2011/03/19 - 2011/03/19
833位(同エリア2862件中)
ころっつさん
今回の京の冬の旅も終りを迎える頃、京都に出かけることができる機会があり、特別公開の寺院を訪れました。最後に訪れたのは、東山の金戒光明寺と光雲寺です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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浄土宗四か山のひとつに数えられる大寺院のひとつが金戒光明寺。建立している場所の名前をとって通称「黒谷さん」と呼ばれています。
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境内には春の到来を告げる花が咲いています。
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金戒光明寺は、平安神宮の北に位置する小高い丘に位置しており、法然上人がはじめて念仏道場を開いた地です。普段から境内は公開されていますが、本坊の内部や庭園が特別公開となっています。
御影堂の内部は撮影禁止となっており、そこを拝観した後に、隣にある方丈庭園を見学します。
方丈には、鮮やかに描かれた虎の襖絵があり、襖を開け閉めすることによって見える虎の数が変わるのを案内係の人が説明してくれました。 -
方丈の奥には、法然上人八百年遠忌記念として、2006年に作庭された「紫雲の庭」と名付けられた池泉回遊式の庭園があります。
「紫雲の庭」は、法然上人の美作で過ごした幼少時代、比叡山での修行時代、そして浄土宗の開宗してからの興隆時代の3つの場面を表しているそうです。 -
「紫雲の庭」は、山号の「紫雲山」から名付けられたもので、法然上人の生涯を白砂や石で、その時々の人生の場面を具現しています。
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庭は方丈から降りて見学することができます。
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庭園の奥には大きな池が造られており、中島には燈篭と一本の松が植えられています。
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丸みを帯びた白い石で池に流れ込む川を表現しているのでしょうかね。
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庭園の東の隅には茶室・花峯庵が建っています。
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庭園から方丈を眺めます。秋の頃にはこの庭園の紅葉はとても美しいようです。
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紫雲の庭には、やさしい表情をした石でできたカエルの像が置かれています。いわれは不明ですが…。
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庭園見学を終え、境内に戻ります。方丈の閉ざされている玄関の近くには、京都市の指定文化財となっている「鎧かけの松」があります。
源平合戦の時、平家の名高い武将を討った熊谷直実がこの地にいた法然上人の元を訪れ、僧門に入り、自分の鎧を掛け、武士とは決別する決意をあらわしたそうです。 -
境内には春日局が建立したという、今年の大河ドラマの主人公「江」の遺髪を納める大きな供養塔があります。
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境内の東方の高台には、文殊塔という三重塔があり、徳川秀忠の菩提を弔うために建てられています。塔内には、本尊として運慶作の文殊菩薩像が安置されています。
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文殊塔の眼下、京都盆地を眺める高台に立ち並ぶ墓地は、夕日を望む西側向きにびっしりと立ち並んでいます。幕末期に京都所司代となった会津藩主・松平容保の陣地となったことから、会津藩士の墓も多くあるそうです。
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南側に建つ山門は、幕末に落成した建造物で、楼上正面には「浄土真宗最初門」の額が掲げられています。
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最後に金戒光明寺から徒歩15分ほどのところにある東山・哲学の道近くにある光雲寺の特別公開に向かいます。
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光雲寺は、南禅寺の境外塔頭寺院で、江と徳川秀忠の娘で天皇の中宮となった東福門院の尽力によって再興されました。
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本堂には、数々の仏像のほか東福門院の木像も置かれています。堂内は暗いので、懐中電灯で仏像や並べられている位牌などを拝観します。
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建物の拝観入口から前庭を望みます。
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光雲寺の庭園は、建物の南側に広がる池泉回遊式の美しい形式です。琵琶湖疎水から引いた水をふんだんに取り入れた名園です。
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江戸時代の書物にも記されている名園ですが、昭和に入ってから大幅に手が加えられています。
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庭は春の美しい装い。
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椿も咲いています。
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縁側から庭を眺めます。
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この周辺には住友家や野村家といった財閥の別邸が立ち並んでおり、公開されていないこれらの私邸の庭園は素晴らしい名園が多くあるエリアだそうです。
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庭園は、東側に広がる東山の山並を借景にしています。
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池には高そうな鯉が泳いでいました。
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庭園を西側の建物から見渡します。この場所では、有料ですが抹茶をいただけるサービスも行っていました。
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最後に銀閣寺道にある有名ラーメン店「ますたに」に。戦後すぐに開業した京都の背脂醤油系の元祖としても知られる店です。午後4時前でしたが、カウンターとテーブルあわせて20席ほどの店内は満員でした。
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この旅行記へのコメント (3)
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- Yattokame!さん 2011/04/20 03:18:09
- 黒谷さん
- ころっつさん
こんばんは。
黒谷さん、私の好きな所で、近所に住んでいた学生時代は良く行きました。普段は境内を歩くだけでしたが、さすが大寺院だけあって方丈は立派で、庭から見る方丈もいいですね。
光雲寺の庭は、小川治兵衛の作なんですね。東山の景色をうまく取り入れながら、小川治兵衛らしい明るい庭園で、素敵です。
Yattokame!
- ころっつさん からの返信 2011/04/30 22:09:34
- RE: 黒谷さん
- Yattokame!さん、返事大変遅くなり申し訳ありません。
最近、少し忙しいのと体調が変です…。
黒谷さんの近くに住まれていたのですか?
ちなみに私は東本願寺のすぐそばに学生時代は住んでいました。
これまで一度、秋の紅葉の頃に黒谷は一度訪れただけでしたので、今回ゆっくり歩いてみて、落ち着いた静かな環境で、景色もいい場所だと実感しました。新たな発見でした。次は早朝に散歩してみたいなあ…と思いました。
>光雲寺の庭園は、小川治兵衛の作なんですね。
美しい庭は好きなのですが、小川治兵衛という人物、何となく聞いたような名前だけで、恥ずかしながら詳しくは存じませんでした。近代日本の庭園の造園の先駆者の方で、今に伝わる京都の多くの庭園を手掛けた方なのですね。確かに素敵なお庭でした。
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- Yattokame!さん 2011/04/20 03:18:07
- 黒谷さん
- ころっつさん
こんばんは。
黒谷さん、私の好きな所で、近所に住んでいた学生時代は良く行きました。普段は境内を歩くだけでしたが、さすが大寺院だけあって方丈は立派で、庭から見る方丈もいいですね。
光雲寺の庭は、小川治兵衛の作なんですね。東山の景色をうまく取り入れながら、小川治兵衛らしい明るい庭園で、素敵です。
Yattokame!
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