2015/05/23 - 2015/05/25
105位(同エリア528件中)
じんさん
この旅行記のスケジュール
2015/05/23
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電車での移動
ヴィッラディミステリ駅
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ナポリとポンペイ遺跡への2泊3日の旅。
ナポリ滞在2日目、ナポリから日帰りでポンペイ遺跡へと向かった。
当初の計画では、ホテル最寄りのToledo駅からメトロに乗って中央駅まで行き、そこからヴェスヴィオ周遊鉄道に乗ってポンペイへ向かうつもりだった。
ところが、朝、歩いてToledo駅へ向かってみるとメトロの入り口はシャッターで封鎖されていた。理由は分からないが、この時ここからメトロに乗れないことは間違いなさそうだった。
いきなり出鼻を挫かれてしまったが、念のため考えておいたプランBで向かうことに。プランBとは港沿いの道を走る巡回バスに乗って、ヴェスヴィオ周遊鉄道の始発駅まで向かうプラン。ただしバス乗り場がいまいちよくわからないのでそこは行き当たりばったりで。
荷物になるからとガイドブックはホテルに置いてきてしまったので、頭に入れた地図と感を頼りに港を目指して歩き始める。港沿いの道に出てからもそのまま歩いて行けそうな気がしたので暫く歩き続けてみた。しかし、思ったよりも距離がありそうな感じがしてきたのと、ポンペイ遺跡でも結構歩きそうだったので、やはり無理はせず乗り物に乗って向かった方が良いかな、と考えを変更。近くのタバッキオで1ユーロのチケットを二枚購入し、最寄りの路面電車とバス停を兼ねた駅から次に来た電車に乗ってみた。行き先も分からないまま、中央駅かヴェスヴィオ周遊鉄道の始発駅の方に向かってくれるといいな、と思いながら。ところが、、、
■関連旅行記
ナポリとポンペイ遺跡 男のひっとり旅 ~ナポリ編~
http://4travel.jp/travelogue/11037709
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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飛び乗った路面電車が一駅超えて行った先で突然停車。駅でも無いのに扉が全開になり、運転手は歩いて何処かへ消え去った。運転手が帰ってくる様子も無いので、自分も降りて運転手が向かった先に行ってみる。すると、一台のバスがワゴン車にぶつかっていて、路面電車の進路を塞いでいることが判った。この事故のせいでこの辺りの交通は完全に麻痺状態。回復する見込みも無さそうだったので、潔くあきらめ、再び歩いて鉄道駅へ向かうことにした。
ちなみに乗っていた路面電車は、ちょうどこの事故現場を分岐点にして鉄道駅とは異なる方向のレールに乗りかかっていた。このまま乗っていたらポンペイに行くのにどれだけ時間がかかっていたことか。ヌオーヴァ マリーナ通り 散歩・街歩き
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地図無しに記憶と勘だけを頼りに歩くこと5分。ヴェスヴィオ周遊鉄道の始発駅に無事到着。駅の周りは治安が悪いかと警戒していたものの、思ったほどではなかった。とは言え、警戒は解かずに駅舎の中へと向かう。
ヴェスーヴィオ周遊鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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チケットを買う窓口に人が5,6人ほど並んでいたのでその後ろに並ぶ。窓口の上に掲示されてた路線図によると、ポンペイ遺跡へはソレント行きに乗ってビッラディミステリ駅で降りた方が良さそうだった。窓口の駅員に行き先を伝えて片道の2.6ユーロのチケットを購入。その距離を考えるととても安い乗車賃だ。
ちょうどソレント行きが出発してしまった後だったらしいが、とりあえずホームに入ってみる。が、ホームの案内板にはソレント行きが一つも表示されておらず、やや不安になる。駅員に尋ねると「10分後には案内板に表示されます」とのこと。
しかたなしに傍のスタンドで一杯0.9ユーロのエスプレッソを飲みつつ待っていると、先ほど駅員が言ったように10:39発のソレント行きが表示された。案内板には9番ホームと表示。そこまでホームが必要なほど電車の本数はないのだが。ヴェスーヴィオ周遊鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ソレント行きの電車が到着。電車に乗ろうとホームを歩いていると、後ろから柄の悪そうな連中が数名やって来た。この始発駅から乗車する人は少なく、各車両に数名づつ、といった乗車率。最悪、この柄の悪い彼らと自分しか乗車しない車両となってしまうこともありうる。それだけは避けたいと思い、念のため他の観光客っぽい人らも乗っている車両へと乗り込んだ。電車はほぼ定刻通りに出発。次のナポリ中央駅では大勢乗車し、ちょうど座席が全部埋まるぐらいにはなった。
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11:20、ポンペイ到着。
始発駅から数えて20駅目、時間にして約40分。長いと言えば長い。降車する駅の一つ前がそれまでと比べて大きい駅になっているのが目印。
実は危うく2つ3つ手前の駅で降りかけてしまった。一瞬、駅名が似ているような気がしたからだ。しかし、その駅では他に誰も降りようとせず、「ポンペイなのにそれは変だな」と思い留まったのが正解だった。確かにこのポンペイ遺跡のある駅では多くの人が降りたので、それが目印にはなった。
駅からポンペイ遺跡の入り口までは歩いてすぐ。そこのチケット売り場で少し人だかりがあったが、チケットを買うまでに15分程度並ぶだけで済んだ。大人1人11ユーロ。マリーナ門 史跡・遺跡
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チケット売り場に置いてあった地図を一冊もらい、さっそく遺跡へと向かった。この地図、無料ながらに細かく書いてあってわかりやすい。
