2011/03/25 - 2011/03/26
4614位(同エリア6467件中)
ロッテさん
ウィーン2日目は、いよいよリングへ出かけました。
宿泊ホテル「アルティス」は、ヴェルベデーレ宮殿から徒歩15分程の場所にあり、リングに出るには71番トラムで5分程です。71番トラムは、ひっきりなしに通っているので、待つことはほとんどありません。トラムに乗るとやはり、車掌さんはいません。私たちは、ウィーンカードを持っていたので、最初に刻印を押すだけです。ウィーンカードがあれば、交通機関に、72時間無料で乗れます。美術館の入場料も割引になりますし、とっても便利です。こんなところも、ウィーンが観光客にやさしい点でしょう。
リングとは、1840年、フランツヨーゼフ皇帝が、旧市街をぐるっと囲っていた城壁を取り壊し、つくった大きな通路のことです。
- 旅行の満足度
- 5.0
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71番トラムに乗ること5分、「シュバルツェンベルグプラッツ駅」を降りると、リング通りに出ます。
リングの周りに、オペラ座、王宮、美術史博物館、市庁舎、国会議事堂、市立公園、警察署などの主な建造物があります。
ウィーンはリング通りに出れば、迷子にならないので、とってもわかりやすいです。また、リングを歩いて一周しても30分ほどなのですよ。ちょうど街歩きにピッタリ♪ -
王宮の主、ハプスブルグ家は、600年に渡りこの王宮に住み続けました。
最後に住んでいたフランツ・ヨーゼフ皇帝とその妻エリザベートの居室が博物館として残っています。
まずは、宮廷銀器・食卓調度品保管室へ。当時の宮廷では、5000人が仕えていたのだそうです。 -
銀器やナプキン、食器には双頭の鷲(ハプスブルグ家の紋章)が入っています。
このナプキンのたたみ方は宮廷独得のものだそうです。パンをはさんであるのが、かわいい〜 -
日本の古伊万里や漆器なども展示されていましたよ。
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こんな豪華な室内です。但し、宮廷人たちは、風呂に入りません。水桶、せっけん、水差し、洗面器、やかんなどを使って体を拭いていたそうです。この王宮に風呂を導入したのは、エリザベートです。
幼い頃から、皇帝になるべく母ゾフィに育てられたフランツ・ヨーゼフは、自らを「国家の筆頭官吏」と呼び、朝4時から執務にあたり過労で倒れるまで働き続けたといいます。彼の執務室にはシシィの写真、子や孫からのプレゼントや写真が飾られていました。また彼の鉄製のベッドの貧相なことには、驚きました。まるで、眠ることが罪悪であるかのようでした。
ドイツ・バイエルン王国の公爵の娘として旅と馬好きの父に育てられ、詩を愛するエリザベートとは、住む世界が違っていたのだと思います。
エリザベートは、「天使のようなシシィ」と呼ばれる美女。けれど、内面では、「結婚とは忌まわしい。まだ15歳の子どもが売り払われ、30年以上後悔し続け、逃れられないもの」と考えていました。彼女は姑ゾフィとの仲が悪く、療養と称して各地を渡り歩きます。
彼女が唯一好きだった国は、ハンガリー。「おお、ハンガリー、愛するハンガリー、自由と独立を手にするため、私の手をさしのべよう」と。オーストリア・ハンガリー帝国を解体することに協力しました。
彼女は、スイス・レマン湖畔でイタリア人アナーキストにより暗殺されます。享年61歳。
息子の自殺・妻の暗殺・メキシコ皇帝となったなどの野心家の弟の銃殺(1864年)など不幸続きでしたが、フランツ・ヨーゼフ自身は、善良な老皇帝として国民に親しまれ、86歳の天寿をまっとうしました。 -
スペイン乗馬学校がありました。チケットを買えば、演技を見せてもらえます。
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王宮からオペラ座へ歩いて戻ります。
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有名なザッハホテルに着きました。
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カフェ・ザッハでちょっと一服。
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メランジェ(ウィンナーコーヒーのこと)とザッハ・トルテを頂きました。おいしい〜
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午後から、オペラ座からリングを歩き、美術史博物館へ。ハプスブルグ家収集の美術品が展示されています。
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玄関を入った正面の壁画は、クリムトも参加して作ったものだそうです。
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ああ、フェルメールの「絵画芸術」に再見!寓意の込められた作品。白が光っています。
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大好きなブリューゲル父の「雪中の狩人」にも会えました。獲物も少なく、荒涼とした山から見た村落の暖かさ。スケートをする少女など、ホッとさせてくれる一瞬間を切りとっています。
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この博物館には、充実した古代エジプト・オリエントの展示品もあります。有名なのがこのカバ。ニルプフェアド(Nilpferd)です。直訳すると「ナイルの馬」。ナイル川にもカバがいたのでしょう。古代エジプトでは、埋葬の際、「復活」のシンボルであったカバの置物を添えたのだそうです。
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カイザーゼンメルという名のパンにウィンナーシュニツェルをはさんだバーガーです。
バーガー屋さんは、福島の原子力発電事故のことを知っておられ、ジェスチャーで、私たちを励まして下さいました。とっても心配されていました。
これを食べ、夜はオペラ座でバレー鑑賞です。題は「ドン・キホーテ」 -
戦災で焼けたオペラ座は、焼け残った場所と新しく造られた場所の雰囲気が全く違っていました。中は随分、簡素になったのだそうです。
オペラ座ですばらしいのは、高価な席だけでなく、立ち見の席なら何百円(映画よりずっと安い価格)で見られることです。文化が広く行き渡るには価格を安くすることも大切だと思いました。
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