2010/09/16 - 2010/09/29
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tabioyaji2さん
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亡命チベット人のインドでの学校。TCVは独自の慈善事業団体が運営する学校および職業訓練校などを尋ねる旅。
9月22日午前5時にダラムサラを出発して、マンディに向かう。途中ハリヤーナ州のパタンコートからカングラーを経てパイジュナートの町を通り、ジョキンダールナガールという終点まで行くインドの狭軌鉄道に出会い、交通の要衝の町マンディから北にクルー渓谷を抜けてクルー県の町外れにあるTCVのディスクールを訪問する。さらに来るまで20分ほどのパトリクールというTCVの職業訓練学校を訪問。その日はナガールのマハラジャの城があったところへ一泊。
この日は同行した東北福祉大学の教授と学生3人、および東京から来た里親さんと最後の日となる。関西組みとわれわれはさらに旅を続ける。
映像はYoutubeのチャンネルMrsharibhuを見ていただけるとありがたい。
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9月22日、ダラムサラでのスケジュールを終えて、クルーへ向かいます。途中カングラー渓谷鉄道の踏み切りで、踏み切り番のおじさんと記念写真。
インドには山岳鉄道が三本世界遺産になっている。もっとも有名なのはダージリンヒマラヤ鉄道で、次がニルギル山岳鉄道で、もう一つがこの州のカールカー・シムラ鉄道です。この踏切を走る鉄道はハリヤーナ州のパタンコートの町からカングラーを通り、ダラムサラから東に伸びるマンディへの国道に平行してパイジュナートの町を経て、ジョキンダールナガールという町まで走るカングーラ渓谷鉄道です。世界遺産には登録されていない。少し残念。 -
この踏切を貴社が通るのを期待したけど、残念ながら時間が合わないみたいでした。
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この踏切の道路。
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周囲の風景。緑が豊富。
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われわれのドライバー。ミスター・アショク。いつも付き合ってくれています。
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インドという国はとても豊な農業国です。ただ農業技術や、農村社会の近代化が遅れていて、古い慣習が支配しています。農村人口も多く、社会の近代化のプロセスは日本や中国と同様に、農村から都市への移動をもたらします。この風景をみていると、日本のような近代化ではなく農業を大事にする近代化が進んでほしいと思うのです。
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インドは独立以来、政治は民主主義、経済は社会主義の政策を採ってきました。中国とはちがったプロセスを撮ってきましたが、1990年代から、経済を市場主義に変化させてきました。その近代化の速度は速くありませんが、ここに来てかなりの変化を見せています。
この国では、話す言葉で、その人たちの階層がわかります。英語を話せるのは高校を卒業している人たち以上です。豊な層です。ヒンズー語だけしか話せないのは、高等教育を受けられない人たち。下層の人々で、農村には多いです。貧富の差は日本とは比較にならないほどに激しく、いまでも農村には、債務奴隷として、主人につかえなけれんばならない階層がいるというのです。ネパールにもいます。子どもたちは学校に行けません。 -
インドの貧しさは、われわれが想像をすることの出来ないようなこともありますが、その反対の豊な階層も想像がつかないくらいのお金持ちがいます。現在でも各州のマハラジャは現存していて、知事に任命されていたり、政治的にも権力を持っており、政治の世界も真の民主主義とはかなりニュアンスがちがうかもしれません。でも政治の話ができない中国と違い、インドはオープンだと思います。
それと中国人と較べて異なる点はその宗教心です。それと倫理観。たぶんこの違いは将来、この二つの国の姿を変えていくでしょう。 -
世界遺産のカングラー鉄道の列車と途中で出会いました。
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ともかく出会えてよかった。
この鉄道はダージリン・ヒマラヤ鉄道と同じころにイギリスによって津kられた3つの狭軌鉄道の一つです。一番有名なのがダージリン・ヒマラヤ鉄道です。この鉄道はカングーラ鉄道でs、もう一つがシムラー鉄道で、二つがこのヒマーチャルブランディシュ州にあるのです。 -
インドはたぶん世界で中国、と並ぶ鉄道王国で、その近代化は遅れていますが、この国の国民性を考えると、よくもまあ複雑な鉄道を維持していると思います。広軌なので、いつでも新幹線並みの列車を走らすことが出来るのですが、それにはまだまだインフラの整備と、国民力をUPさせないといけないでしょう。でもデリーとムンバイ、ペナレスへは、新幹線並みの特急列車が運行されています。いつか乗ってみたいものです。
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途中で見た女子中学生。インドの学校制度は日本と同じで、小学校と中学校と高校とあります。それぞれ制服があります。それも同じものがありません。女の子は特にかわいいです。インド人は黒髪です。骨格は欧米人に似ていて顔のつくりも目鼻立ちがくっきりしていて美人が多い。だけど皮膚は褐色で、特に髪の毛は黒です。ここがインド人の人種的な特徴でしょうか。
女子の道徳観は日本の昔の道徳観のようで、保守的です。そのことはまた後でふれるかもしれません。 -
町にはヒンズー寺院がたくさんあります。寺院の数だけ神様も多い。動物が神様になっていることも多い。ガネーシャは象さんだし、デリーの市内には猿の神様が祭られているし、残酷なカーリーという女神も敬われています。この神様を彫像であらわすことが大好きで、色彩も豊で、日本の宗教観とはちがいます。ましてイスラム教とは正反対ですから、この二つが共存するだけでも大変なわけです。