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1900年前にヴェスヴィオ火山が噴火し、そこから流れ出てきた溶岩に飲み込まれた町。
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これらが全部埋もれてたことにまず驚いた。
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一部、建物の中を見学できるところもある。ただ、入り口と出口が同じところだったり、そこがまた狭かったりして中で詰まってしまうことも。
スタビアーネの浴場 史跡・遺跡
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こういう像は少しドキッとしてしまう。
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ポンペイ遺跡は何とも広大。
これだけ大きな遺跡をよく発掘したものだ。こればかりは実際に歩き回ってみないと分からないところ。 -
ダイアナ神殿。
入り口がわかり難く、地図や案内人がいなかったら見つけられないかも。 -
野外劇場(小)
野外劇場(大)と隣接している。
暑くなってきたのでTシャツに。
海からの風が気持ち良いのが救いだが、真夏の炎天下にここを歩くのはだいぶ厳しそう。 -
野外劇場(大)
野外劇場(小)の入り口はすぐわかったのに、野外劇場(大)の方は少し判りにくかった。大劇場 史跡・遺跡
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ここの住人だった人達のものか、骸骨が置かれていた。
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壁に直接描かれた絵。
止まった時間として観察しているせいか、同時代の日本と比べてかなり進んでるなあ、といつも以上に感じた。 -
テーブルの脚?
結構立派な住宅だった模様。 -
居酒屋?
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こちらも居酒屋?
ここらは飲食店街だった感じ。 -
とにかく広い。
行き止まりのところも多く、地図上だとそれが少し判りにくくなっている。思うように動けず、結局、円形闘技場だとかある東側のエリアは距離もあるので割愛。 -
邸宅っぽい。
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ところどころにある水道。
蛇口をひねると水が出てきたので少し味見してみたけど、鉄っぽくってこれは微妙な感じ。
秘儀荘に向かう途中にあった水道(こちらはちゃんと飲用水と記載)は問題無し。 -
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モザイクタイルの床。
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こちらは遠くから見るだけ。
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黒い犬?のモザイクタイル画。
「牧神の家」の南側にて。 -
「牧神の家」の壁画。
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ヴェスヴィオ山。
あんな遠くから溶岩が流れて来たのか。ヴェスーヴィオ火山 山・渓谷
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秘儀荘。
少し離れたところにある。秘儀荘 史跡・遺跡
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秘儀荘の壁画。
この家の壁画はよく残っていた。 -
秘儀荘。
左の石膏型は、人にしては少し小さい感じもするが、生き埋めになった人のものと思われる。 -
秘儀荘の壁画。
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秘儀荘の壁画。
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トカゲがちろちろと。
1900年前もこうやっていたのだろうか。 -
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「市場」の辺りに保管されていた出土品。あまり展示を意識した感じではないので、単に保管している感じにも見える。
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ノラ犬か?
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遺跡とヴェスヴィオ山。
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ポンペイ遺跡と今のポンペイ市。
あちらとこちらで1900年の時の差がある。
雲行きが怪しくなってきたのでそろそろナポリに帰ろう。 -
こちらは溶岩の上を歩いた動物の足跡、、、ではなく、何か動物が生乾きのコンクリの上を走り抜けただけ。。。
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ヴィッラ・ディ・ミステリ駅の駅舎。
窓口にて帰りのきっぷを購入。タイミング良くナポリ行きの電車が来るようだったので、地下の階段を下りて駅舎と反対側にあるナポリ行きのホームへと向かう。ところが、ホームに出ても打刻機が見つからなかったので近くにいたおじいさんに聞いてみたところ、駅舎側の階段の上にあるよ、と。電車が来るので慌てて行ってみると確かにあった。危ないところだった。(行きも帰りも車内での検札は無かったけれど。)
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