2011/04/09 - 2011/04/09
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まみさん
東京ではウィークディのうちにいよいよ桜が満開を迎えたようです。
3月のあの震災の後だからこそ、余計に焦がれていたかもしれません。
だけど週末の天気はまたもやパッとしません。
申し分のない晴天で、目の覚めるような満開のときに桜並木道を歩いて写真を撮りたいと思うのに、そのチャンスは今年も恵まれそうにない予感。
某氏の発言の影響もあると思いますが、震災後の自粛・賛成反対議論は、もしかしたら花見の今がピークかも!?
良くも悪くも桜はそれだけ日本人の心を大きく占めているのだろうと思うから。
この週末、遠出できる土曜の天気は日曜よりさらに悪く、天気予報では日中は雨とも出ました。
それならいっそ、室内の花見を続投しようと思い、先週の4月2日に引き続き、東京国立博物館で「博物館でお花見」することにしました。
でも、家を出ると早速、近所の線路脇では、楽しみにしていたスノーフレークが、小雨のしずくをたたえて愛らしい姿を見せていたので、撮影はそこからスタートです。
上野公園に着いたときには雨はやんでいたので、桜並木の様子が気になって見に行くと、すばらしい満開でした。
そしてさっきまで雨が降っていたせいもあると思いますが、満開の上野公園の週末にしては、花見客は驚くほど少なかったです。
ある意味、貴重なものが見られたかも!?
もっとも、翌日の日曜日は少しは青空が見られ、おかげで大勢の花見客で混雑したようです。
東京国立博物館では、今回は庭園には寄らずにまっすぐ本館に入りました。
でも、見学の途中、窓から庭園を見下ろしたら、先週私を魅了したショウフクジサクラが目が覚めるような満開だったので、閉館前の最後の20分は庭園のショウフクジサクラ撮影のために残しました。
本日、上野公園に目をつけたもう一つの理由は、実は国立科学博物館の「宝石サンゴ展」でした。
この特別展はずっと前から楽しみにしていたのですが、震災の影響でしばらく開催が延期となっていました。
もしかしたら中止になってしまうのかと心配していましたが、開催していることに、つい最近気付きました。
他の常設展示と違って特別企画なだけに撮影禁止でしたが、常設展の入場料だけで入れるなんて驚くほど、すばらしい内容でした。
あれだけのものを準備するのは大変だったと思いますし、準備した人たちの熱意が伝わる企画でした。
開催は遅れたけれど、その労力と熱意が無駄にならず、私も含め、たくさんの人が見ることができて本当に良かったと思います。
熱心に見学している子供たちが意外に多かったことに少し驚きましたが、展示は子供にも分かりやすいように解説されていました。
大人にとっても、知らなかった不思議な世界に触れるのは、童心に返った気分で楽しめます。
そして期待どおり、垂涎もののすばらしいサンゴのジュエリーもたくさん展示されていました。
<これまでの桜の季節の上野公園の旅行記>
2011年4月2日
「桜盛りまでもう一息の上野公園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10556646/
2010年3月6日
「雨の週末の上野公園で3大早咲き桜を愛でる」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10436563/
2009年4月3日
「2009年度のお花見は?(3)満開の上野の花見は恐竜と共に」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323628/
2009年3月29日
「2009年度のお花見は?(2)ついでに少し早めの上野の桜詣」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10321852/
2008年4月1日
「念願の桜の季節の上野公園(1)提灯桜通りの桜トンネルと東京国立博物館・常設展「博物館でお花見を」」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10230308/
「念願の桜の季節の上野公園(2)念願中の念願!───不忍池の桜」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10230318/
この週末を迎える前の4月7日木曜日の真夜中近くに起きた地震では、3月11日のあの震災のときのように揺れていた時間が長くて、我が家の近辺はたったの震度2ですみましたが、それでもかなり怖い思いをしました。
しかも津波も発生して、復旧のきざしが見え初めていたところへの、追い打ちをかけるような仕打ち。
週末の花見を楽しみにしていた気持ちをぺしゃんこにされました。
その後も、4月11日に発生した最大震度6の余震を含め、震災から1ヶ月の間で今までにないたくさんの地震が続いています。
数多くあった地震の中には、あったことに気付かなかったものもあれば、地震そのものより地震後の影響を思って怖くて不安な思いもしました。
過剰な自粛には反対している私でもそのたびに、自粛する以前に、前向きになろうと思う気分が萎えてしまいます。
福島原発事故も、4月12日、深刻度がついにチェルノヴィリの事故と同列の最悪レベルに判定し直されてしまい、現場から十分に離れたところにいるのに落ち着かなくなります。
何もできないのに、不安だけは募ります。
でも、だからこそ、他の人が一定の配慮をしつつ、楽しい話題をふるのには反対しません。むしろそこから元気がもらえそうな気がします。
