2011/01/08 - 2011/01/09
1818位(同エリア4009件中)
旅ガメさん
友達と冬の京都にプチ旅行に出かけました。
今回泊まったのは、とても雰囲気のよい「十四春(としはる)旅館」。
主屋・土蔵は国の登録有形文化財、塀は市の歴史的意匠建造物の指定を受けている歴史ある町屋を使った旅館です。
とても趣があり、おもてなしもよく、気持ちよく過ごすことができました。
1泊するだけではもったいない、ずっとゆっくり過ごしていたくなる旅館でした。
他に、いろいろなところに観光に行ったり、おいしいものも食べたりしました。
1泊2日という短い旅行でしたが、身も心も癒されました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東京から来た友達と京都駅で落ち合い、まずは友達が行きたがっていた東寺へ。
なんだか人だかりができているなぁ・・・と思ったら、後七日御修法という特別な日だったそうで、宮内庁の人や偉いお坊さんが仰々しく出入りしていた。 -
お坊さんにさされた赤い傘がずっと続く。
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池には甲羅干しをしているカメもいた。
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このとき、地元北陸では雪が積もっていたというのに、京都は別世界のように晴れていた。
カメも冬眠しないのかな〜。まさかね。 -
すばらしい快晴の東寺。
五重塔の姿がきれい。
この日、たまたま五重塔の特別公開日で、貴重な塔内も見ることができてよかった。
五重塔では、大学生のボランティアガイドが、かなり詳しく説明してくれた。
とても長い説明文だったけど、暗記しているのがすばらしい。 -
東寺の庭園。
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青空に映えて、とてもきれい。
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たくさんの国宝や重要文化財の仏像が保管されている。
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イチオシ
1時を過ぎ、おなかがペコペコになったので、バスに乗って祇園に行き、人気の天ぷら屋「天冨良天周」に行く。
店の前には20人ほどの行列が出来ており、入店するのに1時間ほどかかった。
これでも、夏などの観光シーズンに比べれば空いている方だった。
食べたかったかきあげ丼は売り切れだったので、大エビ1本とあなご2本が入ったミックス丼(1700円)を注文した。
ボリューム満点で、超おいしかった☆大満足!! -
宿の人から、ちょうど「十日えびす」がやっていると聞き、えびす神社へ。
近くの食べ物屋台はまだ準備中だったけど、神社の境内はたくさんの人であふれかえっていた。 -
えびす神社では、巫女さんが祈祷(?)をして、笹を清めていた。
この笹にいろいろ飾りをつけて商売繁盛を願う・・・。
なんかいいなぁ♪と思って、私も笹を買おうとしたけれど、結構何の変哲もない笹なのに、なんと1本3000円!!
お金のことを言っちゃいけないんだけど、お金のことを言っちゃいけないんだけど・・・、高い。。。
ケチでごめんなさい。 -
で、巫女さんから買った笹にはほとんど何も飾りが付いていないので、笹売り場の隣にある、この飾り売り場で飾りを付けてもらうのです。
もちろん、これも有料(あたり前か)。
しかも、1つの飾りが1000円以上、立派なものはもちろん高く、1つ5000円や10000円くらいする。。。
飾りは一つじゃみすぼらしいから、みなさんいくつも賑やかに付けてたけど・・・、みなさんお金持ちっていうか、太っ腹だなぁ。
商売が繁盛するためには、それなりの投資がいるようです。。。
それをケチっている私には、今年もお金は回ってこないかな。 -
その後、京都観光定番の清水寺へ。
参道のお土産街散策も楽しくて、なぜか毎回行ってしまう。
たぶん、もう10回くらい行っているんじゃないかな。 -
夕暮れの清水寺。
何回も清水寺には行っているけれど、夕暮れは初めて見た。 -
やっぱり何回行っても、趣のある清水寺。
いつも大人気で、人がいっぱいだ。
その後、三年坂、二年坂を通り、都路里の高台寺店へ。
日も暮れていたので、並ばずに中にはいることができた。
さすがに寒かったので、温かい抹茶オレを頼んだ。
あたたかくて、とてもおいしかった。
夕飯は、迷った末に先斗町の「洋風家庭料理 ふらいぱん」へ。
とてもアットホームで、ご主人の人柄も良く、おいしい料理と楽しいおしゃべりを楽しむことができた。 -
泊まる宿は、京町家の「十四春(としはる)旅館」。
100年ほど前に実際に使われていた民家だというから、とても趣があり、よい意味で歴史を感じる。
きれいに手入れがしてある中庭も、見ていて癒される。
宿にはいると、おかみさんがお抹茶とようかんで丁寧におもてなしをしてくださった。
昔は、知人を中心の宿だったそうだが、最近、広くお客さんを受け入れるようになったそうだ。
確かに、隠れ家的な味わいのある旅館だ。 -
十四春旅館の廊下。
とても狭い。でも、それが京都らしくて、いい感じ。
全体的に、長細い造りの宿だった。 -
階段も急。
ちなみに、この階段は上の窓(?)から見え、その窓は今回泊まった部屋につながっていた。 -
洗面所横の廊下。
もともと民家だったところを宿にしたので、もちろん書く客室にトイレも洗面所も、ましてやお風呂もない。
よって、それらは共同になる。
でも、小さな宿で宿泊客も少ないし、とてもきれいに整えられていて、全く嫌な思いをすることがなかった。
お風呂は槙の木のお風呂で、とても香りが良く、気持ちよかった。 -
洗面所横の廊下は中庭に面している。
-
部屋の様子。
いろいろな部屋の大きさがあるようだが、今回泊まったのは、2間続きのお部屋。
寝室は6畳で、その周りをぐるりと縁側のような廊下が囲んでいた。
暖かい季節なら、そこのいすに座ってまったりするのも気持ちいいだろうなと思った。 -
イチオシ
冬だったので、こたつが用意されていた。
海草が入ったお茶も、変わった感じでおいしかった。 -
布団の敷いてある寝室に続く次の間。
3畳ほど?
