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『演慶堂での国楽』<br /><br /><br />今回の韓国伝統美への旅、その目玉は、<br />韓国観光公社企画「昌徳宮の月灯り紀行」。<br /><br />千載一遇、非常に価値の高い、かつ希少な企画。<br />なんと、「昌徳宮」(チャンドックン)を満月の下観覧し、<br />尚かつ、最高のロケーションの中で伝統音楽も鑑賞しよう、<br />という非常に贅沢な企画。<br /><br />全くもって実際、期待を裏切らない中身の濃い内容でした。<br /><br /><br /><br />「芙蓉池」(プヨンジ)から少し歩くと、「不老門」(プルロムン)が在る。<br />この門、王の長寿を願って建てられた。<br />しかしながら、今でもこの門をくぐった人は長生きするといわれている。<br /><br />そしてこの門をくぐって進んでいくとそこには、<br />私を魅了したあの「愛蓮池」(エリョンジ)が在り、<br />その端に「愛蓮亭」(エリョンジョン)が在る。 <br />「芙蓉池」にも似た美しい蓮池で、<br />昔のデートスポットと思われる所だそうな。<br /><br />この「愛蓮亭」を右手に見ながら進むと、<br />今回の企画「月灯り紀行」最後の建物、「演慶堂」となる。<br /><br /><br />『演慶堂』(ヨンギョダン)<br /><br />朝鮮第23代王、純祖28年(1828年)、<br />両班(ヤンバン)の家のように建てられ、<br />宮殿の建物でありながら丹青が施されていない素朴な姿で、<br />後苑(フウォン)に趣を添えている。<br />歴代の王達に愛されてきた所以をここでも感じる。<br /><br />中は、男性が生活をする舎廊棟(サランチェ)、<br />そして女性の生活の場、母屋(アンチェ)、<br />本を保管していた善香斎(ソンヒャンジェ)などで構成されている。<br /><br />昔はたとえ結婚をしても、<br />男と女がひとつの部屋で寝てはいけないとされていて、<br />男女別々に部屋が準備されていた。<br /><br />「舎廊棟」は、主人が昼間客を迎える舎廊房(サランバン)と、<br />夏の板の間、寝室などで構成されている。<br />そして、この空間で、<br />今回最後の鑑賞テーマ「伝統音楽」が催された。<br /><br />最高のロケーションの中で味わう「国楽」(クガク)。<br />伝統音楽のひとつ、主に宮中行事に演奏されたもの。<br />カヤグム(伽&#20539;琴)、ヘグム(奚琴)、ジャング(杖鼓)、テグム(大&#31506;)と、<br />伝統楽器を堪能する事ができたひと時だった。<br />できうれば、もう数曲鑑賞したかったものだ。<br /><br /><br />「昌徳宮の月灯り紀行」国楽演奏 ムービー<br /><br />&lt;object width=&quot;640&quot; height=&quot;385&quot;&gt;&lt;param name=&quot;movie&quot; value=&quot;http://www.youtube-nocookie.com/v/wszJP78sD5E?fs=1&amp;amp;hl=ja_JP&amp;amp;rel=0&quot;&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name=&quot;allowFullScreen&quot; value=&quot;true&quot;&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name=&quot;allowscriptaccess&quot; value=&quot;always&quot;&gt;&lt;/param&gt;&lt;embed src=&quot;http://www.youtube-nocookie.com/v/wszJP78sD5E?fs=1&amp;amp;hl=ja_JP&amp;amp;rel=0&quot; type=&quot;application/x-shockwave-flash&quot; allowscriptaccess=&quot;always&quot; allowfullscreen=&quot;true&quot; width=&quot;640&quot; height=&quot;385&quot;&gt;&lt;/embed&gt;&lt;/object&gt;<br /><br /><br />ご参照ブログ:&lt;a href=&quot;http://myfilter.exblog.jp/tags/韓国+伝統美への旅/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;マイ フィルター&lt;/a&gt;<br />ホームページ:&lt;a href=&quot;http://www.photoartplan.com&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;フォトアート&lt;/a&gt;<br /><br />

韓国伝統美への旅(34)「昌徳宮の月灯り紀行」(9)『演慶堂での国楽』

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2010/11/18 - 2010/11/23

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PhotoArt

PhotoArtさん

『演慶堂での国楽』


今回の韓国伝統美への旅、その目玉は、
韓国観光公社企画「昌徳宮の月灯り紀行」。

千載一遇、非常に価値の高い、かつ希少な企画。
なんと、「昌徳宮」(チャンドックン)を満月の下観覧し、
尚かつ、最高のロケーションの中で伝統音楽も鑑賞しよう、
という非常に贅沢な企画。

全くもって実際、期待を裏切らない中身の濃い内容でした。



「芙蓉池」(プヨンジ)から少し歩くと、「不老門」(プルロムン)が在る。
この門、王の長寿を願って建てられた。
しかしながら、今でもこの門をくぐった人は長生きするといわれている。

そしてこの門をくぐって進んでいくとそこには、
私を魅了したあの「愛蓮池」(エリョンジ)が在り、
その端に「愛蓮亭」(エリョンジョン)が在る。
「芙蓉池」にも似た美しい蓮池で、
昔のデートスポットと思われる所だそうな。

この「愛蓮亭」を右手に見ながら進むと、
今回の企画「月灯り紀行」最後の建物、「演慶堂」となる。


『演慶堂』(ヨンギョダン)

朝鮮第23代王、純祖28年(1828年)、
両班(ヤンバン)の家のように建てられ、
宮殿の建物でありながら丹青が施されていない素朴な姿で、
後苑(フウォン)に趣を添えている。
歴代の王達に愛されてきた所以をここでも感じる。

中は、男性が生活をする舎廊棟(サランチェ)、
そして女性の生活の場、母屋(アンチェ)、
本を保管していた善香斎(ソンヒャンジェ)などで構成されている。

昔はたとえ結婚をしても、
男と女がひとつの部屋で寝てはいけないとされていて、
男女別々に部屋が準備されていた。

「舎廊棟」は、主人が昼間客を迎える舎廊房(サランバン)と、
夏の板の間、寝室などで構成されている。
そして、この空間で、
今回最後の鑑賞テーマ「伝統音楽」が催された。

最高のロケーションの中で味わう「国楽」(クガク)。
伝統音楽のひとつ、主に宮中行事に演奏されたもの。
カヤグム(伽倻琴)、ヘグム(奚琴)、ジャング(杖鼓)、テグム(大笒)と、
伝統楽器を堪能する事ができたひと時だった。
できうれば、もう数曲鑑賞したかったものだ。


「昌徳宮の月灯り紀行」国楽演奏 ムービー

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ご参照ブログ:<a href="http://myfilter.exblog.jp/tags/韓国+伝統美への旅/" target="_blank">マイ フィルター</a>
ホームページ:<a href="http://www.photoartplan.com" target="_blank">フォトアート</a>

旅行の満足度
5.0

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