インド人の宗教観とそこから派生した仏教哲学とを比較してみると、仏教がヒンズー教(バラモン教)に対する批判勢力だったことが見えてきます。 -
インドは貧乏人の子沢山です。でも子どもが多いのはいいことです。またこの子どもたちがすれていないのがいい。ただ平均寿命が長くないのは子どもの死亡率が高いとか、乳児の死亡率が高いということで、医療の遅れは実際にあるのです。その祥子にチベット医学のメンツィンカンの病院がインド国内に50ヶ所以上あるのです。インド人が診察を受けに来ます。
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中学生の男女かな。通学途中でしょう。インドの学校は公立学校と私立学校があり、後者はイギリス流の学校で、お金持ちの子息が入ります。インドもそういう意味で、階層社会ははっきりしています。まさにピンからキリまでの社会です。でもそいう生々しい姿が垣間見られて、その中で、みんながたくましく生きているのを見てると、こちらは傍観者であり、通行人なんですが、魅力を感じます。
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ヒマーチャルブランデーシュ州、通常H.Pと表現される馴染の深いこの州は、デリーの北にあり、平原のハリアーナ、パンジャブ州を経て北はジャンムカシミール州と接し、東の山岳地帯では中国と直接国境を接している。特に東の山岳地帯スピティ地域は、入境のパーミッションがいる秘境であり、デンジャラスなエリアでもある。
そしてこの州は水力発電で電気を多く作っているエリアでもある。この州はほんとに山岳地域で、その昔、この州を統一したマハラジャが出ず、カンングラーとかクルーとか、地域ごとにマハラジャがいたという。その結果各地に城が残っている。 -
雨季ではないが小雨で笠をさす女性。右を歩くのは中学生の娘だろう。服装はパンジャビスーツと呼ばれるコノエリアのパンウと上着の組み合わせ。女の子の白いショールは、女子にはかならずあるもの。
この州のダラムサラは、ダライラマ法王が、インド政府の勧めで、そこに居を構えたときから変化し始めたのだ。
この州も、地域的には南のエリア、西のエリア、北でも、ダラムサラエリアとダウラダールの山脈を越えたチャンバエリアとは風景をことにするし、東は、マンディから北のクルー県から、避暑地のマナリーまでのエリア、中央部のシムラのエリアでは高低さもあり、気温などはなはだしく異なる。
今日移動している東への道は、比較的穏やかな道といえるだろう。ダウダールの山並み(ヒマラヤの尻尾のとうな山脈)と、南に伸びる平地、緑も多く美しいエリアだ。 -
小学生の集団登校かな。近所の子どもたちが一緒に学校に行く。農村でも進学率はあがっていると思う。
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パイジュナートの町付近かも知れないが、高校生くらいの女生徒が登校する。
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インドはこれからもっと変化するだろう。私はインドと日本の交流をもっと促進すべきだと思っている。社会基盤の弱いこの国の整備にもっと協力すべきだと思う。彼らは英語圏の社会に組み込まれれるが、むしろそれがいいのだと思う。中国語は、一つの世界であって、国際的ではない。
日本はもっとインドと近くなるべきだと思う。
マーケットとしても魅力のあるところだ。 -
パイジュナートの駅舎のようだ。
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この国道は国道1号線(デリーからパキスタンの国境へつながる道路)同様、この州では幹線道路なのだが、見ての通りで、山に沿って走る。カーブも多いし、道幅も狭い。こういう社会基盤・インフラに日本は力を貸すべきだろう。中国へのOEDはやめて、インドに振り向けるべきだ。
でも一方でこの国は急速な変化は望まないかも知れない。
この国を見ていると日本の土木技術がいかに進んでいて、自民党政府の時代にいかに国土開発の名の下に土建国家といわれるほど癒着していたかが透けて見える。インドも開発が進めば利権と絡んでくるのだろう。 -
羊飼いのおじさんと羊に通行を止められる。この道路はこのままにして、ハイウェイを造る日が来るのだろうか。道路建設の技術はまだまだ低い。技術供与が必要なんだけど、インド人というのは現状肯定主義的なところがあって、今がよければいいじゃん、みたいなところがある。彼らに変化を強制するのも問題なのだ。
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途中のレストランで休憩と朝食をとる。午前9時過ぎに遅い朝食。
水はだれも手をつけず、ミネラルで過ごす。基本的に彼らが提供する水はボイルドウォーターであるから、本来は大丈夫なはずなんだけど、やはりためらうところがあるのはやむを得ない。 -
午前11時30分頃。マンディの町を通過して、クルーに向かう。ダム湖があり、ダムの上を渡って湖にそって進む。天気は曇り。
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ダム湖は細長く、ダム湖の規模もそれほど大きくはないが、なんとなく深い谷間に入っていく感じがする。
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実際にダム湖の最後の付近からはものすごく両岸の山が迫ってきて、川幅も狭くなり、よく道を通したと思える光景になる。
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大きな滝がクルー川に向かって落ちてくる。
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ともかくこの山間部は、すごい光景である。
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写真のように谷が狭まっている。途中で大きな左に曲がるトンネルがあり、それもとても長いトンネルで途中でカーブしている。
