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手芸は、不器用というよりはそれに必要な忍耐力がないために苦手な私は、せいぜいボタン付けくらいしかやりません。<br />そんな私が東京ドームの国際キルトフェスティバルに行ってみたのは、手芸すらやらないド素人が見てもきっと楽しめると思ったからです。<br /><br />案の定、非常に手間ひまかけて丹念に制作したことがうかがえるすばらしい力作ぞろいで感嘆しました。<br />精巧な、あるいはダイナミックな絵を見ているようと思って近付くと、実はそれら1つ1つが刺繍だったり、アップリケだったり、生地の柄だったり。<br />二次元の平面の絵のようでありながら、布や糸の部分が微妙に立体的な三次元で、二次元の絵にはない魅力があります。<br />現代絵画でも、例えばコラージュ手法などで、微妙に立体的な材料をキャンバスに貼り付けて制作したりしますが、ああいう作品の、ただの絵の具によるラインや色彩では得られない魅力に通じるのかもしれません。<br /><br />というわけで、そんなキルトの世界に4時間たっぷり浸ってきました。<br />そして、初めて行ったせいもあり、まるでカタログでも作ろうかって勢いで、気に入った作品の写真を撮りまくってしまいました。<br /><br />ちなみに、この東京国際キルトフェスティバルの存在を知ったのも、最終日に間に合ったのも、実はフォートラベルの旅行記のおかげです。<br /><br /><初めて行った東京国際キルトフェスティバルの旅行記のシリーズ構成><br />□(1)グループ部門───凝ったデザインや心の原風景を呼び覚ますデザインに魅了される<br />□(2)日本画を見ているような和のキルト部門と、キルト作家たちのキルトガーデン<br />□(3)延々と飽きなかった「花」のパートナーシップキルトと過去の日本キルト大賞の作品<br />□(4)キルト作家たちによる新作の競演(前編)<br />□(5)キルト作家たちによる新作の競演(後編)<br />□(6)まさしく絵になった額絵キルト部門と愛らしいジュニア部門の作品とアーミッシュのキルティングビー<br />■(7)一枚の絵を見ているようだった創作キルト部門(完)<br /><br />閉場時間の18時まで20分を切りました。<br />その20分でも回りたいと思った最後のコーナーが、創作キルト部門です。<br />それぞれのコンテスト部門はエリアが隣接しているから、最初にグループキルト部門で撮影していたときも、額絵キルト部門やジュニア部門で撮影していたときも、創作キルト部門の作品がちらちら見えていました。<br />離れて見ると、まさしく絵画のよう!<br />キルトの布や糸の立体感までは離れていると分からないですが、色彩やラインがくっきりした、イラストチックだったり、あるいは日本画のようなタッチの絵。<br />あとはもう本当にに時間がなかったので、目についた作品を、大急ぎでぱぱっと撮影しました。<br /><br />東京国際キルトフェスティバル2011の公式サイト<br />(いつまで閲覧できるか分かりませんが)<br />http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/<br />

東京国際キルトフェスティバル2011(7)一枚の絵を見ているようだった創作キルト部門(完)

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2011/01/29 - 2011/01/29

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まみ

まみさん

手芸は、不器用というよりはそれに必要な忍耐力がないために苦手な私は、せいぜいボタン付けくらいしかやりません。
そんな私が東京ドームの国際キルトフェスティバルに行ってみたのは、手芸すらやらないド素人が見てもきっと楽しめると思ったからです。

案の定、非常に手間ひまかけて丹念に制作したことがうかがえるすばらしい力作ぞろいで感嘆しました。
精巧な、あるいはダイナミックな絵を見ているようと思って近付くと、実はそれら1つ1つが刺繍だったり、アップリケだったり、生地の柄だったり。
二次元の平面の絵のようでありながら、布や糸の部分が微妙に立体的な三次元で、二次元の絵にはない魅力があります。
現代絵画でも、例えばコラージュ手法などで、微妙に立体的な材料をキャンバスに貼り付けて制作したりしますが、ああいう作品の、ただの絵の具によるラインや色彩では得られない魅力に通じるのかもしれません。

というわけで、そんなキルトの世界に4時間たっぷり浸ってきました。
そして、初めて行ったせいもあり、まるでカタログでも作ろうかって勢いで、気に入った作品の写真を撮りまくってしまいました。

