スペイン、ポルトガル、モロッコと３ヵ国を旅した昔の旅行記です。<br />学生生活の最後をかざるにふさわしい旅で、旅先の思い出は７年ほど経った今でも私の心に深く刻まれています。<br />リスボンの絵に描いたような街並み、カテドラルでの静寂、マラケシュの喧騒・・・いつかまた再訪したいけど、現実は厳しい！ということでせめて旅行記で余韻に浸ろうと思います。<br />いかんせん情報も古く、誰の役にも立たない１００％自己満の旅行記ですが、よかったらおつきあいください。<br /><br />この旅行のメンバーは私を含めて４人。でも日程の都合や現地で行きたい場所によって一人旅や二人旅になったりと各自で自由に行動。<br />航空券の手配は某旅行会社内定のＲに全ておまかせ。確かアエロフロートで成田⇔マドリッド５万円代というお財布にやさしい航空券をゲットしてくれました。<br /><br />＜旅程＞<br />1/11　京都→東京（夜行快速泊）<br />1/12　成田→モスクワ→マドリッド（空港でザコ寝）<br />1/13　マドリッド→リスボン（リスボン泊）<br />1/14　リスボン、リスボン→マドリッド（夜行バス泊）<br />1/15　セゴビア、トレド（トレド泊）<br />1/16　トレド、コンスエグラ、マドリッド→バルセロナ（寝台列車泊）<br />1/17　バルセロナ、バルセロナ→コルドバ（寝台列車泊）<br />1/18　コルドバ、カルモナ、セビーリャ（セビーリャ泊）<br />1/19　セビーリャ、ロンダ、タンジェ、タンジェ→マラケシュ（寝台列車泊）<br />1/20　マラケシュ（マラケシュ泊）<br />1/21　マラケシュ、アイトベンハッドゥ、サハラ砂漠（砂漠のテント泊）<br />1/22　サハラ砂漠→マラケシュ→タンジェ（寝台列車泊）<br />1/23　タンジェ、セビーリャ（セビーリャ泊）<br />1/24　セビーリャ、アランフェス、マドリッド→モスクワ（機内泊）<br />1/25　モスクワ→成田（機内泊）<br />1/26　成田→東京→京都<br />こうやって今改めて旅程を眺めてみると１５泊中、ホテルで寝たのは５泊だけ。 <br />若いからできるすさまじい日程でした。

卒業旅行の思い出・・・①旅立ち、リスボン編

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2004/01/11 - 2004/01/26

1881位(同エリア2666件中)

#その他

おやさいさん

スペイン、ポルトガル、モロッコと３ヵ国を旅した昔の旅行記です。
学生生活の最後をかざるにふさわしい旅で、旅先の思い出は７年ほど経った今でも私の心に深く刻まれています。
リスボンの絵に描いたような街並み、カテドラルでの静寂、マラケシュの喧騒・・・いつかまた再訪したいけど、現実は厳しい！ということでせめて旅行記で余韻に浸ろうと思います。
いかんせん情報も古く、誰の役にも立たない１００％自己満の旅行記ですが、よかったらおつきあいください。

この旅行のメンバーは私を含めて４人。でも日程の都合や現地で行きたい場所によって一人旅や二人旅になったりと各自で自由に行動。
航空券の手配は某旅行会社内定のＲに全ておまかせ。確かアエロフロートで成田⇔マドリッド５万円代というお財布にやさしい航空券をゲットしてくれました。

＜旅程＞
1/11　京都→東京（夜行快速泊）
1/12　成田→モスクワ→マドリッド（空港でザコ寝）
1/13　マドリッド→リスボン（リスボン泊）
1/14　リスボン、リスボン→マドリッド（夜行バス泊）
1/15　セゴビア、トレド（トレド泊）
1/16　トレド、コンスエグラ、マドリッド→バルセロナ（寝台列車泊）
1/17　バルセロナ、バルセロナ→コルドバ（寝台列車泊）
1/18　コルドバ、カルモナ、セビーリャ（セビーリャ泊）
1/19　セビーリャ、ロンダ、タンジェ、タンジェ→マラケシュ（寝台列車泊）
1/20　マラケシュ（マラケシュ泊）
1/21　マラケシュ、アイトベンハッドゥ、サハラ砂漠（砂漠のテント泊）
1/22　サハラ砂漠→マラケシュ→タンジェ（寝台列車泊）
1/23　タンジェ、セビーリャ（セビーリャ泊）
1/24　セビーリャ、アランフェス、マドリッド→モスクワ（機内泊）
1/25　モスクワ→成田（機内泊）
1/26　成田→東京→京都
こうやって今改めて旅程を眺めてみると１５泊中、ホテルで寝たのは５泊だけ。
若いからできるすさまじい日程でした。

