホテルまで約115km、約1時間40分の道のり。 -
ロバも車も同じ車道。
エジプトらしい風景。
前の車がTOYOTA! -
水たばこやチャイで一服するガラベイヤを着たおじさんたち。
ガイドさん曰く、
男の人は家事をしない、育児をしない人が多く、離婚も増えているんだとか。
男は18歳から、女は16歳から結婚できる。
この辺は日本と一緒。
最近は男は30歳、女は25歳くらいで結婚する人が多い。 -
結婚するとき相手の女の人の父親に聞かれること。
①家を持っているか。(ないと帰れと言われる)
②結納金をいくら払えるか。(平均2万ポンドくらい)
③いくらくらいの指輪を買えるか。(普通の人なら7千ポンド~1万ポンドくらいの金の指輪、お金持ちなら3万ポンド~4万ポンドくらいのダイヤの指輪)
こんなことダイレクトに聞けるなんてすごい。
婚約期間は2年くらいで、その間家電を揃えたりなんだりするんだそう。 -
ホルス神殿に到着。
ホルス神殿はルクソールとアスワンの中間に位置するエドフにある。
写真は、遠くに見える神殿とチケット。
ホルス神殿は街中にあるのだけれど、ものすごく大きい。
この場所には先史時代からホルス神を祭る至聖所があり、時代ごとに神殿の建物が重ねられてきた。
現在の神殿はプトレマイオス朝時代のもので、紀元前237年に着工し、約2世紀をかけて完成したものだそう。
この神殿はかなり保存状態がよく建物もよく残っている。 -
この神殿は1860年まで砂に埋もれていたんだそう。
故に塔門が完全な形で残っている。
正面の塔門は幅79m、高さ36mあり、
ファラオがホルス神とハトホル女神に生け贄を捧げている様子が彫られている。
ほぼ左右対称な塔門のレリーフ。
入り口の両脇には一対のホルス神像が。
そして左右に2つ縦の溝。
もともとは、ここに旗を立てていたんだって。 -
第2列柱室の天井は、真っ黒。後年キリスト教徒が占拠し、煮炊きをした為とか。
-
至聖所に復元された船の形をした神輿が置かれている。
後ろは、ネクタネボ2世の名が刻まれた、花崗岩製の祠。
周りの壁にはびっしりレリーフが。
-
珍しく絡んでる仲良しレリーフ。
手にはアンクが。 -
ホルス神の神話に基づいた面白いレリーフもたくさん。
ホルス神は父を殺した叔父であるセト神に復讐するという神話があるのですが、このシーンが、これでもかというくらいに描かれている。
神殿の外壁の内側の回廊に、カバのような動物で描かれたセト神を踏みつけたり、長い槍のようなもので刺したりしている大きなレリーフがいくつも描かれていて、復讐とはいえ、カバがかわいそう。
このつっ突かれているカバ・・ありえないくらい小さい・・ -
正面の第1列柱室の入り口のホルス神像。
巨大な小鳥の像、って感じ。
可愛い♪
エジプト航空のマークともなっていて大人気。 -
彫りが深くてレリーフがくっきり。
手前にある植物と足とヤギ?(犬?)のレリーフは
下の方しか残っていないけど、全体像はどんなレリーフだったのかな。 -
見学を終えてバスに向かう。
ずらっと並んだお土産屋さん。
見たいけど、見たいけど!!
ジカンニカギリアリマス。 -
ホルス神殿より約1時間でコム・オンボ神殿に到着。
(コムオンボはエドフ とアスワンの中間に位置している。)
この神殿は、ワニの頭をしたセベク神とハヤブサの頭をしたホルス神を祀る神殿。
祀っている神様が2人なので、入口から奥まで、ずっと2つに分かれている。
ホルス神は既におなじみ、天空の神で、ファラオはホルス神の地上での化身とされている。
セベク神の方は、この地方で信仰された神様。
ガイドさん曰く、昔の人は怖いものを神様として敬っていて、
ナイル河にはわにがたくさんいて食べられちゃう人が多かったためワニが神様となったのだとか。
ワニのミイラがあるって聞いていたけど、どこにあったのかな? -
神殿のパピルス柱が綺麗。
この神殿も160年前はちょうど半分ほど砂に埋もれていたのだそう。
入口が2つに分かれている。
左がハロエリス神殿、右がソベク神殿。 -
ナイル川の水位を測定するナイロメーター。
洪水にそなえ、ナイル川水位を量る為のナイロメーターが、
エジプトのいたる所にある。
ダムが出来た現在は使われることはない。 -
世界最古のカレンダー。
日付で区切られそのわきに祭事が描かれている。
左側が日にち、右側がその日に神殿で行なわれる行事などを表しています。右い並ぶ「〇」は太陽を表しており、「〜日」の「日」に相当するわけです。で、「棒が四本」に「〇」は「四日」、同様にその下は五日、六日、七日・・・・・と続く。
おもしろーい。
そしてカレンダーの脇には3神が描かれ、ナイル川の氾濫と種まき、収穫が示されている。 -
医療機具のレリーフ。
この近くに出産の様子を表しているレリーフも。
妊婦はトイレのような台の上にしゃがんで分娩している。
その下には出産後のレリーフが。
出産前も出産後もほとんど変わらないような感じだけど、
どこで見わけをつけるかというと、胸の膨らみでわかるのだという。 -
この神殿のレリーフは美しいものが多い。
たくさんあり過ぎてどれを撮っていいか迷う迷う。
このレリーフは頭がワニのセベク神。 -
神殿に向かって右側に、「ハトホルの祠堂」があり、この中に鰐のミイラがあるとのことだったが、見損なった。
-
遺跡の一番奥の方には捧げものをを保存する建物があって、
中にレリーフがあるということだけど、入場は不可となっている。
コム・オンボ神殿の見学を終えて再びバスに乗り、アスワンへ向かう。 -
アスワンに到着。
エジプト最南端の土地だけあって、結構暑い。
スーダンとの国境に接するヌビア地方のアスワンは、ヌビアでとれる金や、
南の国から運ばれた香油、黒檀、象牙などが集まる交易の中継地として栄えた土地。
船に乗ってレストランのある小島に到着。
坂道のてっぺんにある「NUBIAN RESTAURANT el dokka」へ。 -
ドリンクはコクテールを注文。
層がくっきり分かれてるコクテール。
日本でも飲みたい。
果汁100%でドロッとしてるからできる技?
