2011/04/10 - 2011/04/11
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okuyanさん
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さあ。白浜観光を堪能したところで帰路につきましょう。
しかし、せっかくここまで来て“アレ”を観ずして帰れませんよね。
“アレ”と言ったらアレですよ。
もちろん世界遺産でございますよ♪
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
皆様、おはようございます。
あ〜、ぐっすり寝込んでしまった。
目覚めた時にはもうきっちりおひさまが昇ってました。
\(≧ー≦)/ -
朝ごはんは8時からだということなので、ちょっとお散歩に出かけましょう。
ウーン!朝の海は気持ちいいねぇ〜♪ -
ふむ。(・_・)
これは何じゃろな?
お墓・・・じゃなさそうだし。 -
ここはフェリー乗り場だったのかな?
老朽化で廃棄処分となったようです。
かつて現役だった頃は賑わっていたのかなぁ・・・。
( ̄ω ̄) -
あー・・・なんか、気持ちがスーッとする景色だねぇ。
(*⌒ー⌒*) -
ウニトルナ・・・雲丹とルナ?
-
ヤヤッ!! Σ(`Д´;
ここはカリオストロ公国であったかっ!
きっとあの塔にはクラリスが囚われているぞいっ。 -
なんと、これ、ホテルでございます。
しかしホテルの名前が純和風な名前ですので、ご年配のお客様の中には温泉旅館のようなイメージを抱いてきて度肝を抜かれる方もいるんじゃないかなぁ・・・。
ま、私めが宿泊できるような宿ではなさそうなので、私めには関係ないか・・・。 -
そろそろ朝食の時間になったのでホテルのカフェへ。
オープンテラスでオサレにいただきましょ♪
(=⌒〜⌒=) -
おや?どこかから猫の鳴き声が・・・。
下を覗き込んでみるとひなたぼっこしている猫チンと目が合いました。
「ニャ〜オ(ウインナーくれよぉ)。」
「あっ♪猫チン、こっち上がっておいで。」
「ニャウゥ(めんどくせーもん、ヤダ)。」
「じゃ、あげない。」
世の中、ギブアンドテイクでございます。
(−н−) -
さて、そろそろ出発しましょうか。
チェックアウトに向かうときに子猫の写真に気づきました。
きゃわいい〜♪(*^m^*)
里親募集中なんだって。 -
海辺の町を離れ、川沿いに山をめざします。
愛車くん、今日もよろしくね♪ -
きれいな花に誘われて清流沿いの道の駅でちょっと休憩。
-
\( ̄ー ̄)/
ウーンッ!思わず深呼吸しちゃうねぇ。 -
キレイだなぁ・・・。
春だよねぇ♪ -
さあ、もうひと頑張りしよか!
-
しばらく走ると『清姫の墓』という看板が目に止まり、またまたちょっと道草しちゃいます。
ドライブはこういう気ままさがイイのでございます。 -
「安珍・清姫伝説」って、私め全然知りませんでしたけど、「道成寺」っていう名前はどこかで聞いた気がするなぁ。
伝説のあらすじは上の看板のようなもの(手抜きですんまそん!)ですが、能や浄瑠璃の演目になる際にいろいろ脚色されているみたいですね。
今風に言うと「田舎ギャルが時々遊びに来るイケメン僧に片思いしちゃいました。ところがこのギャルがとんでもない肉食系女子で、イケメン僧に夜這いして関係を迫った。しかしイケメン僧はその気が無いので適当に期待させるようなウソを言ってその場を逃れました。後日ウソに気づいたギャルは嫉妬に狂い、ヤマンバギャルに変身してイケメン僧を追い掛け回しました。鬼気迫るギャルの形相に恐れおののいたイケメン僧は寺に逃げ込み、梵鐘の中に隠れました。怒ったヤマンバギャルは口から火を吹いて鐘ごとイケメン僧を焼き殺し、自分は飛び降り自殺してあの世で想いを遂げました。メデタシメデタシ・・・。」
