2011/02/06 - 2011/02/06
1951位(同エリア4237件中)
キティーさん
東京国立博物館は、何度訪れても楽しく、
毎回 気が付くと丸一日過ぎてしまいます。
それは、展示物が コロコロと変わるから。
いつ行っても、初めて会う展示物があります。
なので、いなくなってしまう お気に入りの物も沢山。
今回は、1~2月に展示されていた
お気に入りの展示物をいくつか ご紹介いたします。
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まずは・・。
これは、いつも同じ場所に
凄い存在感でいます。
高村光雲作 老猿 (明治時代)
とにかく大迫力
大鷲と格闘した後の、息遣いが感じられ
毛並もまるで動いているかのようです。
そして、オーラたっぷり!!
今回は、オープンしてすぐ
本館から平成館にむかうために、逆回りで
歩いたため、誰も人がいなく、(係の人すらいませんでした)
シーンとした中、
一対一のご対面でした。
飛び付かれそうな勢いだったので、
恐れをなして、退散です・・。 -
別の日に撮った 老猿
迫力わかりますか? -
季節に合わせた展示をしてくれるのも
総合文化展の魅力です。
これは、お正月に展示されていた
鹿鶴図屏風 沈せん筆 1739年 清時代
お正月にふさわしい
おめでたい屏風でした。
色彩も鮮やかで美しかったです。 -
こしらもお正月らしい展示
松竹蒔絵貝桶 江戸時代19世紀
多分、メインはこの貝が入れられている
蒔絵なのですが、
この貝合わせが美しくて♪ -
江戸時代の
銅水滴
水滴って可愛らしい物が多いです。
中でも気に入ったのは、 -
獅子
獅子大好きなので、どうしても目についてしまいます。
写真を見直したら、
真ん中一番上に
人魚ならぬ、豚魚みたいな・・。
顔が豚で体が魚??
何ともブサイクな水滴を見つけたのですが・・。
2月に行った時には、
この展示はありませんでした・・。 -
獅子シリーズで。
白楽獅子香炉 常慶作 江戸時代17世紀
すごく可愛らしくて好きなのですが、
口から 香が出るのかしら??
なんか、良い香ではなさそう・・。
臭そう・・。 -
お獅子続きます。
今度は、根つけ
獅子も可愛いんですが、
おっさんの愛嬌のある顔がたまりません。 -
ちなみに、根付とは、
印籠や煙草入れに着けた
オシャレ品だそうです。
今でいう
携帯ストラップみたいな事ですかね? -
根付シリーズです。
かなりインパクトのある根付
裏側も顔が付いているみたいです。 -
こちらは、やはり獅子の根付
子供(?)ちょこっと顔をだしてます。 -
これ、めちゃくちゃ可愛い♪
お面で顔隠してます。
ちょこっと座った感じとか、
横からみる感じも
可愛くて 思わず笑ってしまいます。 -
関屋図屏風 俵屋宗達筆 烏丸光広賛 江戸時代17世紀
俵屋宗達と歌人烏丸光広のコラボ作品
和歌が描かれていて、
その和歌で源氏物語の一コマだという事がわかるそうです。
逢坂で愛人と会う所のシーンだそうです。
源氏物語は、呼んだことがないので、
良くわからないのですが・・。
どれが光源氏??
個人的に車の近くで
疲れ切ったおじさんが気になって仕方ありません。 -
京都名所之内 祇園社雪中 歌川広重作 江戸時代19世紀
感神院と書いてあるので、
八坂神社でしょうかね?