飲み物のメニューにヌビアンコーヒーってのもあった。
どんな味なのかな。
どんどん出てくる昼ごはん。
モロヘイヤスープとアエ―シと・・ -
コフタ。
苦手な食べ物だったけど、これ結構おいしかったような。
スパイスが効いてて肉の臭みが消えてる。
お昼ごはんを早々に切り上げてレストランの片隅にあるお土産屋さんを見に行った。 -
目的はこれ、海外に行くと買い集めてるピンバッジ。
レストランのお土産屋さんで早速アンク型のをゲット。
グリーンのもあった。可愛い♪ -
昼食後はファルーカ(帆掛け舟)でナイル河遊覧。
ヌビア人のお兄さんが船頭さん。
アスワンの肌の黒い人達はヌビア人といいます。
かつて、ヌーバ人という黒人が支配していた時があって、
エジプシャンでもアフリカンでもない、ヌビア人という人種が確立しているとのこと。 -
オールド・カタラクトホテル。
このホテル、アガサ・クリスティの「ナイル殺人事件」の舞台となった場所としても有名。
実際アガサ・クリスティはこのホテルに滞在して、執筆したそうで、その部屋は
「アガサ・クリスティ・スイート」となっているんだそう。
コロニアル様式で素敵です。
ナイル河のあちこちでは水遊びをする子供たちがたくさん。
板に乗ってパシャパシャ泳いでファルーカに近づいてくる子も。 -
ヌビア人のお兄さんが帆を上げてくれる。
ヌビアとは「金」を意味し、その名のとおり、古代から金などの鉱物資源に恵まれ、エジプトの重要な交易地だったんだそう。
古代エジプトのファラオの中のファラオと讃えられるラムセス2世も愛した土地。
現在でもヌビアの人々は基本的に英語もアラビア語も使わず彼らだけの言葉を話し、エジプトと同化してからも独自の文化を守り続けている。
エンジンのない船内はとっても静かで、ファルーカは水面をすべるようにゆっくりすすむ。 -
ファルーカでそのまま本日宿泊のイシス・アイランドホテルへ。
その名の通り、ナイル河に浮かぶ島にあるホテル。
16:00到着。 -
ホテルのエントランスにはまだまだクリスマスの飾りつけ健在。
もう12/27だけど、全く片付ける気配なし。
このサンタの奥に、クッキーなど焼き菓子のウェルカムフードと、
カルカデのウェルカムドリンクが。
嬉しいおもてなし。
添乗員さんがチェックインしている間にみんなでムシャムシャゴクゴク。
よく見たらカルカデの入ったタンクにどっさりの氷。
あとで気付いてみんなガクガクブルブル・・・ -
ご飯まで約3時間の自由時間!
現在16:30
ホテルのフロントでお金を両替。
レートがあんまり良くなかったような??
陸の孤島のホテルだからしょうがないね。
スークに行きたい!と、ツアーで仲良くなったみんなと
ホテルから船に乗ってスーク近くの岸へ。
夕陽に染まるファルーカ。 -
スークへ行くまでの道の光景。
日常のエジプトが垣間見れる。
ルクソールとはまた違った雰囲気で面白い。 -
川沿いの道を右に曲がっていよいよスーク近くの路地へ。
ミナレットが見える。
ディープなエジプトの香り。 -
スーク到着!このアーチ型の門からスタート!
とっても長いスークに色々なお店がずらり。
ストール屋さん、香水瓶屋さん、香辛料屋さん、典型的なお土産屋さん、等々・・・
楽しくてみんな大喜び!
はしゃぎ過ぎてお母さんとはぐれて迷子に・・・
でもスークは一本道だから引き返したらすぐに再会。
18時まで色々見てまわって、夕食後にまた来よう!と、
再び岸に戻って船に乗ってホテルへ。 -
19:00
ホテルでの夕食はビュッフェ。
デザートブースには大好きなケーキがモリモリ!!
嬉しくてお皿に盛りまくり。
テーブルに戻って、盛り過ぎ!とお母さんに怒られる。 -
20:30
夕食後、お疲れのお母さんを無理やり連れて再び船に乗ってスークへ!
カルカデ、デーツ、サフラン、等々・・・
さっき行ったときに決めておいたものを色々買った。
香水瓶だけなかなか決められず、
2日後にまたこのスークへ来る時間があるからという
添乗員さんの言葉を思い出し、その時に買うことに。
ホテルに戻ったらもう0時。
お部屋のベランダがすごく広くてナイル河がユラユラ見えた。
歯磨きしながらボーっと川を眺めてるのは気持ちよかった♪
寝たのはたぶん2時近く?
おやすみなさい。
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