んー・・・ちょっと違うかぁ?めでたくもねーし。
(−へ−; -
ま、何はともあれ、こちらがその清姫さんのお墓なんだって。
でも、道路を開通させるために元々の場所から動かしているんだとか。
それにしても怖いねぇ、女のジェラシーって。
私め、イケメンじゃなくて良かったっ!(負け惜しみ) -
脇を流れる冨田川の清流の眺めでございます。
さあ。もうしばらく川に沿って昇っていきましょう。 -
あー、やっと目的地の道の駅『熊野古道 中辺路』に到着しましたよ。
(´ω`) -
ここで愛車くんには待ってもらって熊野古道を少しだけ歩いてみようと思います。
-
国道を渡るとすぐ熊野古道への入り口でございます。
どうしようかな・・・まず左に向かって『大阪本王子』を目指しましょうか。
案内図を見ると割りと近そうだしね。
念のため、入り口脇に置いてあった竹の杖を一本借りてスタートいたしました。 -
左に向かって少し歩くと、なんとなく“古道っぽい”景色になってきましたよ。
-
小川のほとりに出ました。
川のせせらぎの音と鳥のさえずり以外は聞こえてきません。
あぁ・・・気分いいですねぇ♪ -
道は少し登り坂に。。。
あれぇ?地図だとすぐ近くみたいだったけど、今のところ何もないなぁ・・・。
(´・ω・`;
ちょっと私めの心に不安がよぎり始めました。 -
よいしょ、よいしょ・・・
ふ〜む。案外遠いなぁ。
道は一本道だったから間違えていないはずだけどな。 -
フゥフゥ・・・。(−д−;
段々辛くなってきたぞ。 -
ハァハァ・・・(≧Д≦;
どうしよう・・・もう、引き返そうかなぁ・・・
本当にこの先に大阪本王子があるのかぁ? -
ちょうど清水がチョロチョロと流れていたので、冷たい水で顔を洗って小休止。
「ふー・・・気持ちいい。うむぅ・・・せっかくここまで来たんだもんな。もう少し頑張ってみよう。」 -
息が整ったところでまたゆっくりと先を目指して歩きます。
-
それにしても、昔の人はよくこんな山の奥深い中に熊野へ続く道を見つけたものだよなぁ・・・。
( ̄o ̄; -
足元を確かめつつ、ゆっくりゆっくり歩き続けていると・・・
Σ(◎0◎;
あっ!あれは・・・。 -
ついに着いたぞぉ!(≧▽≦;
こちらがようやく山の中腹に発見した大阪本王子“跡”でございます。
ちなみに『熊野九十九王子』とは熊野権現の御子神のことで、参詣道の各所に祀った小さな御社がかつてあったのだとか。
今やそれらはことごとく廃れ、跡形も無い状態。 -
スタンプがありましたよ♪
スタンプ帳なんて持ち合わせていないので写真を・・・。
なんでも、全てのスタンプを集めると「熊野古道マスター」の称号をいただけるのだとか。
お暇とお金と体力のある皆様、ぜひトライしてみてくださいませっ♪ -
それにしても、各王子にはきちっと解説板が立てられていたり、よく整備されています。
これもきっと世界遺産認定の効果なんでしょうね。
小さい石標に刻まれているマークは熊野大社のシンボル「八咫烏」(やたがらす)でございます。 -
古道はさらに山の奥へと伸びています。
この道をたどり続けていけば、やがては大阪の淀川河口に出るのだねぇ。
いにしえの人々の信仰心の強さをしみじみ感じてしまいます。 -
さてさて・・・私めはここでUターン。
しかし誰一人すれ違いませんねぇ・・・こんな山の中にたった一人ぼっちなんだけど、不思議と寂しくは感じませんでした。 -
やっと道の駅のところまで戻ってきました。
もうここでリタイヤしようかと迷いに迷いました。
「えーいっ!毒を喰らわば皿までじゃーいっ!」
(`◇´;
と、決心してさっきと逆方向へ再出発です。 -
