2010/11/18 - 2010/11/23
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PhotoArtさん
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『演慶堂での国楽』
今回の韓国伝統美への旅、その目玉は、
韓国観光公社企画「昌徳宮の月灯り紀行」。
千載一遇、非常に価値の高い、かつ希少な企画。
なんと、「昌徳宮」(チャンドックン)を満月の下観覧し、
尚かつ、最高のロケーションの中で伝統音楽も鑑賞しよう、
という非常に贅沢な企画。
全くもって実際、期待を裏切らない中身の濃い内容でした。
「芙蓉池」(プヨンジ)から少し歩くと、「不老門」(プルロムン)が在る。
この門、王の長寿を願って建てられた。
しかしながら、今でもこの門をくぐった人は長生きするといわれている。
そしてこの門をくぐって進んでいくとそこには、
私を魅了したあの「愛蓮池」(エリョンジ)が在り、
その端に「愛蓮亭」(エリョンジョン)が在る。
「芙蓉池」にも似た美しい蓮池で、
昔のデートスポットと思われる所だそうな。
この「愛蓮亭」を右手に見ながら進むと、
今回の企画「月灯り紀行」最後の建物、「演慶堂」となる。
『演慶堂』(ヨンギョダン)
朝鮮第23代王、純祖28年(1828年)、
両班(ヤンバン)の家のように建てられ、
宮殿の建物でありながら丹青が施されていない素朴な姿で、
後苑(フウォン)に趣を添えている。
歴代の王達に愛されてきた所以をここでも感じる。
中は、男性が生活をする舎廊棟(サランチェ)、
そして女性の生活の場、母屋(アンチェ)、
本を保管していた善香斎(ソンヒャンジェ)などで構成されている。
昔はたとえ結婚をしても、
男と女がひとつの部屋で寝てはいけないとされていて、
男女別々に部屋が準備されていた。
「舎廊棟」は、主人が昼間客を迎える舎廊房(サランバン)と、
夏の板の間、寝室などで構成されている。
そして、この空間で、
今回最後の鑑賞テーマ「伝統音楽」が催された。
最高のロケーションの中で味わう「国楽」(クガク)。
伝統音楽のひとつ、主に宮中行事に演奏されたもの。
カヤグム(伽倻琴)、ヘグム(奚琴)、ジャング(杖鼓)、テグム(大笒)と、
伝統楽器を堪能する事ができたひと時だった。
できうれば、もう数曲鑑賞したかったものだ。
「昌徳宮の月灯り紀行」国楽演奏 ムービー
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ご参照ブログ:<a href="http://myfilter.exblog.jp/tags/韓国+伝統美への旅/" target="_blank">マイ フィルター</a>
ホームページ:<a href="http://www.photoartplan.com" target="_blank">フォトアート</a>
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