韓国伝統美への旅（３０）「昌徳宮の月灯り紀行」（５）『敦化門の満月』

2010/11/18 - 2010/11/23

『敦化門の満月』

撮影データ：2010.11.21 18:31、月齢14.9、三脚使用
Nikon D7000, Nikkor18-200mmVR, f8.0, SS:1/8s, ISO400, WB:DayLight
まだ仰角が浅い満月は、望楼のすぐ傍に在り、
その色は気象条件により赤く焼けていた。



今回の韓国伝統美への旅、その目玉は、
韓国観光公社企画「昌徳宮の月灯り紀行」。

千載一遇、非常に価値の高い、かつ希少な企画。
なんと、「昌徳宮」（チャンドックン）を満月の下観覧し、
尚かつ、最高のロケーションの中で伝統音楽も鑑賞しよう、
という非常に贅沢な企画。

全くもって実際、期待を裏切らない中身の濃い内容でした。


「敦化門」（トンファムン）

さて、この門、太宗12年（1412年）昌徳宮の正門として創建された。
木造の二層門として最古のものとなる。
非常に大きく立派なもので、
この門をくぐると、今の喧噪を逃れる別世界への入り口、
そんな予感が湧いてくる。

朝鮮時代には２階の望楼に鐘と太鼓があって、
時を知らせていたとの事。
残念ながら、今は残っていない。

ただ、今も変わらず望楼の傍らにあるのは、大きな満月だった。


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エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0