ギリシャ　トルコ　エジプト15日間盛りだくさんツアー

2010/11/08 - 2010/11/22

熟年夫婦カップル７組、母娘カップル１組　友人カップル２組、新婚旅行カップル１組、お一人様３名そしてベテラン添乗員１名総勢見ず知らずの２６名が修学旅行のようにあるいは家族旅行のように楽しく大騒ぎで３カ国をめぐるツアーの始まりから成田でさよならするまで。

今回の宿泊地
　エジプト　　カイロ・ギザ　　　　１泊
　ギリシャ　　アテネ　　　　　　　２泊
　　　　　　　カランバカ　　　　　１泊
　寝台特急（ギリシャ〜トルコ）　　１泊
　トルコ　　　アンカラ　　　　　　１泊
　　　　　　　カッパドキア　　　　１泊
　　　　　　　コンヤ　　　　　　　１泊
　　　　　　　パムッカレ　　　　　１泊
　　　　　　　アイワルク　　　　　１泊
　　　　　　　イスタンブール　　　１泊
　エジプト　　カイロ・ギザ　　　　２泊
　エジプト航空機内　　　　　　　　１泊

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 1.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 観光バス 飛行機
• 航空会社: エジプト航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

早めに成田に到着し、旅の無事を祈念しつつ一人乾杯。
アルコール類が一切ないエジプト航空ですから、今のうちに少しだけ胃袋へ
入れておきます。

機内モニターではこのオジサマが、救命胴衣装着などを教えてくれました。

１１月８日（月）１３時４５分離陸しました。
まもなく富士山が望めました。

ほどなくしてお昼ごはんです。美味しくいただきました。
写真の撮影時刻はエジプト・ギリシャ・トルコ時刻となっています。
なお白ワインは成田で仕入れました。

歯磨きセット・アイマスク・ソックスがセットで用意されていました。
今どきこのようなサービスは珍しく感じました。

ナイフ・フォーク・スプーンはステンレススチール製でした。

夜食のおにぎりはうれしいかぎりでした。

カイロまでの中間点は過ぎました。順調です。

カスピ海上空も通過し、あと１時間３０分でカイロです。

豪華なディナーでした。
私は牛丼、お隣は海鮮丼（いずれも“風”ではありますが）、煮物、そば、
フルーツもついて美味しくいただきました。お隣の方から少し分けていただきましたが・・・。お腹も満足の様子でした。
成田で仕入れた赤ワインは食事前に消えてしまいました。

カイロはもうすぐです。

２０時２２分、１０５２４ｋｍの飛行を終え夜のカイロに着陸しました。
気温は２０℃で暖かいです。
ここまで連れてきてくれたボーイング７７７を、バスの中から撮りました。
初めてアフリカ大陸の地を踏みました。

むずかしい字も並んでいます。
通貨はエジプトポンドで、１エジプトポンド＝約１８円です。
入国にはビザが必要です。１回１５００円です。明日ギリシャへ出国しまた１２日目にトルコから再入国しますので、３０００円必要です。
添乗員さんが手続きはしてくださいましたので、私たちは待っていれば良いのです。

有料道路の入口です。

２２時３５分ホテルに到着。
５つ星のカタラクト　リゾート　ピラミッドです。
夜なのでよく見えませんが、周辺の環境はあまりよろしくないようでした。
何だか埃っぽい。

ゴージャスなロビーです。

お部屋は広いのですが、ジュウタンはきれいとは言えず、全体に
薄汚れていたり、木部が剥がれているのをみると、出来た当初は豪華な
ホテルだったのが、その後のメンテナンスや日常の掃除が行き届いていない
のではと思われました。もちろん気候の影響もありますが。
リゾートホテルで建物がいくつかに分かれており、私たちのこの部屋は
入口から階段を上り（３階建てでエべエータはあったのですがどこにあるかも
分らずに）３階まで荷物を運び、さらに廊下を奥の奥のそのまた奥まで進み（途中で折れ曲がったり、階段を上ったり）大変なアルバイトの末、到達しました。

朝食はレストランのブッフェです。美味しそう。
この国では、水道水・生ジュースは飲むべからず、生野菜・果物はタベルナ（？）
ということでしたが、野菜は少々おっかなびっくりいただきました。

レストラン内部です。いろいろな国の人がいます。

広いデッキでも食事できます。
今日は７：００ホテル発ですから、ここは少し寒いぐらいでした。
カイロでは観光のない一泊で”一泊付きトランジット”というところでしょうか。
この旅の最後はまたここに２連泊する予定です。