ちなみに、この東京国際キルトフェスティバルの存在を知ったのも、最終日に間に合ったのも、実はフォートラベルの旅行記のおかげです。

<初めて行った東京国際キルトフェスティバルの旅行記のシリーズ構成>
□(1)グループ部門───凝ったデザインや心の原風景を呼び覚ますデザインに魅了される
□(2)日本画を見ているような和のキルト部門と、キルト作家たちのキルトガーデン
□(3)延々と飽きなかった「花」のパートナーシップキルトと過去の日本キルト大賞の作品
□(4)キルト作家たちによる新作の競演(前編)
□(5)キルト作家たちによる新作の競演(後編)
□(6)まさしく絵になった額絵キルト部門と愛らしいジュニア部門の作品とアーミッシュのキルティングビー
■(7)一枚の絵を見ているようだった創作キルト部門(完)

閉場時間の18時まで20分を切りました。
その20分でも回りたいと思った最後のコーナーが、創作キルト部門です。
それぞれのコンテスト部門はエリアが隣接しているから、最初にグループキルト部門で撮影していたときも、額絵キルト部門やジュニア部門で撮影していたときも、創作キルト部門の作品がちらちら見えていました。
離れて見ると、まさしく絵画のよう!
キルトの布や糸の立体感までは離れていると分からないですが、色彩やラインがくっきりした、イラストチックだったり、あるいは日本画のようなタッチの絵。
あとはもう本当にに時間がなかったので、目についた作品を、大急ぎでぱぱっと撮影しました。

東京国際キルトフェスティバル2011の公式サイト
(いつまで閲覧できるか分かりませんが)
http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/

  • 「夕暮れのジャズセッション」(岡松多恵子)<br /><br />流れる鍵盤でまとめているところがとても好みです。<br />

    「夕暮れのジャズセッション」(岡松多恵子)

    流れる鍵盤でまとめているところがとても好みです。

  • 哀愁ある優しい曲が聞こえてきそう

    哀愁ある優しい曲が聞こえてきそう

  • 「Virtual City III(天空の街)」(天雄妃奈子)<br /><br />パソコンで印字した文字を写し取って、近未来風チックにしているようです。<br />H.G. ウェルズくらいの時代によく描かれたような、どこか温かみがある近未来図に思えるのは、やはりキルティングだからでしょうか。<br />

    「Virtual City III(天空の街)」(天雄妃奈子)

    パソコンで印字した文字を写し取って、近未来風チックにしているようです。
    H.G. ウェルズくらいの時代によく描かれたような、どこか温かみがある近未来図に思えるのは、やはりキルティングだからでしょうか。

  • 「White &amp; Blue はばたき」(根岸貞子)<br /><br />息を呑む美しさ。<br />黒い影になっている白鳥という描き方や、波立つ水面、背景の月明かりのような光の輪や星空に浮かぶ花など、とてもステキです。<br />

    「White & Blue はばたき」(根岸貞子)

    息を呑む美しさ。
    黒い影になっている白鳥という描き方や、波立つ水面、背景の月明かりのような光の輪や星空に浮かぶ花など、とてもステキです。

  • 「雲海」(児玉美貴子)<br /><br />かすかに青混じりなのがいい@<br />

    「雲海」(児玉美貴子)

    かすかに青混じりなのがいい@

  • 「The Girls」(落合京子)<br /><br />とっても可愛いパターンです。<br />

    「The Girls」(落合京子)

    とっても可愛いパターンです。

  • 「DIGI DUCK」(古口美幸)<br /><br />大好きなアヒルのおもちゃをモチーフにしたそうです。<br />アヒルちゃんのブロックが高層ビルのようにも見えます。<br />

    「DIGI DUCK」(古口美幸)

    大好きなアヒルのおもちゃをモチーフにしたそうです。
    アヒルちゃんのブロックが高層ビルのようにも見えます。

  • 目がくりくり@

    目がくりくり@

  • 「生物ワンダーランド」(石井久美子)<br /><br />劇団四季の「ライオンキング」とか、手塚治虫の「ジャングル大帝」を連想しました。<br />

    「生物ワンダーランド」(石井久美子)

    劇団四季の「ライオンキング」とか、手塚治虫の「ジャングル大帝」を連想しました。

  • 家路に誘われる

    家路に誘われる

  • 「白神の森、生命(いのち)萌ゆ」(法量フユ子)<br /><br />ブナの森は縄文時代から人々の生命の源でした、という作者のメッセージ。<br />

    「白神の森、生命(いのち)萌ゆ」(法量フユ子)

