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『想い渦巻く仁政殿』<br /><br />撮影データ:2010.11.21 20:16、月齢14.9、三脚使用、スローシンクロ<br />Nikon D7000, Nikkor18-200mmVR, f8.0, SS:1.5s, Strobe, ISO400, WB:DayLight<br /><br /><br /><br /><br />今回の韓国伝統美への旅、その目玉は、<br />韓国観光公社企画「昌徳宮の月灯り紀行」。<br /><br />千載一遇、非常に価値の高い、かつ希少な企画。<br />なんと、「昌徳宮」(チャンドックン)を満月の下観覧し、<br />尚かつ、最高のロケーションの中で伝統音楽も鑑賞しよう、<br />という非常に贅沢な企画。<br /><br />全くもって実際、期待を裏切らない中身の濃い内容でした。<br /><br /><br />「仁政殿」(インジョンジョン)<br /><br />そもそも、「昌徳宮」という空間は1405年、<br />正宮である景福宮の離宮として建造された宮殿である。<br />ところが、文禄・慶長の役(韓国では壬辰倭乱という)ですべての宮殿が焼失した為、<br />1615年に第15代王光海君(クァンヘグン)が「昌徳宮」を再建し、<br />正宮である「景福宮」が再建されるまでの約270年もの間、<br />正宮として政務を執り行う役割を果たすこととなった。<br />従って、朝鮮の宮殿の中で王が最も永く住んだ王宮、ということになる。<br /><br />そして、この建物が「昌徳宮」の正殿で、<br />当然の事ながら最も大きく、且つ威厳の在る建物、ということになる。<br />この空間で王の即位式や、臣下の朝礼式、外国使節の接見など、<br />国の重要行事が執り行われた。<br /><br /><br />今、そんな空間の中に我が身を置いている時、<br />光がほのかに投影する石碑と石畳の一つ々に歴史の重みを感じる。<br />武官や文官が左右に別れ、それぞれ並ぶ位置が厳格に定められる石碑が並ぶ。<br />「正九品」を最下座に、建物に向かって上座が並んでいく。<br />この格順を狙って日々、幾度とない立身出世と政権闘争が、<br />そして権力の二重構造が繰り返されてきた事だろう。<br /><br />島国である日本人の感覚からすると、<br />「王」と「家臣」との熾烈な対立構造に違和感さえも感じてしまう。<br />主観からすると、「王」という求心力よりむしろ、<br />そこには「家系」という、「村社会」的なものを感じてしまう。<br />いずれにしろ、そんな歴史が最も永く繰り返された空間である。<br /><br /><br /><br />ご参照ブログ:&lt;a href=&quot;http://myfilter.exblog.jp/tags/韓国+伝統美への旅/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;マイ フィルター&lt;/a&gt;<br />ホームページ:&lt;a href=&quot;http://www.photoartplan.com&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;フォトアート&lt;/a&gt;<br /><br /><br /><br />

韓国伝統美への旅(31)昌徳宮の月灯り紀行」(6)『想い渦巻く仁政殿』

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2010/11/18 - 2010/11/23

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PhotoArt

PhotoArtさん

『想い渦巻く仁政殿』

撮影データ:2010.11.21 20:16、月齢14.9、三脚使用、スローシンクロ
Nikon D7000, Nikkor18-200mmVR, f8.0, SS:1.5s, Strobe, ISO400, WB:DayLight




今回の韓国伝統美への旅、その目玉は、
韓国観光公社企画「昌徳宮の月灯り紀行」。

千載一遇、非常に価値の高い、かつ希少な企画。
なんと、「昌徳宮」(チャンドックン)を満月の下観覧し、
尚かつ、最高のロケーションの中で伝統音楽も鑑賞しよう、
という非常に贅沢な企画。

全くもって実際、期待を裏切らない中身の濃い内容でした。


「仁政殿」(インジョンジョン)

そもそも、「昌徳宮」という空間は1405年、
正宮である景福宮の離宮として建造された宮殿である。
ところが、文禄・慶長の役(韓国では壬辰倭乱という)ですべての宮殿が焼失した為、
1615年に第15代王光海君(クァンヘグン)が「昌徳宮」を再建し、
正宮である「景福宮」が再建されるまでの約270年もの間、
正宮として政務を執り行う役割を果たすこととなった。
従って、朝鮮の宮殿の中で王が最も永く住んだ王宮、ということになる。

そして、この建物が「昌徳宮」の正殿で、
当然の事ながら最も大きく、且つ威厳の在る建物、ということになる。
この空間で王の即位式や、臣下の朝礼式、外国使節の接見など、
国の重要行事が執り行われた。


今、そんな空間の中に我が身を置いている時、
光がほのかに投影する石碑と石畳の一つ々に歴史の重みを感じる。
武官や文官が左右に別れ、それぞれ並ぶ位置が厳格に定められる石碑が並ぶ。
「正九品」を最下座に、建物に向かって上座が並んでいく。
この格順を狙って日々、幾度とない立身出世と政権闘争が、
そして権力の二重構造が繰り返されてきた事だろう。

島国である日本人の感覚からすると、
「王」と「家臣」との熾烈な対立構造に違和感さえも感じてしまう。
主観からすると、「王」という求心力よりむしろ、
そこには「家系」という、「村社会」的なものを感じてしまう。
いずれにしろ、そんな歴史が最も永く繰り返された空間である。



ご参照ブログ:<a href="http://myfilter.exblog.jp/tags/韓国+伝統美への旅/" target="_blank">マイ フィルター</a>
ホームページ:<a href="http://www.photoartplan.com" target="_blank">フォトアート</a>



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