2011/02/23 - 2011/02/26
321位(同エリア1272件中)
爺さん
長らくご無沙汰しておりました・・・仙台への業務支援から帰ってきましたので再開いたします。
冬季休暇で1週間休みなので、久しぶりに四国へ行ってきました・・・鳴門の「大塚美術館」、「渦潮」、徳島の麺王の「徳島ラーメン」
そして最初のお泊りは「ルネッサンスリゾート鳴門」のジャパニーズスイートなんと一泊お一人44500円です・・・が平日、2組限定で18150円でした。
写真は一番札所の「霊山寺」の本堂天井画
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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広島を7時に出発して瀬戸中央自動車道の与島PAに到着したのは9時前でした・・・ゆっくり走っても四国は近いです。
展望台から四国方面の眺めです。瀬戸大橋 名所・史跡
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もう少し待てば「アンパンマン列車」が見えるかもと・・・下り南風3号を待ってみたのですが、展望台からは下り列車は奥側を走るので見えませんでした^_^;
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高松道の板野ICで高速を降りて5分ほど徳島方面に走ると、四国最初の目的地の、四国霊場の一番札所「霊山寺」・・・11時前に到着しました。
さすがに有名観光地だけに大型の駐車場(無料)が完備されていました。第1番札所霊山寺 寺・神社・教会
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まずは・・・無事広島に帰れますようにお参りです。
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本堂に有る天井画の龍・・・これには、びっくりの迫力でした(^_^)
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応永年間(1394〜1428)の建造と言われている「多宝塔」で五智如来像が安置してあるそうです。
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霊山寺でお参りを済ませたら・・・爺様、一度は来てみたかった「大塚美術館」へ。
霊山寺からは県道12号から国道11号、途中で県道182号に分かれ県道183号経由で四方見展望台を目指したのですが、どこが展望台かわからないうちに大塚美術館に到着しちゃいました(^_^;)
守衛さんに聞くと・・・駐車場は別のところで、美術館までは無料のバスが出ているとのことなので駐車所に移動です。大塚国際美術館 美術館・博物館
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美術館の前にある建物の大塚製薬の社員保養所でポカリ御殿の「潮騒荘」に、ちょっとびっくり・・・派手な建物です。
ちなみに美術館の見た目は地味です・・・入館料3150円はちょっとお高めですが・・・値段以上の価値がある展示物だと爺様は思います(^_^) -
入口から長いエスカレーターでエントランスホール(地下3階)へ・・・ここから上に上がるにしたがって古代から現代に向かっていきます。
エントランスホールの目の前はシスティーナホールで「システィーナ礼拝堂」・・・全て陶板で作られており、すごいの一言です(^_^) -
システィーナ礼拝堂天井画・・・旧約聖書の創世記を題材にした場面が描かれています。
長椅子に寝ころがって天井を見ていると・・・直ぐに時間が過ぎて行きます。 -
システィーナ礼拝堂壁画で最後審判です・・・ここだけで20分近く時間がかかりました・・・先は長いです(^_^;)
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イチオシ
「システィーナ礼拝堂」は地下2階からも見ることが出来ます・・・地下3階からの眺めと違って、天井画が目の前にあり・・・
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迫力満点です・・・爺様感激!!!
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イチオシ
システィーナ礼拝堂の隣は「スクロヴェーニ礼拝堂」になっています・・・目の覚めるような素晴らしい色彩で、巨大な宝石箱の中に入り込んだような錯覚を覚える爺様です(^_^)
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スクロヴェーニ礼拝堂の壁画も物語になっています・・・左右の壁面に「聖母マリヤの生涯」と「イエスの生涯」が描かれていますが、こちらは「イエスの生涯」です。
ちなみに、大塚美術館の展示物を全部見て歩くと4キロになるそうです。 -
「大塚アート」君・・・頑張って説明していました。
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聖マルタン聖堂の壁画・・・地下3階は礼拝堂と聖堂が多いです。
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聖ニコラオス・ファノス聖堂。
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エル・グレコの大祭壇衝立画復元・・・中央上には「キリストの磔刑」、その左下は「キリストの復活」と見事な陶板です。
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この大祭壇・・・金でできているそうです。
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「アレキサンダー・モザイク」
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「皇帝 ユスティニアヌスと随臣たち」
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「秘儀の間」・・・イタリアのポンペイ遺跡で、神秘的な壁画に描かれているのは、花嫁の入信式を描いたものと言われ、背景の朱色は、ポンペイアン・レッド(ポンペイの赤)を再現した大変美しい陶板です
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見ごたえのある展示物が続き・・・地下3階だけで、すでに1時間を軽く超える状態です。
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地下3階から階段で地下2階(ルネサンスからバロック)に上がってくると、まず正面に「モネの大睡蓮」があります。
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地下2階は、レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」・・・新約聖書に書かれているエピソードの1つでマリアに天使のガブリエルが降り、イエスを身ごもることを告げ、またマリアがそれを受け入れることを告げる出来事が描かれた陶板などレオナルド・ダ・ヴィンチの作品も多くあります。
