絶景を求めてネパール・プーンヒルトレッキングその07～トレッキング第3日ゴレパニからガンドルン

2010/12/29 - 2010/12/29

この日はプーンヒルまでの往復の後、ガンドルンまで歩きます。
ガンドルンからはアンナプルナの山々がより近くに見られ、心に刻み込むように眺め続けました。

エリア ヒマラヤ(ネパール)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前8時40分、朝食後身支度を整えて再び出発。
その間カメラ電池を充電していたけど満タンには時間足らず。
途中で切り上げました。
右奥にダウラギリ（8167ｍ）が見えます。

ゴレパニ（2870ｍ）の小さなストゥーパ。

学校の校庭にバスケのゴールがあった。

今朝も麗しい姿のアンナプルナ・サウス（7219ｍ）

ゴレパニから東方向に進む。結構な上りが続く。

東に進むに連れサウスの正面が見えてきた。

サウスの左に連なる主峰アンナプルナ?（8091ｍ）

ゴレパニからは見えなかったマチャプチャレ（6993ｍ)が徐々に見えてきた。

ゴレパニから結構上ってきた。チョウタラのある尾根で休憩。
左下に見える青屋根の集落がゴレパニ。峠に位置する村だということがよく分かる。
正面のダウラギリの方に進むとチトレ、タトパニに行ける。

左端よりニルギリ（7061ｍ）、アンナプルナ?、アンナプルナ・サウス、その右にヒウンチュリ

左端の山の上にプーンヒルの鉄塔が見える。
中央下にゴレパニの村。
今朝のコースの全貌が見える。

プーンヒルの鉄塔にズーム。
この場所はほぼ同じ高度。
その左に見えるのがミルクティーの販売所。

中央やや右の大きな建物が泊まったロッジ

午前10時20分デオラリ（3090ｍ）の村を通過。

ここで休んでいるトレッカーはいなかった。

デオラリを過ぎれば日の当らない下りの道が続く。
途中の小さな滝は凍っていた。

今日はひたすら東に向けて進む。
ゴレパニから人が少なくなったように感じる。

午後11時5分バンタンティ（2606ｍ）を通過。

山間の村に日が当たる時間は限られている。

ここもまだバンタンティの村

コース北側の山を過ぎて、北方向にアンナプルナ・サウスと再会。

マチャプチャレ。中腹より下も徐々に見えてきた。

午前11時30分バンタンティの茶店で休憩。
昨日に続いてお昼前にガス欠気味になってしまった。

休憩後、タダパニ手前の試練。
「15分下って15分上り。そうすればランチ。」
ガイドは言ってたが、この上りがきつかった。

15分の上り？？
息も切れ切れ、休み休みで結局25分かかった。
全コース通してここが一番きつかった。
ウレリの上りよりきつかった。
午後0時30分タダパニ（2590ｍ）に着いたー。
なんだかまだ途中なのに達成感満点の気分。

タダパニからの眺望。
左よりアンナプルナ・サウス（7219ｍ）、ヒウンチュリ（6441ｍ）、アンナプルナ?（7555ｍ）右にマチャプチャレ（6993ｍ）。
ため息が出るような絶景。
タダパニの標高の高さも分かります。

聖峰マチャプチャレはタダパニからの姿が一番美しい。

常に主役級のアンナプルナ・サウス。
一番大きく見える山。

サウスの良き相棒、ヒウンチュリ

アンナプルナ?

お昼はトマトスープとトースト。
疲れたー。疲れ切ったー。ここでゆっくり休憩。
隣の3人組もグロッキー気味。
テーブルにうつ伏せになってた。

タダパニの看板。左側の「You are here!」の所にいます。
ヒョウとかクマとかの絵があるけど、大丈夫なのか？

タダパニ越しのアンナプルナ・サウス。
石積みの白い壁、ガスボンベ、ソーラーパネル、黒い犬。
村の生活を垣間見ることができます。

お土産物が台の上で広げられてます。

洗濯物がひらひら。ついでにリュックも。

「上りはおしまい。ここからは下りだけ。」
そう言われて再び気合いを入れ直して出発。
ジャングル地帯をひたすら下る。
看板の絵とは違って、こんなに山深い森の中でも動物に全く遭遇しないのが不思議。

バイシカルカ村を通過

渓流沿いに歩いていると何度か滝に出くわす。
いくつかの小さめの滝は凍っていた。
ガイドさんは相変わらず後ろで頻繁にペッペッと唾を吐いている。
10回に1回は私のズボンに掛ってるのではと思ってしまう。

しめ縄で祀られているのはマチャプチャレ。
神の山とされ登山は禁止されている。

そのため今も処女峰だと言う。
マッターホルンにも似た凛々しい姿。

午後3時20分、眼下に見えた今日の宿泊地ガンドルン（1951ｍ）。
やっと着いたー。

石積みの建物

野バラのように見える。
トゲがあるし。

村には着いたがロッジはまだ先だとのことで、しばらく下っていく。
4トラの旅行記で見覚えのあるロッジの前を通過。

この日のお宿、その名もPeaceful Lodge

ロッジはこれまでと違い石造りなので、断熱・遮音性は良かった。
ベッドも何故か3つある。

驚きは部屋の奥にバスルームが！
トイレは洋式、しかも便座もある！素晴らしい！！
ゴレパニのロッジは便座なかったもんな〜。
こんなことだけで物凄く贅沢に感じる。

またまたエベレスト・ビールを注文。350ルピー。
昨日の反省を生かし、ちょっとずつ栓を抜いて吹きこぼれない様にした。
ゆっくりと絶景を見ながら最高に贅沢な気分。

ロッジのメニューはどこもこんな感じ。

少し村を散策していたら、途中女の子に出逢った。
ネパールの人たちは子どもまでファッションセンス、特にカラーリングのセンスがいい。
鼻ピアスしてるし。

ここガンドルンのロッジの前庭からから見るアンナプルナ・サウスが正面から見えて、これまでで一番美しい。
今は午後4時30分。

その右横に続くヒウンチュリ。

周りに人もいなくてゆったりとした時間が流れる。

聖なる頂マチャプチャレ

少しずつ色付き始めた。
この写真はいまケータイの待ち受けです。

もう言葉はいりません。
日が暮れるまで雄大なパノラマを堪能しましょう。

ここガンドルンは最高の場所でした。

そして夜は昨夜に続いての天体ショーの観覧。
もう最高の気分。ゆっくり流れる光は人工衛星？
流れ星もしっかり見ることができました。

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http://4travel.jp/traveler/-196-196-196-196/album/10556669/