目指すは次の『近露王子』でございます。
えっと・・・1.1キロか。
しかし、さっきのこともあるし・・・疑わしいなぁ。 -
山の中の道は熊野古道だけではありません。
山の保全のための林道が枝分かれして繋がっています。
足元の岩と丸太が「こっちへ入ったらダメだよ。迷っちゃうよ。」と教えてくれているんですね。
(^ω^; -
山中で初めて一組の参詣客と出会いました。
私めのあまりの軽装に驚かれてしまいました。
みなさん、しっかりリュックを背負い、トレッキングブーツを履き、熊除けの鈴を鳴らしながら歩かれるんですね。
すいません、私めってば“古道”をナメてました。
m(ー_ー)m -
ほほう・・・これが一里塚っすか。
たしかにこんもりとして木が茂っていますが・・・。
そう言われないとたぶんわかんないです。 -
一里塚の脇にはまだ真新しいお地蔵様が置かれていました。
-
ふぅ・・・。( ̄o ̄A"
やっぱり考えていた距離感よりもずっと長い気がする。
でも道に積もった枯れた松葉がクッションになって、割と歩きやすいなぁ。 -
ようやく『牛馬童子像』のある「歌仙堂の小丘」に到着しました。
-
向かって左が『牛馬童子像』、右は『役行者(えんのぎょうじゃ)像』でございます。
牛馬童子像はこの熊野古道中辺路のシンボルとなっている石像。
いろいろな熊野古道の紹介記事でよく取り上げられていますね。
実は明治の頃に置かれたものらしく、案外新しいものなんだそうです。
ところが、2008年に何者かに破壊されてしまい、タイトル画面の写真でわかるように、首から上が復元されたものになっています。
まったく世の中には酷いことをする奴がいるもんですなぁ・・・。
(−へ−; -
牛馬童子像の後ろに控え目に建っているのが『近露宝塔』と呼ばれる宝篋印塔。
室町時代のものだそうです。 -
牛馬童子像のスタンプでございます。
-
さあさあ、それでは先へ進みましょう。
正直、とっくに予定してた時間はオーバーしちゃってます。 -
おおっ!ついに人里が見えてきましたよ!
Σ(◎▽◎; -
高台のベンチで景色を楽しみながら一服。
(* ̄ー ̄*)y-・°
フー・・・いやぁ、ウマイのぉ〜♪
山の中ではやはり火の気は危ないので我慢してたんです。 -
このあたりからは人里が近いせいか、古道の道も石畳がきれいに敷かれてました。
-
なんだかもうじき終点だなぁって感じがしてきました♪
いやはや、古道散策がこんなに大変とは・・・。 -
花爛漫。
春ですねぇ。(ーωー) -
さあ。本日の終点『近露王子跡』に到着いたしました〜♪
オメデトウ!オメデトウ!ぴーひゃらどんどんっ!
\(=⌒▽⌒=)/
自分で祝わないと誰も祝ってくれないもんっ! -
まぁ、ここにも石碑と解説板があるだけなんですけどね。
-
近露王子のスタンプでございま〜す♪
(^0^)つ -
近露王子のところでとっても世話になった竹の杖とお別れして、私めはバス停にやってきました。
実はここから愛車の待つ道の駅までバスで戻ります。
が、しかしっ!
な、なんと、次のバスまで一時間も待たなくてはいけないことが発覚!
Σ(`□´;
ガッビ〜ン!! -
一時は歩いて戻ろうかとも思いましたが、もう私めのヒザがどうしてもそれを拒みます。
しかたがありません。一時間待ちましょう!
「あ〜・・・花がきれいだにょお・・・」
(=´o`=)
誰もいないバス停のベンチでオロ●ミンCを片手にヌボォ〜と座っている私めはどこから見てもボケジジイでございました。 -
ようやくバスがやってきて無事に愛車のもとへ戻れます。
あぁ、よかったぁ♪
(´▽`)
《その4につづく》
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