2010/11/19 - 2010/11/20
720位(同エリア1591件中)
フラワーさん
トルコの充実した7日間も終わり、この旅行最後の滞在地エジプトです。
このツアーで始めて降り立ったのがカイロです。そしてそのときに宿泊したホテルにに2泊します。
今日20日はギザの3大ピラミッド観光のあと、午後はオプションに参加してメンフィス、サッカラ、ダハシュールに行きます。紀元前の建造物や石像は我々にどんな姿を見せてくれるのでしょうか。
この旅行のクライマックスの一つです。
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日の出前のホテルのデッキレストランです。ここで食事すると気持ちがいいです。
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部屋のベランダからの庭の眺めは、リゾートホテルの雰囲気が感じられます。
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7:15ホテル出発で早くもギザに着きました。
ピラミッドが大きいことを実感しました。そして想像より急勾配でした。
およそ紀元前2500年に、こんなものをどうやって建造したのか・・・。 -
エジプトには確認されているだけで100個を越えるピラミッドがあり、ナイル川西岸に沿った砂漠地帯に集中しています。その中でも最大規模を誇るのがこのクフ王のピラミッドです。
もともとの高さは146mでしたが、長い年月の間に頂上部分がなくなり現在は137mです。
平均2.5トンはある約300個のの石灰岩を積み重ねて造られています。しかもその石は、はるか600km離れたアスワンから運ばれたというのですから、信じられません。 -
富士山の5合目から頂上を見上げると、なだらかな丘のように見えますが、ピラミッドも近くで見上げるとこういうふうに見えます。
中腹の穴はAD9世紀にアル・マムーンという人が、盗掘のためにあけた穴です。
ここから石棺がある王の部屋に私たちも入りましたが、中は急勾配で狭く体力をかなり消耗します。
観光客が大勢いますから、すれ違うのもひと苦労です。 -
砂漠の動物といえばラクダです。
生まれてこのかた馬にも乗ったことのないジジもチャレンジしました。
アラビアのロレンスのようにはいきません。 -
足の負傷をものともせずババも乗りました。
料金はお一人様5米ドルでした。 -
「今日はいつもよりお客が多いな。しかもシロウトばかりでやりにくいよ。少しゆっくりさせて欲しいな」ラクダのつぶやき。
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ラクダはこのスタイルで客待ちしています。お行儀よく正座しているようです。
なんともチャーミングですが、隣の動物は不恰好ですね。 -
角度を変えてギザの3大ピラミッド遠景。
左からクフ王、カフラー王(クフ王の子)、メンカウラー王(クフ王の孫)。
このあたりも昔は緑豊かな土地かと思いましたが、ピラミッドを造ったときも広い砂漠だった、とのことです。
しかしどんな理由でこんなところに。まだまだ謎だらけのエジプトのピラミッドです。 -
カフラー王のピラミッドです。
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形の崩れた小規模のピラミッドがありますが、これらは王妃たちのピラミッドです。
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カフラー王のピラミッドとスフィンクス。
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“スフィンクス 横から見ると すこし変”
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ギザのピラミッドとはこれでお別れです。
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近くにある有名店。ピッツァハット&KFCです。
スフィンクスはこのお店をジーッと見ています。 -
町の様子。
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「ヒョウショウジョウ」ではありません。パピルスのお店で、パピルスの出来るまでのレクチャーを聴いています。
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パピルスのお店を見学しました。有名な作家の作品が多く、店内の撮影は禁止でした。
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ここでお昼ご飯です。
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ランチは名物シャクシューカというものらしい。
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簡単かつ質素な食事。これは年配者向きかも。
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こんどは香水とガラスのお店。
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とても繊細でこわれそうな(だから美しい)ガラスの香水入れが沢山ディスプレーされていました。
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持ち帰るのはとても危険です。
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このお店の前の通りはきれいに整備されていました。
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路線バスでしょう。
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一度ホテルに戻り、午後のオプション参加組はまた出発です。
ホテルの前の川です。 -
驚きです。
エジプトは世界でも有数の古代文明発祥の地ですけれども、現代の文化度は決して発達しているとはいえません。
日本でも50年前には、これに似たところもあったように記憶していますが。 -
バスからですがホテルに入る道です。
手前に川があります。 -
観光スポットをはずれるとまたこのような町、村になります。
果物屋さんと地元スーパーでしょう。 -
ダハシュールに行きます。
途中の町、村の風景です。 -
埃っぽく感じます。
食料品屋さんです。 -
どこでもロバが活躍しています。
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ダハシュールに着きました。
