2010/11/05 - 2010/11/06
2930位(同エリア5373件中)
ちょんたさん
法隆寺。昔修学旅行で来た事があったような気もしますが、それは、幻だったのか、やはり来た事があったのか・・・・。あまりに昔のことゆえ、現実かどうかの境が分からなくなってしまいましたが、とにかく、長年憧れていた法隆寺。
なぜ気になっていたかというと、これも古い話になってしまいますが、ショパンコンクールで優勝したかのブーニンが10年ほど前に雑誌でドビュッシーの「パゴダ」という曲を弾くときに法隆寺を思うと言っていたからなのです。
私にとっては、「パゴダ」というとその音楽の響きから、ガムランの音楽或いは金色に光る宝塔をイメージするのです。
法隆寺といえば、世界最古の木造建築。金色のイメージはないのですが、外国人にとっては日本も東洋というくくりの中に入っているのだなぁと妙に感心したからなのです。
その法隆寺の鐘の音が聴きたいというのがあれからずっと私が思っていたことでした。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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何しろ、旅館が南大門のまん前にあるので、朝の散歩をして見ました。
阿吽の像の横には、これまた大きな狛犬が控えておりました。
見上げるほど大きな犬です。ライオンみたいな威厳・・・。
何でもすることが大陸的だったんですね! -
策の間から手を伸ばして、東大寺を取りました。
人が少ないでしょう? -
こ〜〜んなに広いんですね!!
これでは、先日一人で来た時に迷子になるわけです! -
人のいない南大門。こんな写真はめったに撮れません!!
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急に鹿が一目散にこちらに向かって走ってきたと思ったら・・・・。
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おじさんが毎日えさを持ってきてくれるのではないでしょうか?
吾も吾もと、芋の子を洗うように、押し合いへし合い・・
こ〜んなに群れている鹿を見るのは初めてでした!!
この奈良公園の鹿は、自然に生活しているのだそうですね。
だから、夜になると自分の縄張りに帰り、また公園に通勤してくるのでしょうか?
飼っているのではないそうです。
そんなことは考えたこともありませんでしたが、夜もその辺にいたからあの鳴声が聞こえたのでしょう。南大門近くが縄張りの鹿がいたのですね。 -
ここからは、晩秋の奈良公園の景色をお楽しみ下さい。
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これが奈良公園の全貌。
こちらもすごい広さです! -
南大門前のバス停から、法隆寺までのんびりとバスで行くことにしました。
こんなことは、なかなか出来ませんから、良い旅です。
途中の大和郡山のあたりで、公園に立つやぐらが目に入りました。 -
確か金魚で有名ですよね?
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薬師寺のあたりも通過します。
あわてて構えたのですが・・・・。
このあたりは、6月来た時に、頭がくらくらしそうなくらい暑くて、早々に退散した道だったことを思い出しました。
季節は巡ります。 -
旅館での朝ごはんは和食なので、二人とも目が覚めず、バスの中でぐ〜ぐ〜。
頭をしゃっきりさせるために、法隆寺前にあった喫茶店に入りました。
そこに飾ってあった写真です。
きれいな紅葉ですね!! -
冬はこんなになるようです・・寒そう。
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法隆寺は、日本で最初に世界遺産に認定されたと言うこと。
嬉しいですね! -
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法隆寺五重塔との2ショット!
憧れの人とめぐり合ったようで、ドキドキしました! -
確か、天女が飛んでいることで有名なんですよね?
肉眼では良く見えませんでしたが・・・。 -
私が聴きたかったのは、この伽藍に吊り下げられている鐘の響きです。
1000年前の斑鳩の里に住む人も聴いたであろうこの鐘の響。
はるかな時を超えて聴こえてきたとすれば、タイムスリップしたような気持ちになれそうで・・・・・。
が、残念なことにそよともそよぎませんでした・・・。
あれが鳴るときは、相当に風が強くないとだめでしょうね。
でも、そんな太古にロマンを感じられた素敵な時間が過ごせました。 -
こんなところで頑張っている鬼が。
これもおまじないだと言うことです。 -
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本堂。
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消失する前の建設当時のものが残っているのは、こちらの(本堂を背にして左手)の建物と。
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こちら(右手)と、残りの回廊だとボランティアガイドの方が説明してくださったと思います・・・・。
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金堂は修理中。
ここも、無粋な幕で覆われています。
興福寺でも思ったのですが、生涯に一度しか来れれない観光客もいるのだから、せめて、この幕に修理前の絵を書いておいて下さると良いと思うのです。
イアタリアでは、全ての幕に絵が描かれていましたので、よく見ないと、修理していることに気がつかないほどです。
観光立国であることと、粋な計らいに感心しました。
キリスト教の思いやりの心・・・・???? -
本堂と五重塔。
このあたりから電池が少なくなっていることに気がつき、節約撮影になってしまったのが残念!! -
江戸時代に左甚五郎が巻き付けたというのぼり龍。
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わずか真ん中が婉曲している回廊の渡し木。(何という名前でしょうか?)