    ブナの森は縄文時代から人々の生命の源でした、という作者のメッセージ。

  • 「雨あがりの水辺」(森田圭子)<br /><br />以前、撮影した雨上がりの公園の池を思い出しました。<br />こちらはカラフルで、あちらはむせかえるような緑一辺倒でしたけど。<br /><br />関連の写真<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14446172/<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14446183/<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14446196/<br />関連の旅行記<br />「近所の公園のキノコと豪雨上がりの公園の池」(2008年8月30日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10268257/<br />

    「雨あがりの水辺」(森田圭子)

    以前、撮影した雨上がりの公園の池を思い出しました。
    こちらはカラフルで、あちらはむせかえるような緑一辺倒でしたけど。

    関連の写真
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14446172/
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14446183/
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14446196/
    関連の旅行記
    「近所の公園のキノコと豪雨上がりの公園の池」(2008年8月30日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10268257/

  • 「Natsumi &amp; Sumire」(深山公子)より<br /><br />言葉がなくても、もしかしたら意思の疎通ができているのかも。<br />

    「Natsumi & Sumire」(深山公子)より

    言葉がなくても、もしかしたら意思の疎通ができているのかも。

  • 背後には美しい紅葉の木

    背後には美しい紅葉の木

  • 「夢の百名山」(戸松恵子)/クロバー賞<br /><br />これだけの山を制覇したんですね!<br />

    「夢の百名山」(戸松恵子)/クロバー賞

    これだけの山を制覇したんですね!

  • 日本地図と夫婦に注目

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  • 「ふるさと旭川」(小嶋誠子)/奨励賞<br /><br />ビルの並ぶ街並みはキルトにするのは難しいそうですね。<br />

    「ふるさと旭川」(小嶋誠子)/奨励賞

    ビルの並ぶ街並みはキルトにするのは難しいそうですね。

  • 「自然の恵みに感謝欵」(藤井淑子)/ピーロートジャパン賞<br /><br />ぶどう園での思い出をつづったものだそうです。<br /><br />

    「自然の恵みに感謝欵」(藤井淑子)/ピーロートジャパン賞

    ぶどう園での思い出をつづったものだそうです。

  • 「桜花らんまん」(田中成子)<br /><br />こういうパターン的なデザインもとても好みです。<br /><br />

    「桜花らんまん」(田中成子)

    こういうパターン的なデザインもとても好みです。

  • 「若鷲よ、羽ばたけ」(鎌倉千代美)<br /><br />鷲というより、まるでフェニックスか、鳥に変身した天女のよう!<br />

    「若鷲よ、羽ばたけ」(鎌倉千代美)

    鷲というより、まるでフェニックスか、鳥に変身した天女のよう!

  • 「Now, new, I am happy (III)」(Gang-Hee, Lee/韓国)<br /><br />幻想的@<br />

    「Now, new, I am happy (III)」(Gang-Hee, Lee/韓国)

    幻想的@

  • 「都市緑化計画」(野沢典子)/東京ドームホテル賞<br /><br />空に抜けるよう。<br />

    「都市緑化計画」(野沢典子)/東京ドームホテル賞

    空に抜けるよう。

  • 「蒼海」(土田文子)<br /><br />ふるさとの伊勢の海だそうです。<br />

    「蒼海」(土田文子)

    ふるさとの伊勢の海だそうです。

  • 「梢の上に風が吹く」(戸羽佐代美)<br /><br />確かに風を感じるデザインです。<br />

    「梢の上に風が吹く」(戸羽佐代美)

    確かに風を感じるデザインです。

  • 「夕景」(浦川和代)<br /><br />作者は抗癌剤の治療中で、副作用で左手が動かない中で作り上げたそうです。<br />キルトが生きる支えになったとのこと。<br />

    「夕景」(浦川和代)

    作者は抗癌剤の治療中で、副作用で左手が動かない中で作り上げたそうです。
    キルトが生きる支えになったとのこと。

  • 「Friends」(Mi-Sun, Chang/韓国)<br /><br />3つの棚が友人の象徴!?<br />

    「Friends」(Mi-Sun, Chang/韓国)

    3つの棚が友人の象徴!?