雪景色が素敵です。 -
源氏物語図屏風(初音 若菜上) 土佐光起筆 江戸時代 17世紀
大作です。
全体的に緑がかっているのは、
御簾越しに見た図を表しているそうです。
この御簾の感じが
とても素敵でした。 -
-
屏風の中に金襖が描かれているのも面白いです。
お部屋の散らかり具合も楽しい。
お正月にふさわしい
華やかな作品でした。 -
お次は、江戸時代のゲーム
四種版 江戸時代 19世紀
香木を焚いて、香の名前を言い当て
当てた数によって動かしたり、取り合ったりする
ゲームだそうです。 -
四種盤のうちの競馬香
先にゴールした方が勝ち! って事でしょうね。 -
十組盤の内 蹴鞠香 江戸時代19世紀
これも同じゲームの蹴鞠バージョン
棒の付いているサッカーゲームと
同じですね。 -
これも同じ香のゲームですが、
何を表しているのか忘れてしまいました。
男女に分かれて
お花持ってますね。
婚活パーティー ゲームでしょうか?
一番早く 告白できたら勝ちみたいな・・。
んな訳ないです。 -
2月に入り、展示の入れ替えが少しありました。
私の大好きな文具シリーズ
左と真ん中は文鎮で
右側は 銅水滴です
カニの水滴は
どこから水が出るのかしら? -
この口からだ・・。
これ可愛くない・・・。
恐い・・。
水滴シリーズ好きなのですが、
これは・・。
ちょっとリアルすぎ。 -
文具シリーズ
矢立 江戸時代19世紀
携帯用の筆記用具だそうです。
筆入れと墨入れがセットになっていて、
帯にさしていたそうです。
これも
オシャレの一つにしていたのでしょうね。 -
これ現代でも全然使えます!
物凄く可愛い。
蝶々とかお花とか
めちゃラブリー♪
なんか、さっと出して
筆でスラスラ書いたりしたら、
素敵。 -
2月に入ったら、
梅の展示品が多く出されていました。
色絵月梅図茶壺 仁清 江戸時代 17世紀
素晴らしいですね。
完璧って感じ。
完璧すぎて、感想が出ないです。 -
梅樹据文三味線 石村直 作 江戸時代 1798年
梅の模様が付いています。
活きですね。 -
椿蒔絵硯箱 江戸時代 19世紀
こちらは椿ですね。
硯箱なのですが・・。
なんか お菓子が入ってそうな感じがします。
おもたせの高級お菓子 5000円って感じです。 -
梅枝短冊蒔絵硯箱 江戸時代 19世紀
これは、写真うつりがあまり良くないですが、
凄く美しかったです。 -
蒔絵が続いたので・・。
今回 入口でスマートフォンを無料貸し出ししていたので
お借りしました。
色々なコースがあり、
それぞれの展示部屋に入ると
説明が始まるという内容でした。
蒔絵のコーナーに入ると 実際に自分で蒔絵を体験する事が
出来ました。
まず、下絵を書き、
金粉を振りかけます。
(写真は金粉を振りかけた所です) -
筆で余分な金粉を払うと
下絵に金が付いて蒔絵になる という内容を体験できました。
絵が度下手なのは、見逃してください・・。
指で適当に描いたので(って言い訳ですけど)
蒔絵って今いち
良く知らなかったのですが
これで どういう事か分かりました。
他にも色々 楽しく使えたのですが、
本物の美術品を前に
手元のスマートフォンの方に気を取られがちで
私の場合、本末転倒的な・・。
けど、行かれた時は、一度使ってみると面白いと思います。 -
で、蒔絵の中で一番
きれいだな〜って思った作品です。
舞楽蒔絵硯箱 本阿弥光悦作 江戸時代 17世紀 -
黒田清輝展が開催されていました。
舞妓 明治26年 -
個人的には、
メモ帳に描かれたスケッチが
興味深かったです。 -
鉛筆のスケッチが
味があって良かったです。
個人的には、本画より
こっちの方が好きです。 -
蘭亭曲水図屏風 与謝蕪村 江戸時代 1766年
文人のパーティーを書いた絵です。
迫力があって素晴らしかったです。 -
-
中国 晋時代のお話をもとにしているそうです。
-
詩会の集まりなのに、
木の影で マイペースに魚釣りをしている
この人 可愛いです。
これで、1〜2月の展示品終了です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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