プールもありいかにもリゾートホテルのおもむきです。
ここだけは空気が爽やかで気持ちいい。

ツートンカラーのカラス？
鳴き声は日本のカラスとそっくりでした。

ホテル３階廊下よりトウモロコシ畑とほこりっぽい街道を遠望。

ホテル前の街道はこんな具合になってます。

ロバと荷車と老人。

朝日の当たるモスク。

昨夜は暗くてよく見えなかった、朝日のナイル川です。
世界一長い河にしてはそんなに川幅が広くありません。
バスは二つの流れを渡りました。
河口付近のデルタでは、河が何本にも分かれているからでしょうか。
研究不足で分りませんでした。

周りは広い広い土と石の大地にマンション・アパートが沢山あります。
１０年後はどうなるのでしょうか？　どうしようとしているのでしょうか？
最上階から出ている鉄筋は“まだ建設中”という意思表示で、税金対策の
ためだそうです。

さみしいモスクです。

カイロ空港です。
エジプトでは橋と空港は軍事施設だそうで、施設内の撮影には注意が必要です。

空港のカフェで一息入れました。

アテネ行きは予定通りかな、確認です。

エジプト航空機、エアバスＡ３２０に乗り込みます。
天候に恵まれ快晴です。でもさすがに眠い。
約２時間のフライトで寝ていきましょう。

１０：５５出発（３５分遅れ）
すぐに質素な機内食、これがランチだな。
ま、いいか。

地中海を一路アテネへ。

ギリシャが見えてきました。

またまた見慣れない文字が並んでいます。
空港は静かで人も少なく、こじんまりした感じでした。

バスからアテネ市遠望。
ギリシャは人口１１００万人余、面積は日本の約３分の１、主要宗教は
ギリシャ正教、通貨はＥＵ加盟国ですからユーロです。

地下鉄入口です。交通手段はこの他にトロリーバス、バス、市電もあります。
１ユーロで１時間３０分有効で、多分どれにも乗れるので便利とのことです。

タクシーはきれいな黄色です。最低料金は３ユーロ。

２００４年のアテネオリンピックのときに作られたオブジェ。
ガラスの板で出来ていて、躍動感があります。
下にはアテネの文字がお花で。

さていよいよアクロポリス・パルテノン神殿に入ります。

坂を上っていくと神殿が近づいてきます。
しかしここは犬の天国です。首輪をした犬もいますが、飼い犬ではなく
狂犬病の注射をした犬だそうです。
無警戒に気持ちよさそうに熟睡中です。

ヘロデス・アティコス音楽堂かな？
その場でしっかり覚えておかないと・・・といってももう無理ですね。
紀元前４００年ごろに、ここでどのような音楽会があったのでしょうか。
みんな着飾って、お化粧して、会話をたのしんで・・・。
想像すると鳥肌ものです。

エレクティオン神殿。

展望台から古い街、プラカ地区を見下ろす。
遠くの丘はアテネの町で一番高い丘です。

ライオンの頭部が乗っています。
この日は好天でしたが風が強く、飛ばされそうでした。
２０００年以上の飛ばされないで頑張りましたね。

補修中のパルテノン神殿を左横から。
迫力がありました。

ほんとに何気なくこんなライオンがいます。
これも年齢２０００才でしょうか？

駐車場付近からアクロポリスを見上げました。
ここが絶好のシャッターポイントだそうですが、そうかな・・・。

パナシナイコ　オリンピック　スタジアムです。大富豪の寄付で
客席はすべて大理石だそうです。
マラソンの野口みずき選手がここにゴールインしました。

国会議事堂です。もともと国王の宮殿として建てられました。
この広場はシンタグマ（憲法）広場。１８３４年にここでギリシャ最初の
憲法が発布されたそうです。

ここにある無名戦士のお墓の前に衛兵が立っていて、１時間ごとに交替します。
こんな歩き方をしてゆっくりと。

広場前の大通りを走る観光オープントップバスと、夕暮れの街を撮る日本人
女性。

バスの車窓から国立考古学博物館や国立図書館やらを見ましたが、なにが
なにやら・・・この映像はたしか国立公文書館でしたかな？
前に立って考えている人は、ソクラテスさんとプラトンさんです。

添乗員さんの発案で、ホテルで夕食後２０：５０にホテルを出て、すぐ近くの地下鉄に乗って５つ目のアクロポリス駅へ行きました。
目的はアクロポリスから見下ろした、古き良きアテネの姿を残すプラカ地区の
散策です。

１ユーロのチケットも買いました。

きれいな駅です

アクロポリス駅構内に展示されている古代遺跡からの出土品の、
レプリカの数々。
これから地上に出て街あるきが始まります。