2010/10/30 - 2010/11/02
748位(同エリア1449件中)
いちごさん
新潟旅行3日目
新潟観光も、あと数時間です。
楽しい時間は、アッという間に過ぎます。
旅の終わりが近づくと、いつも感じる、何か忘れ物をしてきたような気持ち。
それを、後日、こうして思い起こしながら整理して埋めていきます。
「連れてきてもらって良かった~」と
喜ぶ母を見て、私も来て良かったと思いました。
午後2時前にJR新津駅で車から弟を降ろすと、私たちは金沢へ向けて出発です。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
豪農の館 「北方文化博物館」
新潟駅から車で20分、JR新津駅から車で10分ほどの新潟市内「沢海(そうみ)」という地区に、それはあります。
越後随一の大地主であった伊藤家の豪壮な旧屋敷です。
戦後の農地改革で土地は伊藤家の手を離れ、住居や収集品は保存のため博物館として寄附されました。
現在、8代目伊藤文吉氏は館長をしておられます。 -
江戸時代中期のお正月。
初代文吉氏は、20歳で13000?の畑を与えられ百姓として分家独立しました。
移り住んだ家は、六畳二間と二坪の台所がついた土間のある家でした。
間もなく紺屋の娘と結婚をして、その縁で百姓のかたわら藍の商売を営むようになりました。
その後、若い夫婦はお金が貯まると畑を買い足し、商売も繁盛するようになり、やがて家を建て替えて蔵を造り、徐々に豊かになっていきました。 -
2代目文吉氏は、藍の他に雑穀を扱い、更に質屋、ま穀取(現在の倉庫業)と、商売は次第に大きくなり、名字帯刀も許されて、伊藤文吉を名のるようになりました。
代を重ね農地を広げ、所有地も全盛期には1市4郡64町村、1370万?にも及んだそうです。
現存の屋敷は、明治15年、5代目伊藤文吉氏が8年の年月を費やして建築した、敷地8800坪、建坪1200坪、部屋数65室の純日本式住居です。
これは、100畳の大広間です。 -
茶の間です。
茶の間といえども三間つづきで、開け放すと37畳あります。
我が家の、ひと部屋6畳の間だと、6部屋分が茶の間ですって。 -
三間続きの部屋の、上の間には神棚がしつらえてあります。
神棚のサイズも、こう言ってはバチが当たりそうですが、中二階のベッドコーナーくらいはあります。 -
額に掲げられた 「長寿十則」
「少肉多菜」「少塩多酢」 健康食の基本ですね。
「少煩多眠」「少怒多笑」 精神の健全さも、大事です。
「少車多歩」 運動は必須です。
なんにせよ、長生きするのは楽ではありません。 -
大広間に面した庭園は、鎌倉・室町時代の古式によって造られた回遊式庭園といわれるものだそうで、京都・銀閣寺ゆかりの庭師により、5年がかりで造られました。
個人の屋敷の庭というイメージとはほど遠く、立派な庭です。
屋敷内には、ほかにも前庭や玄関のアプローチなど、樹木が至るところに植えられています。
桜、ツツジ、牡丹、モミジなど、花の季節や紅葉の時期に訪れたらさぞやキレイなことでしょう。 -
当時、屋敷には家族以外に60人近い使用人が働いていました。
70坪の台所にあるカマドでは、毎朝、1俵の米を炊いていたということです。
釜は、お風呂に出来るほどの大きさです。 -
囲炉裏部屋
六尺(1.8m)四方の囲炉裏には、一度に16人が腰掛けて座ることができます。
寒い越後の冬、使用人たちはここで暖をとりながらコミュニケーションの場にもなっていました。
一度に16人も座れるとはいえ、60人近い使用人の人たち、囲炉裏に座るのも楽ではなさそうです。 -
北方文化博物館へ着いたのは、お昼前。
まず、弟が予約してくれていた屋敷内にある食事処で、お昼ご飯を食べました。
古民家大衆食堂 「食休み みそ蔵」
その名が示すとおり、昔は味噌蔵だったところです。
味噌蔵といっても、60人近い使用人をまかなうための蔵もまた、かなりの広さです。 -
私が小さい頃は実家も昔の家で、そういえば、そこにもありました、「味噌部屋」が。
ザンネンながら、「蔵」ではなく「部屋」と呼ばれる代物でしたが。
改造された食事処内は、130人を収容できる大広間をはじめ、10人〜70人の小部屋が数部屋あります。
70人用は、小部屋とは言いませんが。
私たちは4名の少人数ですが、足の悪い母のためにわざわざ和室にテーブルをセットしてくださり、こんなに落ち着いた空間で新潟県の郷土料理をいただくことができました。
今回、案内されるまでは、その存在を全く知らなかった「北方文化博物館」でしたが、とても見ごたえのあるホントにいいところを見せてもらいました。 -
その後、予定どおり弟を新津駅で降ろして、私たちは新津ICから磐越自動車道経由、北陸自動車道を金沢へ向けて出発しました。
この旅行、出発時は台風と同時進行で風雨を心配し覚悟もしていましたが、奇跡的に一度も傘を使うことなく、私の精進の良さを自慢していました。
が、ここにきて、高速道路へ入った頃から急に空が真っ暗になったかと思うと、新潟市辺りから猛烈な風とともに激しい土砂降りの雨に会いました。
車に乗っているので傘こそ使いませんが、それは、1m先も真っ白になるくらいの大雨で、ドライバーさんには過酷な状況になりました。
途中、小止みもありましたが、金沢市内もやっぱり土砂降りで
今宵のお宿 「旅館 大森」では、車から玄関の中に入るだけでもずぶ濡れになりそうでした。
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