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そのトンネルを抜けると、今までの谷の光景とちがって、盆地が開けて景観が変わる。クルー県に入ったのだ。農地も広がり、大きな町をいくつかすぎる。そこで一休み。
そしてクルーの町に到着。 -
その町のはずれから川にかかる橋を渡って、TCVのクルーのディすくーるに到着する。
TCVや教育省の管轄する小さな学校を丸ごと支援できないかと考えていた。小さな学校は3ヶ所あり、15人から20人以内の学校だ。インドの南とラダックにあり、遠すぎていけない。ちょうどこのクルーに16人の学校があることがわかって、この春に初めて訪問している。今回が2度目となった。 -
この学校の費用が一人毎月600Rsで、年間7200Rsで、日本円で14400円で7人分だと100800円ということなので、私が半分の5万円を出して、半分をTCVで負担してもらいたいとお願いして、本部にお金を渡してきたのだ。そのことの報告もあった。それは春以来、メールでやり取りして、その子どもたちは4月頃から学校に通えるようになったのだ。
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本当は、長く毎年支援できればと思うけれど、こちらの都合もあってうまくいかない。年に2回インドにいくのも費用はいる。それでも何とか方法を考えたいと思っている。これは私事だ。
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このクルーの学校は、川の近くで洪水にあったりしたこともあるようだ。この日は子どもたちとお遊戯したり歌を唄って、楽しい時間を過ごす。大学生のお姉さんが一緒に遊んでくれた。
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この学校の先生。
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彼女は4年生で福祉関係の仕事に着きたいと言う。
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子どもたちの笑顔をみていると時間のすぎるのが早い。
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この子の親たちは、行商にでていたり、トラックの運転手であったりして、家を空けることが多いそうだ。
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皆で記念写真です。
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子どもたちとの楽しい時間を過ごして3時頃にパトリクールのVTC(職業訓練学校)に向かう。子どもたちとのお別れはつらかった。いつまでも追いかけて見送りに来てくれた。
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パトリクールは以前はTCVの通常の学校で会ったが、この数年前から、チベット本土やラダックの中の秘境、ザンスカールの子どもたちを受け入れている。
それも10代半ばまでに十分な教育を受けられなかった子どもたちを受け入れて、職業を身につけさせるための学校なのだ。
しかし、この学校にはペインティングといってタンカを描くコースと縫製コースの2コースしかない。 -
ここはペインティングのコース。
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タンカを描く技術を習得しおてタンカ絵師になって独立したり、工房に入って職業として自立する野が目的だ。技量にはやはり差がある。
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この学校では子どもたちの描いたタンカを格安で販売している。これらがほしい人には魅力的です。
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パトリクールの学校。あいにくの雨であった。
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ここにいる子どもたちはハイティーンが多い。それも直接チベットからヒマラヤを越えてきた子どもが多く、実際に中国の国境守備隊に八方されたり、つかまったりして、亡命してきた子どもたちが当たり前のようにいる学校なのだ。
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この子達は英語は十分にしゃべれないが、みんなチベットから来た子ども多たちだ。「オーバーザヒマラヤ」と言ったら、全員が手を上げた。
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この子達の自立のための支援が必要なのだ。この子どもたちに関する情報はほとんどないだろう。この子どもらの情報を出せるようにしたいと思う。
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TCVも知れわたってきているが、その全体像を知る人たちは少ないように思う。とくに日本では十分ではないだろう。
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学校の何の名簿か忘れた。
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この日はナガールのお城の近くのホテルに泊まる。手配していたホテルだが、あまりよいホテルではなかった。
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停電になりました。
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食事を長いこと待たされた。
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