2011/01/29 - 2011/01/29
1222位(同エリア1708件中)
まみさん
手芸は、不器用というよりはそれに必要な忍耐力がないために苦手な私は、せいぜいボタン付けくらいしかやりません。
そんな私が東京ドームの国際キルトフェスティバルに行ってみたのは、手芸すらやらないド素人が見てもきっと楽しめると思ったからです。
案の定、非常に手間ひまかけて丹念に制作したことがうかがえるすばらしい力作ぞろいで感嘆しました。
精巧な、あるいはダイナミックな絵を見ているようと思って近付くと、実はそれら1つ1つが刺繍だったり、アップリケだったり、生地の柄だったり。
二次元の平面の絵のようでありながら、布や糸の部分が微妙に立体的な三次元で、二次元の絵にはない魅力があります。
現代絵画でも、例えばコラージュ手法などで、微妙に立体的な材料をキャンバスに貼り付けて制作したりしますが、ああいう作品の、ただの絵の具によるラインや色彩では得られない魅力に通じるのかもしれません。
というわけで、そんなキルトの世界に4時間たっぷり浸ってきました。
そして、初めて行ったせいもあり、まるでカタログでも作ろうかって勢いで、気に入った作品の写真を撮りまくってしまいました。
ちなみに、この東京国際キルトフェスティバルの存在を知ったのも、最終日に間に合ったのも、実はフォートラベルの旅行記のおかげです。
<初めて行った東京国際キルトフェスティバルの旅行記のシリーズ構成>
□(1)グループ部門───凝ったデザインや心の原風景を呼び覚ますデザインに魅了される
□(2)日本画を見ているような和のキルト部門と、キルト作家たちのキルトガーデン
□(3)延々と飽きなかった「花」のパートナーシップキルトと過去の日本キルト大賞の作品
■(4)キルト作家たちによる新作の競演(前編)
□(5)キルト作家たちによる新作の競演(後編)
□(6)まさしく絵になった額絵キルト部門と愛らしいジュニア部門の作品とアーミッシュのキルティングビー
□(7)一枚の絵を見ているようだった創作キルト部門(完)
若手ベテランを含め、さすがプロのキルト作家の作品競演部門というべきでしょうか。
新作「わたしのキルトスタイル」コーナーはパッと目を引く作品ぞろいでした。
いや、正確には、このコーナーも、です。
気に入ったのを見つけては、写真を撮る、の繰り返しでしたが、展示の説明からは、確かに、キルト作家たちのこだわり───デザインや色彩の選び方、訴えたいメッセージ、キルトを作るこにとになったきっかけや原点、これまでの創作活動を振り返ったものなど───が感じられました。
シリーズ作品もありました。
このキルトフェスティバルに来るのは初めてなので、過去に出品されたシリーズ作品は知らなくて残念でしたけど、シリーズで眺めなくても目の前の1点だけでもとても見応えありました。
東京国際キルトフェスティバル2011の公式サイト
(いつまで閲覧できるか分かりませんが)
http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/
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「青の幻想」(池敬子)
不思議な魅力のある作品です。
癒されるようですし、吸い込まれそうです。 -
「瞬間」(島田清美)
タイトルになんとなく納得できる現代抽象絵画を鑑賞しているようです。 -
「帯ふたつ:色ふたつ」(林アメリー)
琳派や安土桃山文化のような華やかさがありながら、派手すぎず、抑制もきいているかんじ。 -
「JAZZ」(水野めぐみ)
イラストレーター・パンジャさんとのコラボ作品です。
1つ1つをよく眺めると、とってもキュートなイラストばかりです。 -
楽器を弾く人物に注目
特に、はにかみ笑いのギタリストとニカッと笑うピアニストがチャーミング@ -
どれもかわゆい@
-
「スケッチ旅行:百塔のプラハ」(沢田淳子)
ああ、なつかしのプラハ。
タイトルを見る前に国旗でチェコって分かりました。
流れる音符は、スメタナの「モルダウ」のイメージでしょうか。 -
小塔をいくつもつけた帽子のような屋根が可愛い旧市庁舎とティーン教会を中心に
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プラハの街を斜めに横切る
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聖人の像が並ぶカレル橋
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「花の通学路」(森下圭子)の一部
おお、キルティング@ -
作品全体
作者の思い出に溶け込みそう。 -
「素晴らしい世界」(大西弘美)
十分なサイズがあれば、バレエ「白鳥の湖」あたりの舞台背景になりそう!? -
「アリスのキッチン」(村上美樹)
完全にお話どおりというわけではなく、不思議の国のアリスの世界をアレンジしているようです。 -
水道の蛇口からの水滴の中にアリス!
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ゆがんだ世界の中をせかせか走るウサギさん
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あちこちでちょろちょろとキュートなトランプ兵
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「色香る」(杉崎洋子)
新緑から夏の森から紅葉へとグラデーションのように景色がまとめられています。 -
まだ花も咲いている新緑の川沿いの村
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「メモリーキルト」(藤田久美子)
ポップでお洒落@ 大人向けにもいいし子供向けにもよさそう。
10周年というのはこのキルトフェスティバルのことでしょうか。 -
「読むキルト─創るという日常─」(岡野栄子)
とっても可愛いノートに日記のようにエピソードがつづられているかんじです。
内容もどれもユーモアがあって面白いです。 -
コーヒーの章
私もあんまり入ったことがないスタバのシステムはちょっと戸惑うかも。 -
文字が刺繍! しかも字がきれい!
「の」のような丸いところってどうやって刺繍しているのでしょう。 -
「カラフル」(稲川節子)
パリだ〜! おフランスだ〜! -
斜めに見ると、さらに楽しそう!
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「ネイチャーライフ」(村上光子)
自然を大事に。自然と共存を。 -
一部だけ切り取ると雰囲気が変わる@
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「創・つくる」(湊啓子)
創作活動への賛歌。 -
「いつまでも」(道正千晶)
炎のイメージに見えました。 -
斜めから見ると、赤い落ち葉をたくさん重ねたような作り
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「マーメイドラグーン」(高橋恵子)
まだ見ぬ世界へのあこがれを抱いて。 -
「世界の幸せの顔」(中山富美子)
ちょっとピカソの絵を連想しました。 -
斜めから眺めると、さらに動きが感じられる!?
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「キルトの旅」(若山雅子)
キルトを通じて様々な国に行き、1つ1つのピースがつながるように友人ができた感謝の気持ちを込めたそうです。 -
裁縫道具が残るテーブルの上に並べられたグリーティングカード
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マトリョーシュカ!
ロシアにも行ったようですね。 -
思い出がたくさんある絵はがき
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「Congratulations and thank you!」(栗原淑子)
誕生日のお祝い……ですよね?
私もちょうどこの前の日の1月28日に年を1つ重ねました。 -
布地の柄を生かしたデザインなのに、とっても美味しそう!
-
「水の惑星─with Hope─」(稲船典子)
シリーズ3部作の最後の作品だそうです。
前の2作品を知りませんが、なんとなく想像ができそうです。
「東京国際キルトフェスティバル2011(5)キルト作家たちによる新作の競演(後編)」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10542071
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