ここでお抹茶とようかんをいただいた。 -
中庭の様子。
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中庭の様子。
奥に見えるのは蔵。 -
部屋から見える庭の様子。
-
盛りだくさんの温かい朝食。
豆腐と鮭がおいしかった。
京町家の宿は、以前一度泊まったことがあるが、今回のように昔からの造りを大切にした宿は初めてだった。
本当に趣のある、隠れ家的な宿だった。
日中もいて、ゴロゴロ、まったりしながら過ごすのもいいだろうなと思った。
また次回も利用したいと思った。
朝10時くらいまでゆっくり宿にいて、後ろ髪を引かれつつ、嵐山へ向かった。 -
嵐山の渡月橋近く。
禊ぎをしている人たちがいた。
子どもも多かった。 -
渡月橋。
天気も良く、とても橋の姿がきれいに見える。 -
湯豆腐の店「西山艸堂」。
今回嵐山まで来たのは、ここの湯豆腐が食べたかったから☆
最初、場所が分からなくて、交番に行って聞いた。
道から天龍寺側の中に入ったところにある。
お店にはいると、たくさんの人がそれぞれ土鍋を囲んで湯豆腐を食べていた。
席に着くと、まずはごま豆腐や飛竜頭(ひろうす←がんもどき)などが出された。
この飛竜頭が、ゆり根などが一カ所にぎゅっと入っていてすごくおいしかった!
あまりにおいしかったので、その後、その飛竜頭を作っている「森嘉」というお店に行って、飛竜頭を4つお土産に買った。 -
湯豆腐の前の田楽や天ぷらなど。
山芋を海苔にのせて揚げた天ぷらがおいしかった。 -
イチオシ
お待ちかねの湯豆腐。
これで2人分。
すごい量だった。
でも、シンプルな味で、いくらでも食べることができた。
身体も内側からほっこり温まった。 -
西山艸堂を出て、京都に住む別の友達と待ち合わせた。
そして、その友達の車で高山寺へと向かう。
なんと世界遺産らしい。
かなりの山奥にある小さなお寺だが、かの有名な鳥獣人物戯画(国宝)が保管されているというすごいお寺だった。
でも、実際に見ることができたのは複写だったような・・・?
本物は古くて貴重だからしまってあるのかな?
写真は境内の様子。 -
奥の小屋には、仏足石(お釈迦様の足跡)がある。
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階段の奥にあるのが金堂(本堂)。
結構急な階段だった。
京都市内や嵐山は雪が無かったが、この高山寺の辺りにはちらほらと雪の積もっている姿が見られた。 -
高山寺の後は京都市内に戻り、下鴨神社でお参りしておしまい。
ここも世界遺産。京都はとても世界遺産が多い。
たくさんの参拝客がいて、おみくじを引くのも行列だった。
ちなみに、ここの近くに「出町ふたば」という和菓子屋さんがある。
豆大福が人気で、いつも長い行列ができていることでも有名だ。
以前、夕方に行ったときは1時間も並んだ。
今回、空いていたら豆大福を買いに行きたいな・・・と思って見に行ったら、やっぱり超長蛇の列。
考えが甘かった。。。
もちろん、速攻諦めた。
帰りの道はとても混んでいたので、途中まで車で送ってもらい、地下鉄に乗って京都駅に戻った。
今回は1泊2日のとても短い旅行だったけれど、ゆったりと無理なく過ごすことが出来て、身も心も癒されたし、パワーも充填できてよかった。
さて、またこれからがんばるぞ!!
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