桃園4★大渓★日本統治時代建築巡り～武道館と大渓公園ほか

2010/12/11 - 2010/12/13

大渓老街をひととおり歩いた後は、
大渓公園周辺にある日本統治時代建築巡り。

以前は武士道精神を叩き込む場所として使われた
武道館「武徳殿」からスタートし、
庶民の集会場所として使われた「公會堂」を散歩。
最後に大渓公園内にある、相撲場跡、大渓神社跡を
歩いて回りました。

★★　12/11～13　桃園旅行記　★★
桃園1★日本時代に建てられた桃園神社（桃園県忠烈祠）
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10556172/
桃園2★蕭敬騰ファンの聖地？の天秤座へ！
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10556676/
桃園3★大渓老街★活気溢れる和平老街とひっそり佇む中山老街
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10557211/
桃園4★大渓★日本統治時代建築巡り～武道館と大渓公園ほか
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10557367/
桃園5★大渓★蒋介石がいっぱいの大渓慈湖雕塑紀念公園
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10558278/
桃園6★大渓★衛兵交接儀式を見る～蒋介石眠る大渓慈湖陵寝にて
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10558661/
桃園7★中曙ﾚ★フライトに遅刻し中曙ﾚ夜市をぶらつく
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10560148/
新北市★鶯歌★陶磁器店がずらっと立ち並ぶ鶯歌老街へ
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10560388/
桃園8★龍潭★客家人の村「三坑老街」へ！
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10560965/

エリア 桃園(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

なんかモノクロで撮りたくなったので…

○　武徳殿（普済路）

第二次世界大戦前、日本は武士道を提唱、台湾の各州に武徳殿（属警察署）を建設しました。武徳殿は、警察やその子弟が柔道や剣道などで身体を鍛える武道館で、毎月定期的に演武会が開かれていました。武徳殿は全国に約70以上建設されました。

武徳殿のすぐ近くに残る日本建築のおうち。

○　公會堂（普救路21-3号）

初代公會堂は1921（大正10）年に裕仁皇太子が台湾訪問をされた際に同行した巡視官らが宿泊・休憩した場所でした。現存の公會堂は2代目で、いわゆる「辰野式」といわれる赤レンガ建築です。1932（昭和7）年、大渓神社と同じ年に落成し、集会所として使われました。

第二次世界大戦後は、総統行館となり、西南側に新館も建てられました。新館は蒋介石総統夫妻の宿泊用として使われました。1975年蒋介石没後に修復作業が行われ、1978年「蒋公記念館」として一般開放されるようになりました。1994年さらに修復作業が行われ、多機能展示会場として使われています。

大きな蒋介石の像がありました。

建物の中にも。

○　大渓中正公園

大渓公園は1909（明治39）年に建てられ、もともとは「カイ津」と呼ばれる村落の荒地でした。当時の大渓街は支庁の行政所在地であり、日本政府の理番の重要な拠点でもありました。

日本政府による「各都市に公園をひとつ建てるべき」との考えから、この地に公園を建て「相撲場」「忠魂牌」「大渓神社」などが設けられました。総面積は約4400坪。大渓人によって設計されたこの公園は、台湾の形に設計されています。

戦後、国民政府の支配下になると、「忠魂牌」及び「大渓神社」は取り壊され、「大渓公園」は「大渓中正公園」と改名されました。

◎　相撲場跡

◎　大渓神社跡

神社の土台が残ってます。

無造作に置かれていました。