３泊４日新潟旅行　２日目は新潟泊

2010/10/30 - 2010/11/02

新潟旅行２日目

今日は、いよいよ新潟県です。

弟とは、燕三条駅前で12時に待ち合わせをしているので、ホテルを９時に出発しました。

もう台風の進路からは外れたようで、うっとおしい空模様ながら、雨も風も大丈夫なようです。

エリア 新潟市(新潟)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

滑川ICから北陸自動車道に入って、一路新潟を目指し走り出しました。

富山県の県境を越えたかと思うと、道路は海岸沿いに出てきました。
程なく通過する、親不知
その昔は、断崖と波で交通の難所といわれた所も、高速道路だと海上に作られた橋で難なく越えることができます。
車の助手席に居ながらにして、親不知にチョー接近です。

ここから海岸線を走りますが、糸魚川、上越と新潟県に入ってから結構走っているのに、燕三条はまだ先のようです。

なので、柏崎市・米山S.Aで　ちょっと休憩です。

サービスエリアの裏へまわると、目の前に日本海が、そしてその向こうには佐渡ヶ島が見渡せる公園になっています。

テーブルやベンチもあるので、ここで、「たこやき」をおつまみにコーヒーを飲みながら、助手席にずっと座っている疲れを癒しました。

芭蕉の句碑もあります。

｢荒海や　佐渡に横たふ　天の川｣

ほんの少し佐渡の島影も見えますが、波はそれほどでもありません。
昼間なので天の川も見えませんが、芭蕉が見たと同じ風景を、今こうして私も見ているのです。

そこで１句・・・・・出てこないのがザンネンです。

南北に長〜い、どこまで行っても新潟県をガンガン走って、燕三条ICで降りました。
そこから、弟と待ち合わせの燕三条駅に到着したのは、12時15分前。
「時間、ピッタリや〜」と、夫は満足げです。

10分ほど待って、弟と再会しました。
ここからは、新潟へ赴任してまだ半年ほどの弟が、案内してくれます。

弥彦神社へ参拝する予定だそうで、まずは、とりあえず、門前の食事処で腹ごしらえを。
また、ソバです。

正式名は「いやひこ神社」ですが、地名などが、すべて「やひこ」であることもあって、「やひこ神社」と呼ばれているそうです。

弥彦神社は弥彦山の麓に位置していて、弥彦山全体が神域であるだけに、かなり広くて、まさに山の中に居るという感じです。

ヒザ痛の母には、ちょっと、可哀相なくらいの長距離参道です。

でも、長距離参道を和ませてくれたのが、ずらっと並んだ菊まつりの菊たち。

毎年、菊花展覧会が11月１日〜24日まで開催されているそうで、訪れた10月31日は、本番前ですが準備万端。
弟も開催前日ではありましたが、このイベントをねらって連れて来てくれたようです。

「弥彦の杜（もり）」と名づけられた、大風景花壇です。
色とりどりの菊が、鮮やかに、また可愛らしくコーディネートされています。

私たちもそれぞれが、美を競い合って、この前で写真におさまりました。

愛好者の出品した菊は、どれも素晴らしいものですが、そのなかでも優れている作品には、いろんな賞が贈られています。

ちなみにこれは、「農林水産大臣賞」

菊作りも、ここまでいくと芸術ですね。
傘のようなこの形は、どんなふうに育てたらいいのでしょうか。
聞いたところで、作れはしませんが・・・・・・

本殿です。

家族の健康と安全、厄除けを、100円のお賽銭でしっかりお願いしました。

初詣でには毎年、参拝を待つ長い行列ができる拝殿前も人は少なく、今なら神さまに覚えてもらそうな気がします。

弥彦神社を出て、弥彦山スカイランをドライブしながら弥彦山山頂へ行きました。

弥彦山は標高634ｍ

あの、「東京スカイツリー」完成後の最高高さと同じなのだそうです。
〜世界一となる「東京スカイツリー」の高さを弥彦山で体験しよう〜
とキャッチコピーが、ひと足早い634ｍ体験を誘っています。

山頂には公園があって、日本海や佐渡ヶ島が一望できます。
米山S.Aでも見た佐渡ヶ島が、ここでは目と鼻の先です。

公園内には、煙突のように上に伸びた「パノラマタワー」があります。

「パノラマタワー」は360度ガラス張りで、100ｍの高さをゆっくりと回転しながら昇降する展望台です。

高所恐怖症でありながら、こういうものには乗ってみたいのです。
100ｍ上のてっぺんに到達したときは、背筋にスゥ〜ッとしたものが走るのをサディスティックに楽しみながら、日本海、弥彦・燕市街、弥彦山と360度、つぎつぎに変わる景色を高いところから堪能しました。

その後、弥彦からナビと人間ナビ弟との道案内で、渋滞に巻き込まれたりしながらも無事、新潟市内に到着しました。
そして母、念願の、弟が住むマンションへ立ち寄りました。
「一緒に見るか〜？」と母に誘われましたが、「部屋見ても・・・」と、私と夫はパスして車の中で待機していました。

夜は、弟の行きつけのお店でご馳走してくれるというので、早めに
今宵のお宿、「新潟グランドホテル」にチェックインしました。