エリア

リスボン(ポルトガル)

同行者: 友人

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス

航空会社: アエロフロート・ロシア航空

旅行の手配内容: 個別手配

私たちの家はみんな京都周辺。
普通なら成田までは飛行機で行くけど若気の至りで成田まで青春１８きっぷで夜行快速を使って行きました。
ということで海外旅行に行く前にプチ国内旅行も楽しめるというおまけつき。でも今なら絶対飛行機を使います（笑）
よく遅れるとか乗務員の愛想が悪いとかいい評判を聞かないアエロフロート。（今はどうか知りませんが。）
でも普通に快適で何の問題もなくモスクワまで運んでくれました。

ただ着陸の際、結構よく揺れたこともあって着陸と同時に乗客が一斉に拍手。やっぱりそれだけ信用されてないってこと？
何もないモスクワの空港で４時間ほどの待ち時間の後、マドリッドへ。
モスクワ⇒マドリッドの機内はガラガラ。
座席に寝転がって（安全上よろしくないですが）眼下にひろがるヨーロッパの町のあかりに感動。
ポツン、ポツンと小さな町をいくつも通りすぎる光景もみて「こんな見知らぬ土地でも人々が生活しているんだなぁ」といった当たり前のことを考えながら感慨に浸ってました。
マドリッドには深夜に到着。
直前まで卒論とかが忙しくて現在ほど下調べをせずに旅立ったこの旅行。（まあ今から考えるとそれでも学生なので腐るほど時間はあったと思いますが）
でもマドリッドの治安の悪さだけは学習済みだったので空港で一夜を過ごすことに。
エアポートホテルに泊まる金をケチって空港の冷たい通路の壁際で見張りをたてながら順番に寝ました。

夜が明けてからリスボンに向かうためにバスターミナルへ移動。そういえばリスボンって現地ではリスボアって呼ばれてたなぁ。なんで日本ではリスボンなんやろう？？。
車窓からは想像してた通りのヨーロッパの田舎町の風景が。
何回か休憩をはさみながら夕方にようやくリスボンに到着。
ポルトガルの下調べ担当のＲに連れていかれるまま、地下鉄やらケーブルカーに乗ってホテルに到着。
自宅出発から５０時間ほど。ようやくシャワーが浴びれます。
これ夏やったら汗かきまくってヒンシュクものですね。
道中、丘の上からはリスボンの町の夜景が一望。
そして、初めてみるヨーロッパの街並みにかなり感動。
その後近くのバルで晩飯。
まだまだ序盤でお金もあったので結構腹いっぱい食べました。
おかげで後半は予算がつきてロクなものを食べてません。
で、食後は夜のリスボンを散策。
翌朝、リスボンの町歩きをスタート。まずは昨日も訪れた丘へ。
路面電車やケーブルカーが無数に走り、街並みも美しいリスボンの町はどこを歩いても絵になります。まさに夢のような時間でした。

歩いている時にふと思ったのはリスボンって「魔女の宅急便」の世界観そのままやなぁってこと。（実際のモデルはリスボンではないようですけど。）
コルメシオ広場。
美しい広場でした。
昼からは世界遺産のベレン地区へ。
まずはジェロニモス修道院。
入った瞬間あまりのすごさに鳥肌が・・・。
生まれて初めての大聖堂に感動。
リスボンでは感動しぱなっしでした。
ベレンの塔も堪能。
リスボン滞在は一日だけ。道行く人もみんな親切だったこの町。
死ぬまでにもう一度行きたいです。

（②へつづく）
http://4travel.jp/traveler/b041030/album/10544083