原発事故自体の後付け評価が今さら上がったからといって、それに対しては私が何かできるわけでもなく、地震そのものについても、最中の精神的なショックや一時的な被害はともあれ、結果的に見れば、私自身の生活への被害の影響は小さくてすんだのでから、悶々と後ろ向き思考のスパイラルに陥って、自分で自分を痛めつける必要はないはず───。
-
雨に濡れたスノーフレーク
まずは上野公園ではなく、近所の花写真ですのであしからず。
スノーフレークは毎年咲くのを楽しみにしています。 -
単線の線路を柵から見下ろすスノーフレーク
今年は全体的に花の開花が遅かったので、なかなか咲かなくても、咲かないわけはないと信じていましたが、まだかまだかと少しやきもきしていたのは確かです。 -
中身が見ているスノーフレークを中心に
特にうちの近所は、私がデジカメを手にして道端の花を追いかけるようになってから、ひしひしと気付くようになったのですが、たくさん残っていた自然はどんどん開発されていって、植物には住みにくい環境へと変化していますから。 -
こっちを見ているスノーフレーク
畑や田畑が雑木林が、宅地開発のためにどんどんつぶされていくのは哀しいです。
前の年には愛らしい草花や花木を見せてくれたのに、無味乾燥に整地されてしまって宅地に変わっていくのを見るのはつらいです。 -
ぽたぽたとしずくを垂らすスノーフレーク
でもこのスノーフレークは線路脇とアスファルトの道路の間の土のところに咲いているので、ヘタに除草剤などをまかない限り、きっとこれからも可愛らしい姿を見せてくれるでしょう。
そうあって欲しいです。 -
スズランみたいな愛らしさ
他にも線路脇を花壇のように手入れして、すてきな花を咲かせているご近所さんもいますが、ここのスノーフレークはそうやって咲いたものなのか、たまたま咲くようになったのか、どちらかしら。 -
弥生の月を思い出させる桃の花
こちらもご近所さんちの花であしからず。
塀の上にはみ出た見事なピンクが畑の向こうに遠目でも見えたので、近付いてみました。 -
つるし雛みたいな枝が垂れる
塀と畑の間は人がやっとすれ違える程度の細い小路です。 -
緑の中の桃
手前の畑にある木々は少し前まで白い花をたたえていましたが、いまは緑まじりになってしまいました。
ソメイヨシノよりも開花が早い、サクラ科バラ属の果物の木だろうと思います。 -
桃と緑が仲良くダンス
毎朝いつも通勤時に眺めている畑です。
去年は一面そば畑になっていましたが、1年の大半は休耕地みたいです。
※去年の夏に見られた一面のそば畑の写真。
美しい桃が見られたお宅は、一枚目の写真の緑豊かな木々の奥で、写真ではすっかり隠れています。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20286005/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20286006/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20286007/
関連の旅行記
「お祭りの中の子供たち───池袋ふくろ祭り前夜祭」(2010年9月25日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10503968 -
美しく枝垂れる・その1
あの畑がいつまで畑たりえるか。
いつ宅地に開発されてしまうかビクビクしながら毎日眺めています。 -
美しく枝垂れる・その2
そう考えると、気になるものがあったら、あとでも大丈夫なはずだと思ってスルーしてしまわず、できるだけその場確認したり、写真に撮っておいたりしておきたいです。
後の祭りにならないうちに。 -
そしてここからやっと、上野公園の写真
西洋美術館の中庭にて。
ステキな源平ハナモモ(たぶん……)を、ロダンの天国の門のレプリカと一緒にファインダーに収めました。
おしゃれな部分染めみたいでチャーミングです。 -
舞い踊る白の中にピンクがお邪魔するように
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1つの枝から白とピンクの花が咲く神秘
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紅白仲良し
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土曜の満開の上野公園の桜並木道の様子
さっきまで小雨が降っていたせいもあるでしょうか。
驚くほど人がいなかったです。なかなか貴重!?
もっとも翌日の日曜日は、宴会は別として、花見客で大盛況だったようです。 -
見事に、この上もなく満開!
だけど曇天では写真は寒々しくなってしまって哀しい……(泣)。 -
桜の花の天井
花のすきまから見え隠れするのが青空だったら……(泣)。 -
これでもか、これでもかと花の枝が続く
ああ、これでもっと天気がよかったら……(泣)。 -
でも空いているのはこの天気のおかげ?
混んでいるように見えますが、ゆったりと歩いたり立ち止まって写真を撮っても邪魔にならない程度には、余裕がありました。
過去に経験した桜が満開の上野公園に行ったことがありますが、こんなものではなかったですから。 -
ゆったり眺められるのは、花見の宴会スペースが狭められていて道が広々としているせいもあるかも
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そろそろ東京国立博物館に向かうことにしましょう!