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有名な「モナ・リザ」
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そして、「最後の晩餐」があります・・・やはり人気の陶板とあって結構な人でした。
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キリストが十字架にかけられる姿を描いた「キリストの昇架」・・・残念ながら十字架から降ろされる場面を描いた「キリストの降架」はありませんでした。
「フランダースの犬」でネロとパトラッシュがクリスマスの夜に忍び込んだ教会で美しい絵を見上げ、そのまま天国へ召されるシーンがありますよね・・・物語の中でネロ少年が憧れ続けた絵がルーベンスの最高傑作「キリストの降架」だったのです(^_^) -
地下2階には、古代ギリシャの偉人・哲学者を一面に集約した、ヴァティカン芸術の中でも屈指の名作『アテネの学堂』とか・・・
陶板中央の左側が「プラトン」で右側が「アリストテレス」と考えられているそうです。 -
女神ヴィーナスが、成熟した大人の女性として、海より誕生し出現した様を描いている「ヴィーナスの誕生」
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ブリューゲルの「バベルの塔」なども展示されています・・・地下二階も、なかなかの見ごたえです(^_^)
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いよいよ地下1階にやってきました・・・ここまで2時間30分程です。
地下1階(バロックから近代)はゴヤの「着衣のマハ」からです。 -
この作品は「裸のマハ」で裸体表現に極めて厳しかった当時のスペインにおいて制作された非常に希少な裸婦像作品で、ゴヤは本作を描いた為に、制作から15年近く経過したのちに異端審問所に召還されているそうです・・・時効じゃと思う爺様^_^;
ちなみに、「裸のマハ」は美術史始まって以来の最初のヌード画だと言われています。 -
いよいよ近代にのフロアにやってきました・・・ここからは美術作品に造詣が無い爺様でも知っている作品が多くなります。
ミレーの「落穂拾い」 -
これもミレーの「晩鐘」
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ムンクの「叫び」
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マネの「笛を吹く少年」
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ルソー「蛇使いの女」
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ゴッホの代表的な作品「ひまわり」など近代の作品が多くあります。
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最後に現代とテーマ展示の1階と2階に・・・ピカソの「ゲルニカ」です。
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ダリの「茹でた隠元豆のある柔らかい構造」などがあります。
ここからエレベーターで地下3階に戻るのですが3時間程度では時間が足らないように思います・・・最後の方が早足になり、ゆっくり観れなかったようです・・・少なくとも半日必要と勉強になった爺様です^_^; -
大潮の時間を見はからって「徳島県立 渦の道」へ・・・大塚美術館から鳴門公園駐車場までは10分程ですが、駐車場から渦の道まで後10分程かかります。
駐車場料金は410円・・・ちょっとお高めです。徳島県立渦の道 自然・景勝地
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本日の大潮は15時40分・・・ただ今15時34分です。
入館料は500円です。
潮見表はこちらから
http://www.uzunomichi.jp/ -
入口から450m歩くと展望室に到着。
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渦上45メートルの高さから展望室のガラス床をのぞけば・・・迫力満点です。
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本日のお宿「ルネッサンスリゾートナルト」に到着・・・平日、時間限定のモニタープランとホームページからの申し込みでさらに一人500円引で17650円でした。
モニタープランと言っても簡単なアンケートに答えるだけのものですから大変な事では無かったです。
大塚美術館もフロントで入場券を購入すれば「3150円」が「3000円」になります・・・少しお得です(^_^)アオアヲ ナルト リゾート 宿・ホテル
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7階のスイートの専用フロアです・・・本日は二組だけらしいです。
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専用のフロアなので「ポカリスエット」と「スダチジュース」が準備してあります。
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部屋の上り口がこの広さ・・・布団を引いて寝れます。
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お部屋は12畳と・・・
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6畳の部屋が二つ・・・爺様と婆様二人なので、こちらの部屋は開かずの間となりました。
それにしても、えらく立派な畳です。 -
お部屋には「スダチジュース」とお茶請け・・・そして純米酒「鳴門」が付いています。
限定生産の純米酒「鳴門」はメニューで見たら一本5000円・・・お持ち帰りくださいの一言・・・えらいサービスです(^_^) -
12畳のお部屋の横に4畳ほどのお部屋があり・・・ハイテクなマッサージ器がありました・・・これに婆様がはまりました^_^;
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部屋のお風呂は鳴門海峡が一望できる造りになっています・・・結局、利用はしなかったのですが。
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洗面台も立派。
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ホテルのお風呂は1階と8階、それにスイート専用のお風呂が7階に在ります・・・まずは1階にある露天風呂「縹」へ、大型のホテルの割りには湯船と洗い場が小さいような気がします。
泉質はナトリウム塩化物、炭酸水素塩素のお風呂で疲労回復、美肌などの効能があります。 -
8階の展望風呂「瑠璃」・・・1階のお風呂より大き目です。
徳島の名産、酢橘の収穫時期には「酢橘湯」になるそうです・・・酢橘は糖尿病の血糖値を抑える効果があるんですよ(^_^) -
7階のスイート専用の貸切特別展望風呂「浅葱」・・・5人以上はゆっくり、入れる広さのお風呂です。
