2010/02/23 - 2010/02/23
409位(同エリア529件中)
WT信さん
市民広場を出て北側のフォロ浴場を訪れる。
此処には男湯と女湯が分かれてあり、入り口の突き当たりに男湯、女湯は男湯の入り口を右に曲がった奥にある。
当時のポンペイは地震により他の浴場はまだ改修中で、フォロ浴場が唯一営業中の浴場だったとのことで、さぞ混雑していたことだろう。
フォロ浴場の更に北側には住宅地が広がっており、中でも雨水留めに牧神ファウヌスのブロンズ像が建っていることでこう呼ばれるファウヌスの家は、床面積だけでも3000?もある、ポンペイ最大の個人住宅。
主玄関のある路上に”HAVE(ごきげんよう)”とモザイクで飾ったラテン語が今でも鮮やかに残る。
玄関を入り、壁に設けられた神棚の下を潜ると、正面のアトリウム(天井に空間が施された大広間)に、格子縞にデザインされたモザイクを張った四角形の雨水溜めが有り、その中心にこの家の象徴・牧神ファウヌスのブロンズ像は建ったいる。
アトリウムを出ると中庭に噴水が有る小列柱廊が有り、その先に緑豊かな大列柱廊が開ける。
小列柱廊と大列柱廊の間の談話室の床を飾る、アレキサンダー大王のイソックスの戦いの場面のモザイク画が実に見事。
牧神ファウヌス像と共に、実物はナポリの国立考古学博物館で見ることが出来るらしい。
フォロ浴場のさらに北に道を隔てて建つ、悲劇詩人の家の玄関の床を飾る番犬のモザイクは、真さに飛びかからんばかりの迫力で描かれており、ご丁寧に下にラテン語で”CAVE CANEM(犬に注意)”とある。
そこからメルクリオ通りに沿って北を見ると、突き当りに城壁から首だけ高くなったように見える建て物は、「メルクリウスの塔」と呼ばれる紀元前2世紀頃に建てられた3階建ての見張り櫓。
ここの公共泉水の彫像メルクリウスの名を採って、通り名共々名付けられた。
3階部分が城壁上の通路と同じレベルにあった。
降り積もった火山灰が見張り櫓の右後ろに見える木の根の高さまで、ポンペイの街を埋め尽くしていたらしい。
メルクリウスの公共泉水から西へ進むと、街の北西角のヘルクラネウム門から市民広場へ通ずる執政官通りにぶち当たる。
その角には居酒屋兼パン屋を営んでいたと思われる、通称「サルティウスの家」もある。
ヘルクラネウム門を経由して秘儀荘に向かう。
アッ!娼館の案内サインがこんな所にも。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ポンペイ遺跡旅行マップ
http://www.geocities.jp/tshinyhp/sicilia-southitalia/sicimap/southitalynwmap/pompei/framepompei.html -
男湯に入ると先ず脱衣所で、半円筒のフレスコ画が施された天井の下の壁には、テラコッタ製の男性像が並び、像と像の間は脱いだ衣服を入れる棚に成っている。
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その奥には大理石の大きな円形浴槽の冷浴室。
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隣が温浴室で
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更にその隣に熱浴室があり、天井に自然光を取り込む窓が付いている
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天を仰いで何かを叫ぶ様な牧神ファウヌスは、面白い事に巻き毛の尻尾が生え、よく見ると額には角、足の爪は山羊のひず目の形をしている。
ファウヌスは元々はローマ神話の森林と多産の神。
伝説によるとローマはファウヌスのローマの勝利を確信する鴇(とき)の声を聞いて奮起し、エトルアを撃破した。
後にギリシャ神話のパン神と同一視されるようになり、半人半山羊の姿と成った。 -
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CAVE CANEM(犬に注意)
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小泉水の家
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メルクリュウスの公共泉水
翼の付いた帽子に、使者の杖を携えたメルクリュウス -
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通称「サルティウスの家」
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