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東京国立博物館でも満開の桜がお出迎え
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「博物館でお花見を」リベンジ!
ただし、博物館で撮った写真は続きの旅行記「東京国立博物館「博物館でお花見を」(4)桜テーマの作品を追いかけてリベンジ」に収めました。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10558662 -
続きは、庭園のショウフクジサクラから
閉館16時。
その20分前に庭園に出ました。 -
先週(4月2日)に初めて知ったショウフクジサクラは、今やぎっしり満開!
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まるで花のドレスのようにすきまなく
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先週にもましてひらひらの花びらが魅力的
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幹のカーペットの上でふんわり花を咲かせる
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幹にぶら下がる花たち
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ひらひらレースの花
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しっとり緑の中の満開のショウフクジサクラ・その1
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しっとり緑の中の満開のショウフクジサクラ・その2
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花のワルツ
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別世界@
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噴水のように咲く花
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次は国立科学博物館へレッツゴー!
こちらの閉館時間は17時、最終入館は16時30分。
見学するにはあまりに時間が短いけれど、少なくとも入館できます。
目当ての特別企画だけでも……。 -
目当ての特別企画「宝石サンゴ展」のポスター
公式サイトの紹介は企画内容のごく簡単な骨組み部分だけでした。
http://www.kahaku.go.jp/event/2011/03coral/
このサイトからは想像できなかったくらい、盛りだくさんでした。
宝飾品が大好きな私にとって、ジュエリー学院の生徒さんたちのサンゴを使った作品の数々は垂涎ものでした。
生徒さんの作品と思えないくらい、すばらしいものぞろいでした。
もちろんサンゴの生態も面白かったです。
サンゴが動物に分類されていることは知っていましたが、イソギンチャクやクラゲと同じ仲間だそうです。
肛門はなくて、老廃物は口から出します。
サンゴと一概に言っても、その種類はものすごく多彩で、例えば、六放サンゴと八放サンゴは、ほ乳類でいうなら鳥とヒトほどの違いがあるそうです。
名前の由来は、サンゴの正体のポリプという触手のようなものですが、これが6本か8本によるのですが、六放サンゴは宝石になりません。
生物としてのサンゴの正体は珊瑚虫といって、海中の木の枝のようなイメージのあるサンゴは珊瑚虫が形成した骨格みたいなもので、その先っぽに6本ないし8本の小さな触手であるポリプがうごめいていて、近くを通るプランクトンを捕食しています。
その超マクロ先送り映像はとても面白かったです。
採取したサンゴがそのまま宝石や彫刻の材料になるのではなく、外側の「共肉」という部分をそぎとって出てくる硬い「骨軸」という部分を研くそうです。
最初にサンゴを宝飾品として利用したのはイタリアで、紀元前にさかのぼります。
最古のサンゴ産地はトレ・デル・グレコという港町だそうです。
ベニサンゴが水深20mという浅瀬で生息していたためでした。
いまでもイタリアではサンゴを使ったピンクのカメオもすばらしいおみやげの一つになって、私もその昔、ナポリを旅行したときに買いました。
日本で採れる良質の宝石サンゴはアカサンゴやシロサンゴで、江戸時代後半から明治にかけて、高知がサンゴ漁の中心で、わざわざイタリアから買い付けされているそうです。
サンゴが使われた日本の伝統工芸や世界各地の宝飾品の展示もありました。
同じサンゴでカメオでも国や地域によって全く印象の違う宝飾になっているのは当たり前ですが、とても興味深かったです。 -
忘れずに買うおみやげ・その1
撮影散策の場所にもよるのですが、自分の楽しみと家で待つハはのために、おみやげを買って帰ります。
上野公園はおみやげにいいお菓子の種類がとても多いですから、選び甲斐があります。
今回、桜モチーフのお菓子は品数も種類もぐっと減っていたので、パンダ・モチーフや東京みやげのお菓子などから物色しました。
ひとつめはイチゴチョコとミルクチョコのパンダクランチ。8個入りで525円。
でも、これは前にもおみやげに買った覚えがあります。
でも、美味しかったから、もう一回@ -
忘れずに買うおみやげ・その2
キャラメル味が最近のお気に入りだから@
母に好評だったのはこちらでした。
18個入りで630円。
先週物色した桜モチーフのお菓子の写真はこちらの旅行記の後半にあります。
「東京国立博物館「博物館でお花見を」(2)漆器にみる桜とパンダ・桜景気!?」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10557213 -
夕食の後に、いただきます@
100円ショップでつい衝動買い(!?)した桜模様のお皿にのせて。
「東京国立博物館「博物館でお花見を」(4)桜テーマの作品を追いかけてリベンジ」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10558662
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