メキシコ遺跡巡り一人旅⑤ヤシュチラン＆ボナンパック遺跡

2011/03/11 - 2011/03/20

遺跡を中心にメキシコを旅してきました。

★日程（基本的にバスで移動）
１１日～１３日　メキシコシティー（＋プエブラ）
１４日　メキシコシティ→（飛行機）→ビジャエルモッサ（ラベンタ公園のみ）→パレンケ遺跡
１５日　パレンケ→ボナンパック＋ヤシュチラン遺跡（現地ツアー）→メリダへ夜行バス　
１６日　メリダ→ウシュマル遺跡→メリダ
１７日　メリダ→チチェン・イツァー遺跡→コスメル島
１８日～２０日　コスメル島

パレンケ遺跡を１４日中に見ることができたので，予備日であった１５日は現地ツアーで少しマイナーなヤシュチラン＆ボナンパック遺跡へ行くことに。特にヤシュチランは小さなボートに乗って遺跡まで行くので，探検気分で面白かったです！

エリア ボナンパック＆ヤシュチラン遺跡周辺(メキシコ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: アエロメヒコ航空 ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ツアーは前日にKichan Bajlumで申し込みました。交通費，入場料，朝食，昼食すべて込みで５５０ペソ。ただし，ガイドは付きません。遺跡内では各自が自由に回ります。

６時頃ホテルに迎えのバスが来て，途中で朝食を食べ，グアテマラへ向かうツアーの人を下ろしてから，更にボートに乗り換えます。

すごく小さなボートで，ジャングルの中を進みます。
一時間くらい乗った後，いよいよヤシュチラン遺跡に！

ヤシュチランは８世紀ごろ最盛期を向かえたところで，出入口の上の水平材に書かれていた日付や文字がマヤ碑銘文の解明の糸口になったことで知られているそうです。

遺跡はそれほど大きいものではなく，あまり観光観光してなくて良い感じです。人も少なく，物売りの人さえいません。

ゴオゴオというすごい音が絶えずジャングルから聞こえてくるのですが，なんと猿の鳴き声でした。

広場には美しいレリーフもありました。

中央にあるメインの建物？に続く階段。結構急ですが、頑張って登るべし！

階段の上にある建物。
この裏手から，さらにピラミッドへ続く道があります。見落としがちなので注意！

黒い影が鳴き声の正体である猿です。

先程の建物の裏手に回り，ジャングルの中を通っていくと（案内板も通路もちゃんとあるから迷いませんがけっこうきつい坂でした。）高台にある建造物郡に出ます。

これが最も高い場所にあるピラミッド。
修復が不完全でピラミッド？って感じではありますが…。

他の建物はこんな感じ。

川から見たヤシチュラン遺跡。

お昼（正直イマイチでした）を食べた後，ボナンパックへやってきました。
ボナンパックはすごく小さな遺跡です。

ボナンパックはマヤ語で「彩られた壁」という意味だそうで，８００年ごろに書かれた彩色壁画を見ることができます。

３つの部屋があり，戦闘前の儀式と楽団が演奏する場面，着飾った王や捕虜が拷問にあって指の爪をはがされる場面，勝利を祝してラッパやマラカスなどの演奏をバックに踊っている場面が描かれているそうなのですが…正直あまりよくわからなかった…（笑）

でも確かに壁画は色がかなり鮮やかに残っています。

なお，壁画を見るための個室にはバックパック持ち込み禁止，帽子も禁止です。

もう一枚。

建物（壁画が描かれているものではないもの）は，こんな感じ。

広場中央にある石碑。


ヤシュチラン＆ボナンパックツアーはこれにて終了。

９時発の夜行バスでメリダへ向かいます。４００ペソでした。カードが使えなかったのでなかなか痛い出費でした（笑）