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風格が違います。
悠然たる「世界一」の名に相応しい威厳が感じられ、頭をたれたくなります。 -
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ボランティアガイドの方と一緒に夢殿までの道を歩きました。
この両脇にあるのは、お坊さんの住居だそうで、そのお坊さんの家柄によってこの屋根の上に、各々違う飾りが付いているのだそうです。 -
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この黄色い色の壁の間に白い筋が入っていますが、この筋の本数で、格式を表しているのだそうです。
本数が多いほど、格式が高く、ここは貴族の位だとかわかるようになっていたとのことでした。 -
夢殿です。
美しい曲線美。
この繊細な曲線は、どのようにして生まれたものなのでしょう。
中に安置されていた仏様も、可愛らしかったです。
今年は、特別にご開帳されたようで、無理をして行った甲斐がありました。 -
弥勒菩薩で有名な中宮寺です。
こちらの建物は全く新しく作られています。
でも、教科書で見たとおりのあの、指をほほにちょっと添えた美しい菩薩様のお姿には、見とれてしまいました。
朝に晩に拝めた方たちは何という幸せなときを過ごせたことでしょう。 -
このひろ〜〜い参道を通り、バス通りに出ます。
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またバスに乗り、JR法隆寺駅に出ました。
帰りは電車で、JR奈良駅に出ました。 -
三条通りにある、奈良漬ものやさんの店内。
歴史がありそうです。
美味しそうなものがたくさん置いてありました。 -
美味しそうなコーヒーの香りにつられて・・・。
こちらのお店も古くて、レトロな雰囲気が奈良によく似合っていました。
美味しいコーヒーをご馳走様でした! -
近鉄奈良駅まで出てきました。
さすがに奈良です。モニュメントも弘法大師様でした。 -
ここまで来たからには!とひと頑張り歩いて、ガブリエラさんお勧めのスポット、県庁までたどり着きました。
玄関前では遷都君がお出迎えをしてくれています。
仲良く手をつなぎました〜〜〜〜!!
この後、県庁の屋上に上がると良いと教えてくださったので、専用のエレベーターで昇ると驚く景色が・・・。 -
先ず、興福寺の五重塔がこんなに見えて、感激!!
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南大門と東大寺でしょうか。
それにしても手前の紅葉のきれいなこと。
両方撮りたくて、ぎりぎり入れてみました。 -
屋上で終わりかと思ったのですが、その上の展望階までもう3階昇れると言われて、勿論昇ってきました。
そこからの景色がこれ。
五重塔の下に公園が広く見えてきました。 -
東大寺もよりはっきりと。
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後ろの若草山も雄大なんですね。
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この後、夜まで開いている博物館に5時に到着。
入り時には、何も待たずには入れましたが、中で「五弦の琵琶」をガラスケース越しに間近に見るのにまた、ぐるぐると長い列があり、でも30分ほどでこれも見られました。
美しいものです!
とても1000年のときを経たものとは思えない輝きを放っていました。
実際に聖武天皇や光明皇后がお弾きになっていたのでしょう。
これを保存できていた正倉院の建物の構造には畏敬の念を覚えます。日本人のすごさ。
私はとても誇りに思いました。
そして帰ってきた旅館の玄関。よく見るとトラが描かれていたのです。江戸時代のものだとか・・・。 -
下の広間で、私たちが帰る日に会合があるということで、支度をされていました。
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奈良でなければ見られない几帳?でしょうか?
素敵なものです。 -
離れもありました。
あちらが静かで良いそうです。
今度泊まるときにはあちらも良いわね〜〜と姉と言いながら帰路に着きました。
本当に今回は、思いがけなく、4トラのトラベラーさんたちのお陰で大変楽しい、かつ充実した旅行をすることができました。
本当にありがとうございました。
お読みくださった方も、ありがとうございました。
鹿観荘の皆様、おもてなしの心をありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ありママさん 2010/12/24 14:33:41
- 中宮寺
- メリー クリスマス☆★ ちょんたさん。
何を隠そう、隠す必要もありませんが私、4トラ参加早々のプロフに、好きな場所は『中宮寺』って書いていたんですよ。
”弥勒菩薩”の前にいると、無心になれて大好きな場所です。
私も、ちょんたさんより少し早く奈良に行きましたが、滞在時間があまりにも短かったので、斑鳩の里まで足が延ばせず、後ろ髪を引かれる思いで帰ってきました。
奈良には何度も行っていますが、いつも、京都や大阪とのセットで日帰りばかり。
次回は、数泊してゆったりと回ってみたいなあと思いました。
羨ましい旅行記です。
ARIC
- ちょんたさん からの返信 2010/12/24 23:57:00
- 前世は姉妹?はたまた、双子???
- ARICさん
> メリー クリスマス☆★ ちょんたさん。
メリークリスマス!!ご夫婦でオペラなどをご覧になっているのでしょうか?
> 何を隠そう、隠す必要もありませんが私、4トラ参加早々のプロフに、好きな場所は『中宮寺』って書いていたんですよ。
>
> ”弥勒菩薩”の前にいると、無心になれて大好きな場所です。
あら〜〜〜!ARICさんとは、運命の赤い糸が、ぐるぐる巻きになるほど
巻かれている様な気になってきました!!
私もこの中宮寺の弥勒菩薩様、心惹かれます。
> 次回は、数泊してゆったりと回ってみたいなあと思いました。
>
次回は、是非、ゆっくりと!魅力ありますからね。
ちょんた
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