ストックホルムをお散歩

2010/08/19 - 2010/08/24

今回の旅行ではストックホルムの諸島ひとつ、IngmarsöやKungsholmen(クングスホルメン)など今まで訪れたことがない場所に行く事ができました。
しかも夏にストックホルムを訪れたのが初めて。
太陽の日差しが強く暑いのにからっとしてべとつかない。
街を吹き荒れる風も、冬は厳しいけど夏はとても気持ちがいい。
過ごしやすい気候にますます「住みたーい！」と思わずにいられませんでした。
短い滞在だったけど、とても充実した日々でした。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はKungsholmen(クングスホルメン)に住む友達のアパートメントに一泊したので、Kungsholmen地区を中心に散策しました。
わかりずらいですが、写真には道の向こうにストックホルム市庁舎の塔が見えます。
からっと晴れた空の日は絶好のお散歩日和。
空が高く、建物の色が明るい感じがとても好きなストックホルムの街並。

アイスクリーム屋さんへ向かうため、大きな通りから裏道へ通ります。
ただの裏道の階段なのに、踊り場の石がモザイクっぽかったり手すりにぽちぽちとボールが付いていたり、いちいち手間がかかっています。
友達に聞くのを忘れたけど、脇にある青い箱はたぶん砂利か砂が入っています。
雪が積もると、細かい砂利や砂をまいて雪に混ぜて歩き易くするためです。
そんな箱でさえ、鮮やかな青にするところがニクい。

緑の多い大きな公園があるのですが、本当に広くて代々木公園の何倍？と思えるほど。
しかもなだらかな起伏があるので、通り抜け目的だと慣れない私はすぐに息切れ。
途中に小さな子供専用の遊び場があってとてもにぎやかでした。

ストックホルムはバスと電車の運営会社が同じなので、同じ切符で両方乗れます。
以前は一回ずつ切り取って使う本タイプ切符の回数券が、こんな長いスタンプ式のものに変わってました。
電車に乗るときは駅の窓口に見せてスタンプをもらって入り、バスは運転手さんに見せてスタンプをもらう。
下から順番に使って使ったぶんは切り取っていくので、使っていくとどんどん短くなります。
これは確か、駅にあるキオスクで買ったかな？

どこかの建物の入り口にあったマット。
建物の外、道に置かれているのがヨーロッパっぽい。

これは歯医者さんの看板。
とってもかわいかったので思わず撮影。
シンプルなのにこんなにかわいいのは、スウェーデン語だから？

この歴史のありそうな重厚な建物はなんと高校です。
卒業生でもある友達が「教会みたいだよね」というほどに荘厳な雰囲気が漂っていました。
薄暗いなか、よーく見ると確かにバスケットボールのゴールが見える。
さらに脇には同じ建築様式の横長の大きな講堂があり、本当に教会みたい。
どうやら1800年に建てられたらしい建物がいまも現役で使われているというのが素晴らしい。

ストックホルム市庁舎はクングスホルメン地区のはじっこにあります。
今回、初めて行ってみました。
塔のてっぺんにはストックホルム市のマーク、３つの王冠が。まるで花が開いたようでとてもかわいい。
塔の上へ登るとストックホルムが一望できるというので登ってみたかったのですが、有料なので友達を付き合わせるのもなぁと今回は登りませんでした。
次回来たときに晴れていたら、登ってみたい。

セルゲル広場の噴水が太陽の光をあびてとても眩しい。これこそ北欧の夏！

デパートÅHLENSの前にはたくさんのニセモノサンタが…。
なにかと思ったら、家電量販店のチラシ配りのバイト達。
チラシをもらって見たら”クリスマスプレゼントは是非当店で！”というような文字と、サンタの写真。
まだ夏なのに、やっぱりこちらはクリスマスへの気合いが違う…。
学生の夏休みバイトだろう若者達は暑いなかつけヒゲに帽子で、「God Jul!（スウェーデン語でメリークリスマス）」なんて言いながら楽しそうにチラシを配ってました。

Gamla Stan（ガムラスタン）は英語だとOld Town。発音がよくわからず、バスに乗るときに運転手さんに「ガムラスタンに行きますか？」と聞いたら何度も聞き返されてしまった。
なので慣れていない人はOld Townと言ったほうが無難かも。
夏なので観光客でどこもいっぱい！
クリスマスのあたりも観光客がたくさんいたけど、夏のほうがすごい。
クリスマスはイルミネーションがキレイで暗い空と相まって古い街並が重厚な雰囲気なのが良かったけど、夏は全く違うので歩いているだけでも新鮮で楽しかった。

ガムラスタンはストックホルムのほぼ真ん中あたりにある島のような地区。
北と南の地区とは橋で結ばれています。
まるっこい形の地区で数時間でひととおり回れてしまう。
路地は狭く、坂が多いので歩き続けているとふうふう言います。
なんでも中世の面影をそのまま残し、17〜18世紀の建物も残っているんだそう。
観光地なので、土産物屋さんがたっくさんある。いかにもなスウェーデン土産を買うならここですね。

ストールトルゲット広場（Stortorge）はガムラスタンの真ん中にある人気のある広場。
大聖堂のすぐ脇で、かわいらしい建物が並んでいます。
夏に来たのは初めてだったので、ベンチがたくさん並んでいるのを初めて見た。
広場に面した建物の一階にはカフェがいくつかあるので、冬はみんなそこで暖まりながらくつろぐ感じ。
でも夏はみんなベンチでだらだらと太陽の光を浴びて気持ち良さそう。
広場の一面を占める立派な建物はノーベル博物館。
私がストックホルムを訪れたら、必ず行く場所。

広場でぼんやりしていたら、小さな子供達が先生らしき人と一緒に列を作ってとことこと広場を横切って行った。
すると、その列を横切るようにお年寄りの団体がわらわらと広場へやって来た。
わぁ、世代の交差点！と面白くてしばらく様子を見てました。
広場の一面を占める立派な建物はノーベル博物館。私がストックホルムを訪れたら、必ず行く場所。

大聖堂の裏手には小さな広場があって、子供達が何人か遊んでいる近くでママ達がおしゃべりしてました。
ロッタちゃんみたいな女の子がいたので、思わず後ろ姿を撮ってしまった。
ガムラスタンは建物が密集していて、観光向けなだけでなくアパートもあるので普通に暮らしている人も多いそう。
数ヶ月でもいいから、ここに住めたら幸せだなぁ…。