紀元前2500年頃のスネフェル王(クフ王の父)の屈折ピラミッドが遠くにあります。あそこまで行きたかった! -
やはりスネフェル王の赤のピラミッドです。この王様ピラミッドが好きだったんですね。
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パン屋さん忙しそうです。ここでも携帯電話が活躍しています。
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街角の喫茶店でのんびりする町人(まちびと)。
ところでこの2台の車は何してるのかな? -
街並みです。
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少し町はずれになりました。
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メンフィスに着きました。お土産物屋さん商店街がここにもあります。
メンフィスはエジプトの歴史上重要な場所で、古王国時代(BC2650年〜BC2180年)の首都でプタハ神の聖地でもあります。さらに遡れば、すでにBC3100年頃から国の中心として繁栄しましたが、いまではその面影もありません。
残されたものはプタハ神殿跡やラムセス2世の石像、大理石のスフィンクスなどです。 -
小ぶりなスフィンクスですが、それでも立派なものです。
アラバスターという大理石の一種で出来ています。いい顔を見せてくれます。 -
手で触れられるところに4000年以上前の芸術品があります。
この時間の重みはすごいです。 -
ラムセス2世とGODPTAH(プタハ神)の彫像、新王国時代の第19王朝。
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花崗岩で作られています。
仲良く並んでいます。 -
これもラムセス2世の石像です。
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ラムセス2世の巨大石像は建物の中に横たわっています。
保存状態はいいです。
ラムセス2世は第19王朝第3代の王で、在位はBC1290年頃〜BC1224年頃と言われています。当時国の勢いが衰えたエジプトを再建しました。
またこの旅行では行けなかったアブ・シンベル神殿などを造営したほか、ルクソールの神殿も改修しました。 -
右足が欠損しているのが残念です。
エジプトのこの時代に我が日本ではなにをしていたのか?ラムセス2世がヒッタイト軍と戦ったカデシュ(シリアのあたり)の戦いから約200年、水田稲作が始まり弥生時代となります。 -
ラムセス2世の巨像のある建物。
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ラムセス館の2階からの風景。
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この制服の人、一緒に写真を撮ってから言いました「チップ」、それに対しジジは「ノー」そうしたらこの警察官は言いました「ノー プロブレム」。ジジの頭の中は<プロブレムなのは君だ。警察手帳を見せてくれ>。
この人武装してますから、銃で撃たれなくて良かったと考えるべきでしょうか? -
階段ピラミッドが見えてきました。
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サッカラです。
大臣イムホテプはジェセル王の命により、当時の台状の墳墓を積み重ねて6段の階段状にしました。天に向かう巨大なピラミッドの始まりといわれています。 -
両サイドに遺跡の石柱が並んでいる通路を抜けて、ピラミッドの正面まで進みます。
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ジェセル王の階段ピラミッドです。ギザのピラミッドよりも100年ほど前のものですから、紀元前2650年頃に造られました。
現存する最古のピラミッドか? -
観光客はこんなことをやるそうです。皆さんに習って。
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右にあるのはウナス王(BC2180年)のピラミッドです。墓室内の壁面には、死者の魂の再生と復活を願うための文書「ピラミッド・テキスト」が書き込まれているそうです。これも最古のピラミッド・テキストと考えられています。
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発掘調査中の遺跡です。下に降りる階段がかなり深くまで造られています。
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これもどなたかのピラミッドでしょう。
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階段ピラミッドに夕陽が沈んでいきます。
4500年前と変わらぬ景色なのでしょうか。
なんともいえない情景です。 -
サッカラの夕暮れ。
夕陽の下に小さくピラミッドが見えています。 -
今日のディナーはナイル・ペキンという中華レストランです。
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見ているだけで満足です。
食事の前に添乗員さんからのサプライズがありました。Mさんのお誕生日と新婚さんのお祝いプレゼントがあり、同胞一同が大盛り上がりと相成りなりました。
そしてお互いにこの旅に一緒に参加できた喜びを分かち合い、さらに賑やかなナイル川の夜となりました。 -
ナイル川に浮かぶいわゆるボート・レストランでした。
いい雰囲気でしたし、お料理も美味しかったです。 -
ホテルに帰りました。
部屋のベランダから見ると、奥の方の庭の一角が何やら賑やかです。結婚式のパーティーのようです。 -
21:00近くになり片付けが始まりました。
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間違ってピローチップを少しだけ多く置いたことに気づきました。そのせいでしょうか、手の込んだベッドメイキングでした。
明日はカイロ市内観光のあと帰国の途につきます。
いい夢をみましょう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- sakuranohanaさん 2010/12/28 18:50:45
- ばっちりです
- 手の角度、お二人の息の合ったポーズは100点満点です。
- フラワーさん からの返信 2010/12/29 00:09:26
- RE: ばっちりです
- 監督が良いとこのように出来ます。
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