2010/02/23 - 2010/02/23
359位(同エリア530件中)
WT信さん
アポンダンツァ通りより一段高くなっている、ドリス式柱の下で作業をしている人の間を抜けると、市民広場のほぼ全景が視野に飛び込んでくる。
南北に長い長方形の広場で、北サイドを除く三方をドリス式円柱のポリティコ(回廊)で囲ってある。
現在目にする市民広場は、紀元前6世紀にポンペイの高台に建てられたアポロ神殿の東斜面を、紀元前2世紀後半に整地して造られた。
勿論一度に造られたのでもなく、地震などで崩壊する度に形を変え、新しい建て物にとって代わったとの事だが、何はともあれ、今目にする景観を、一巡りしてみよう。
市民広場最初の建造物に敬意を表して、アポロ神殿の建つ西サイドからスタートしよう。
西サイドのポリティコ(回廊)は上下2層の特徴のある円柱が並び、その奥は南側には今で云う最高裁判所(バリシカ)、北側に穀物取引所が建ち、中央にアポロ神殿が鎮座していたが、現在はその壁面だけが見える。
アポロ神殿とバリシカとの間の道路はマリーナ通りで、西のマリーナ門に達する。
以前はこのマリーナ通りとアヴァンダンツァ通りが繋がっていたが、現在は広がった市民広場で埋まってしまっている。
2004年の旅ではマリーナ通りから市民広場に入った。
北面サイドは正面にユピテル、ユノ、ミネルヴァを祀るジュピター神殿が建っている。
今日はお出まし頂けなかったが、天気が良ければ背後にヴェスビオ山の美しい姿が望め、その景観がポンペイのシンボル。
紀元前1世紀ローマからの移民の急速な増加により、信仰の中心はアポロからジュピターにすっかり移ってしまった。
ジュピター神殿の両サイドに凱旋門が見える。
東サイドは簡素なドリス式円柱が並び、北面部分にはレンガ色の公設市場、南面はエウマキアの建て物、その間に2つの神殿が建っていた様だ。
南サイドは市庁舎の建て物で庁舎や会議室が建っていた。
ポンペイの市民はこの広場で守護神の祭事に参列し、集会や選挙に出かけ、市場で買いものをし、イベントに参加しスポーツを観戦した。
東サイドの列柱を潜り、公設市場の正面入り口で日向ぼっこを楽しむ人がいる市場前の回廊へ出る。
円形に並べられた8個の礎石は円形堂と云われ、魚の取引が行われた所らしい。
回廊はいろんな商売に携わる人で溢れたに違いない。
円形堂の周りは回廊になっており、正面には礼拝堂があった。
公設市場の奥に壁一面にフレスコ画が描かれた幾つかの部屋が有り、その下にガラスケースで覆われ、石膏鋳型で復元されたポンペイ市民の数体の遺体が展示されていて、空想の世界を現実の世界に引き戻す。
ジュピター神殿横の凱旋門を潜り、振り向いて凱旋門越しに見える市民広場に名残を惜しんだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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市民広場からの景観:アポロ神殿
ポンペイ遺跡旅行マップ
http://www.geocities.jp/tshinyhp/sicilia-southitalia/sicimap/southitalynwmap/pompei/framepompei.html -
市民広場からの景観:ジュピター神殿
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市民広場からの景観:公設市場
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市民広場
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市民広場からの景観:西サイド
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マりーナ通り
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穀物取引所
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市民広場からの景観:北サイド
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市民広場からの景観:東サイド
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市民広場からの景観:南サイド市庁舎
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ウェスバシアヌス神殿
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公設市場正面入り口
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公設市場正面入り口の装飾
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公設市場円形堂
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運送業のマーク
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公設市場の部屋と石膏鋳型で復元されたポンペイ市民の遺体
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凱旋門から市民広場を振り返る
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