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サウナまでついてます・・・このお風呂、以前は女性用の浴室だったみたいです。
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夕食は鳴門海鮮「鳴門」で阿波特別会席をいただきました。
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食前酒は「赤」「白」どちらか選べるワインです。
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爺様の今宵のお供・・・冷酒の飲み比べ(調子よく飲んだ後なので、だいぶ少なくなってます)^_^;
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前菜・・・鰯の昆布豆、鳴門金時芋厚焼玉子、菜の花の浸し、才巻海老芝煮、鯛の子。
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造里・・・鳴門鯛と旬の地魚(雲丹、鮑、海老、烏賊)
鳴門鯛はさすがに美味しいです)^o^( -
旬肴・・・採れたて新鳴門若布と鳴門鯛のしゃぶしゃぶ。
鳴門鯛で出汁で・・・ -
新鳴門若布、椎茸、鳴門鯛をしゃぶしゃぶでいただきます・・・鯛も美味しいですが、爺様は意外と若布が美味しかったです。
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一つ目の焼物・・・地魚味噌幽庵焼き。
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二つ目の焼物・・・阿波牛炭火焼。
いろんな牛を食べましたが、阿波牛は初めてだと思います・・・美味しかったです)^o^( -
炊き合せ・・・祖谷岩豆腐の東坡煮、大毛島大根の含ませ煮。
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酢物・・・鳴門鯛と大毛島蕪の酢の物。
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揚物・・・海老と阿波野菜の天婦羅(あまりの美味しさに、もくもくと食べいて写真を撮るのを忘れていて海老さんしか残っていません)^_^;
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揚物は三種類のお塩でいただきます。
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御飯、留椀、自家製漬物三種盛り
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御飯・・・鳴門鯛飯。
お釜で炊き立てが出てきます・・・鯛の釜飯、問題なく美味いです。 -
留椀・・・阿波の酒粕を使った「粕汁」
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デザート・・・季節のフルーツゼリー寄せで終わりです。
今回のの宿泊料金でこの料理は大正解でした・・・★★★ごちそうさまでした)^o^( -
貸切風呂を出て、少したつとケーキの配達がありました・・・婆様の誕生日が、ちょうど1週間前だったので予約時に伝えておいたのですが、少し遅かったみたいで爺様は風呂上りのビールで出来上がっていました^_^;
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朝起きるとベランダに鳩が、ちょうど2羽・・・今日は良いことありそうです(^_^)
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今日の徳島県地方は午前中は曇りの予報です・・・ベランダから大鳴門橋が望めます。
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昼食は「和・洋バイキング」か「スープ・サラダ・サンドウィッチのブッフェ」が好きな方が選べます・・・爺様達は和・洋バイキングにしました。
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ホテルは10時の遅めの出発・・・当初は小松島の「金長狸」を見て土佐中街道(国道195)で高知に出る予定でしたが、出発が遅かったので予備のプランに変更して「阿波十郎兵衛屋敷」を目指します。
鳴門競艇の隣にある大塚倉庫(株)・・・鳴門には大塚製薬の宣伝がいたる処にあります。 -
阿波十郎兵衛屋敷に11時前に到着・・・鳴門からは1時間弱の距離です。
国の重要無形民族文化財の「阿波人形浄瑠璃」が毎日上演されているので時間を合わせて行かれた方が良いですよ・・・入館料は400円、隣に無料駐車場があります。
阿波十郎兵衛屋敷
http://www.tabikan.jp/阿波十郎兵衛屋敷 美術館・博物館
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ついでに近くにある「阿波木偶人形会館」へ来てみました・・・入館料は400円です。
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人形頭・カラクリ仕掛などを面白く説明してくれます・・・結構、面白かったです。
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阿波十郎兵衛屋敷からは10分(徳島IC近くなので移動には便利です)麺王 川内店へ到着・・・ちょうど12時過ぎ、お昼時なので少し混んでいました^_^;
駐車場は16台で、店内は座席数40席のお店です。麺王 川内店 グルメ・レストラン
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20分程待ってテーブル席へ(テーブルに着いたら直ぐに注文を聞きに来ました)・・・ラーメンが来るまで、周りのおじさん達は「辛もやし」と「高菜」を食べまくっていました。
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婆様は「徳島ラーメン」で480円・・・麺の湯で方が4種類選べます。
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爺様は「チャーシューメン」で680円・・・見た目よりスープは、あっさりで、ちょっとビックリ・・・美味しく頂きました)^o^(
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徳島ラーメンを美味しく頂いた後は徳島最後の目的地・・・国の天然記念物に指定された「阿波の土柱」へ
麺王川内店から直ぐの徳島ICから徳島道で40キロ(30分)で阿波PAに到着・・・併設のバスストップへの通路を抜けて10分程歩くと阿波の土柱に到着(高速を降りることなく見学ができます)阿波の土柱 自然・景勝地
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日本では、「世界三大土柱」として、ティロル地方・ロッキー山脈・徳島があげられているそうですが・・・興味がある方だけでOKだと思います。
昼からは天気も回復して、良い天気になりました・・・いよいよ高知県に入ります。
良い宿巡ってぐるっと四国・・・②高知編へ続く
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