  • 「市の立つ日」(間瀬清恵)<br /><br />なんだかワクワクする絵@<br />

    「市の立つ日」(間瀬清恵)

    なんだかワクワクする絵@

  • 少し斜めから立体感を楽しむ<br /><br />グレーの上着の人は、カメラを構えているのでしょうか。<br />それともイモを持っているのかな(笑)。<br />

    少し斜めから立体感を楽しむ

    グレーの上着の人は、カメラを構えているのでしょうか。
    それともイモを持っているのかな(笑)。

  • 「夢」(栗原淑子)/優秀賞<br /><br />全体の雰囲気がなんとなくシャガールを思い出させます。<br />

    「夢」(栗原淑子)/優秀賞

    全体の雰囲気がなんとなくシャガールを思い出させます。

  • 「南南西の風、風力3。」(喜多博子)/ジャクリーヌ・M・アトキンス賞<br /><br />可愛くて、どこかなつかしい@<br />

    「南南西の風、風力3。」(喜多博子)/ジャクリーヌ・M・アトキンス賞

    可愛くて、どこかなつかしい@

  • 汽車ぽっぽと、周辺にあるのは綿毛のたんぽぽ?

    汽車ぽっぽと、周辺にあるのは綿毛のたんぽぽ?

  • 風になびく草と田舎道!?<br /><br />おわり<br />

    風になびく草と田舎道!?

    おわり

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この旅行記へのコメント (5)

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  • Oakatさん 2011/02/05 10:13:12
    「素晴らしい」 のひとことです!
    まみさん

    キルト7部作拝見!
    絵画と違って暖かさが感じられます・・・
    キルトの素材の柔らかさとふっくら感が作り出す芸術・・・
    絵画と単純に比べる事の出来ない素晴らしい芸術だと思いました。
    こうしたキルトの完成には長い時間を要すると思いますが、情熱と根気が必要とされますね・・・目も疲れそうですね・・・
    でも完成した時の感激は想像に難くありません・・・
    いいものを拝見しました。

    oakat

    まみ

    まみさん からの返信 2011/02/06 08:03:27
    RE: 「素晴らしい」 のひとことです!
    Oakatさん、こんにちは。コメントありがとうございます。投票もありがとうございます。
    延々と七部作も作ってしまいましたが、おつきあいいただいてありがとうございます。

    ほんとにこれだけのものを作成するには、情熱と根気が必要だとおもいました。
    私なんかキルト作品って売っているキルトの生地を使うことしか思い付かなかったくらいでしたもの。それが一からなんですよね。
    おっしゃるとおり、素材の柔らかさとふっくら感で、やさしいいやされるようなファンタジックな作品ぞろいです。
    それでいて絵だとしても全く遜色ないすばらしいデザインぞろい。
    写真ではその魅力を伝えきるのはとても難しいと思いましたが、いいものを見るとカメラを向けたくなるのは、もう写真好きの性ですねぇ@
  • sportcrossさん 2011/02/03 19:17:31
    す、すごいです。。
    まみさん、お邪魔しています♪

    キルト・・・私の知らない文化でした。。
    旅行記の1枚1枚がすごいの連続・・・

    美術館での絵画鑑賞でもそうですが、つい、
    「どうやってつくったんだろう」と考えてしまいます。

    キルトも図案を考えたり、
    様々な色の材料を用意したり、
    型紙とかも準備して製作されているんでしょうね。

    どれだけの時間がかかるんでしょうか。。

    驚きました。

    すぽくろ

    まみ

    まみさん からの返信 2011/02/03 20:51:48
    RE: す、すごいです。。
    すぽくろさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

    私はキルトの世界がすばらしいだろうなと漠然と知っていましたが、いやはやほんとにすばらしかったです。
    ただペンで絵を書くだけでも大変なのに、縫ってるんですよ。
    色の選択だけでなく、布地の選択も大変ですよね。
    布を解体するのも大変みたいですよ。
    大変だけど、好きな方にとってすごく面白くてのめりこむ世界だと思います。

    全部で7つも旅行記を作成してしまいました。
    まあ、よかったら他のもぜひ見てくださいませ@

    まみ

    まみさん からの返信 2011/02/04 23:53:06
    RE: RE: す、すごいです。。
    すぽくろさん、こんにちは。

    このシリーズのほかの旅行記も見て下さって、それから一つ一つ投票もしてくださってありがとうございます@

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